いよいよ来週3月22日発売! 「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」の発売直前プレミアムイベントレポート

2019年03月11日 23:010

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2019年3月10日(日)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とフロム・ソフトウェアは、2019年3月22日(金)発売予定のPS4用ソフト『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(発売元:株式会社フロム・ソフトウェア)の発売直前プレミアムイベント「PlayStation presents 『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』COUNTDOWN LIVE」を東京タワーメディアセンターにて開催した。

「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」は、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズや「Bloodborne」(発売元:SIE)などで知られるフロム・ソフトウェアの最新作。刀と刀がぶつかり合うスリリングな剣戟(けんげき)や、没入感のある独特な世界観が話題を呼び、ゲームファンたちの熱い注目を集めている作品だ。

この記事では、発売直前イベント「PlayStation presents 『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』COUNTDOWN LIVE」ステージイベントの模様をフォトレポート形式でお届けしよう。


「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」COUNTDOWN LIVEフォトレポート

ステージイベントでは、まずフロム・ソフトウェアの北尾泰大氏が登壇。北尾氏は、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』について、「我々フロム・ソフトウェアというと、昨今は『ダークソウル』シリーズと『ブラッドボーン』というイメージが強いと思いますが、これらには2つの特徴があると考えております。

まずひとつは“ハードでやりがいのあるゲーム性”です。道中が強敵や罠など危険に満ちていて、プレイヤーは心が折れる寸前までひたすら死にまくることになります。そいった困難を自分の工夫と学習によって乗り越えたときに、非常に高い達成感を感じていただける。それがひとつ目の大きな特徴かなと。

そしてもうひとつは、“ダークな世界観”。我々は、世界観を緻密に描くことで没入感のある世界観を目指してきました。本日紹介させていただく『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、“ハードでやりがいのあるゲーム性”と“ダークな世界観”というふたつの特徴を明確に引き継いだ作品となっております。しかし、戦国時代末期の日本を舞台とした壮絶な忍の戦いを描くということ、シングルプレイのアクションアドベンチャータイトルということで、そういった特徴を引き継ぎながらも、これまでにないアクションやシステムを採用したタイトルになっています。我々(フロム・ソフトウェア)らしさはちゃんと引き継ぎつつも、プレイのテンポはこれまでとは違ったものになっています」と語り、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の概要をコンセプトとシステムの2つにわけて紹介した。

■コンセプト(舞台
▲本作の舞台は、数多の戦で疲れ果てた戦国時代末期の日本。“隣につながる城”といった魅力的なステージに、日本古来のオリエンタルで色鮮やかな風景をたっぷり盛り込んで、本作ならではの戦国時代を描いている

▲本作の世界には実在の人物や場所は登場しないが、実際の戦国時代末期にあったものを研究したうえで“フロム・ソフトウェアが考えるオリジナルの戦国時代”が構築されている

▲戦国時代末期の雰囲気を足がかりにしつもつ、巨大な蛇といったフロム・ソフトウェアらしい“発想の飛躍”も健在。また、本作では、ほぼすべてのマップがシームレスにつながっており、中盤以降はプレイヤーによって攻略順が変わってくることも

■コンセプト(ストーリー
▲本作の主人公はふたり。ひとりは「忍」。“狼”とも呼ばれる彼は凄腕の忍だが、非常に孤独な男だ

▲もうひとりの主人公は「御子」と呼ばれる少年で、プレイヤーが操作する忍の主。ある特別な血筋の生まれゆえに危険にさらされている。物語の冒頭で、御子は敵である「葦名」にさらわれ、忍は左腕を切り落とされたあげく命を落とす。しかし、なにゆえか忍は復活し、さらわれた御子を助けだすために戦う。凄腕だが孤独な忍と、特別な血筋ゆえに何も持たない御子という、孤独な主従の絆と成長の物語が本作のテーマとなっている

■コンセプト(アクション
▲凄腕の忍による、壮絶な戦いを再現するため、本作には「剣戟」をはじめとするさまざまなアクションやシステムが導入されている

▲攻撃を刀ではじくことで敵の体幹にダメージを与える「剣戟」システムは、フロム・ソフトウェアのリードゲームデザイナー・山村氏による実機プレイにて紹介された

▲ストーリー序盤で切り落とされてしまった忍の左腕の代わりに付けるのが「忍義手」。この「忍義手」には、忍の定番である手裏剣、盾を壊す斧といった武器を仕込むことができる。なかには、一瞬で伸縮する槍や、光と煙で敵の目をくらます爆竹など、個性的な義手忍具が用意されている

▲忍義手のもうひとつの機能である「鉤縄」。木の枝や建物の屋根などに引っかけることで、立体的なマップを縦横無尽に移動したり探索したりすることができる。また、高所から敵の配置を確認してどの敵から倒していくかといった戦略を練ったり、敵に囲まれたときの緊急回避にと、使い方はさまざま。さらに、死んでしまっても1度だけその場で復活できる超常の力「回生」。復活できるタイミングは自分で選ぶことができるため、油断して背を向けた敵を後ろから倒すなど、自分の死すら活用して戦う“フロム・ソフトウェアらしい忍像”となっている

■システム(成長)
▲本作の成長システムは、スキルツリー制を採用。敵を倒すと得られるお金とスキル経験値のうち、スキル経験値を消費することで自分が習得したいスキルを選択することになる。スキルツリーは複数用意されており、それぞれ個性の異なるスキルが習得可能。新しい技を習得したり、敵に見つかりにくくするパラメータを上げたりと、自分だけのロールプレイが楽しめる 

■システム(死)
▲御子が住む平田屋敷が野党に襲われ、屋敷から御子を救い出すというシチュエーションでの、山村氏による実機プレイ。鉤縄を駆使して行く手をはばむ炎を避けたり、敵の会話を“盗み聞き”して情報を得るなど、本作ならではの魅力が披露された

▲『ダークソウル』シリーズでは、死んでしまっても一回だけであればソウル(経験値・お金)を回収するチャンスが用意されていたが、本作では一度だけ復活することができる「回生」というシステムが採用されているため、「回生」をしたうえで死んでしまうと、強制的にスキル経験値とお金が半分になり、回収することはできない。なお、お金に関しては、マップ上に点在するショップでお金を銭袋のようなものと交換することで安全に持ち運ぶことができるほか、確率で発生する神仏の助け「冥助」(みょうじょ)が発生すると、「回生」後に死んでしまってもスキル経験値とお金が減らないという救済措置も用意されている

■来場者からの質問コーナー
▲「複数のエンディングがあります。プレイヤーの選択や攻略によって変化する、マルチエンディングになっています。また、いわゆる周回プレイも用意されているほか、ゲームの中であることをすると“より難しく”なります。そのぶん多くの経験値やアイテムがもらえるので、より歯ごたえのある体験を楽しみたい方は、ぜひやっていただけたらと思います」(北尾氏)

▲「メインウェポンは、物語の序盤で御子から授かる“楔丸”という刀をずっと使っていくことになります。左腕の義手忍具については、最初は何も持っていませんが、道中で手に入れたりショップで購入することでどんどん増えています。義手忍具は改造することが可能で、手裏剣であれば最初は1発投げるだけだったのが貫通弾になったり、多段ヒットするようになったりと、さまざまなバリエーションが用意されています。また、忍が背中に背負っている刀は“不死斬り”というストーリーに根ざした刀で特別な場面で使うことになりますが、後半では武器として使えるシチュエーションも用意されています」(北尾氏)

■SEKIRO LIVE CHALLENGE「隻狼生挑戦」
▲フロム・ソフトウェアの大ファンという、音楽プロデューサー・DJアーティストのTeddyLoid氏が、本作のボス・破戒僧に挑むSEKIRO LIVE CHALLENGE「隻狼生挑戦」。『ダークソウル』シリーズや『ブラッドボーン』をやり込んでいるというTeddyLoid氏だけに、破戒僧を撃破手前まで追い詰めるも、残念ながら死亡(本当に惜しかったです…)

▲惜しくも負けてしまったTeddyLoid氏に変わって、山村氏による破戒僧のリベンジ戦。さすがのプレイで見事に破戒僧を撃破!

■展示コーナー
▲会場には、1/1サイズの忍義手や制作中のフィギュアの展示も

▲「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」の設定画や初回版パッケージも

【商品情報】
■「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」
・対応フォーマット:PlayStation 4、Xbox One、Windows
・発売日:2019年3月22日(金)
・価格:パッケージ版・ダウンロード版 7,600円(税別)
・ジャンル:アクション・アドベンチャー
・CERO:D(17歳以上対象)
・開発/共同開発:株式会社フロム・ソフトウェア/Activision Publishing, Inc.
・国内販売元:株式会社フロム・ソフトウェア
・数量限定初回特典:特装パッケージ、デジタルアートワーク、ミニサウンドトラック

※特装パッケージは、パッケージ版にのみ付属します
※デジタルアートワークおよびミニサウンドトラックはダウンロードでの提供となります

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