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5人のキャラクターの個性が楽しい、ユニット曲とソロ曲
── 「キミの世界にまざりたい」はナミ、レナ、ユアの曲ですね。 岩井 「アイスクリーム」ってすごい叫んでる曲です（笑）。「I scream」ってことなんですよ。
大西 「私は叫ぶ」って意味なんです。「Ice Cream」との引っかけで。
岩井 甘いのと切ないのとが混ざってて、心の内を……キミの世界にまざりたいって想いをバーンとぶつけるような曲で。……すごくアイスクリーム中毒になってほしいなって（笑）。
園山 ナミさんというか映美里ちゃんとしてはね！ （笑）。
大西 映美里ちゃんはアイスクリームがすごく好きで、毎晩食べてるっていう話を聞いていて。
岩井 食べてます。
大西 そこからも取られてるのかな？ と思うと、それもかわいいエピソードだなぁって。
岩井 えへへ……うれしいです♥。
大西 歌い分けなんですけど、ソロ曲ともなんとなく連動している感じになってるんです。ユアちゃん だったら、私のことを見てついてきてみたいな感じの部分だったり、私……レナちゃん だと、想いを告げられなくて、でもいいたいよぉ！みたいな切ない部分を歌ってるんです。そういうキャラクターらしいところもあって、よいなって思います。
園山 サビの中に「ねぇねぇ」って声が入るところがあるんですけど、それは歌詞じゃなくて、そういう呼びかけをそれぞれがいろんなパターンで録って、その中から組み合わせたりして、耳元に3人が直接呼びかけてくるような感じになってるんです。
大西 左右から別々に聞こえてきたりとか。
岩井 だからイヤホンで。
園山 そう！ イヤホン推奨だね♪
── ホムラとハルカの「キミがいた季節」は、失恋の曲ですね。 社本 「忘れなきゃね 明日は」っていう詞は、私の中では本当に忘れられない人がいう言葉なんです。前には進みたいけど、でもやっぱりちょっと怖いし……っていう、心の葛藤が歌に込められたんじゃないかなって思っています。だんだん後半になるにつれて、想いがグッと上がっていくのが聴いていてもすごくわかりやすいなって思ったので。そういう気持ちの部分で、寄り添って聞いてもらえたらと思います。
直田 曲の後半は「好きだよ」って本当は言いたかったんだ！っていう感情の上がり具合が著しくて。ライブで歌ったら、自分の涙腺大丈夫かなぁ？って。その意味では生で歌うのが楽しみでもあります。それとホムラ と2人でハモってたり追っかけしているところがあるんです。ホムラは天性のアイドルだけどちょっと孤独を感じていたっていう部分に、天才肌のハルカ が現れてその孤独をちょっとずつ和らげていくっていう、2人の信頼関係がこのハモリでも出ているような気がして。そんなキャラクター性も感じられる曲です。
── ホムラのソロ曲「微炭酸イノセンス」は、すごく正統派で元気なアイドルソングですね。 社本 本来のホムラは天性のアイドルで、この曲を歌うべくして生まれた感じがあるなぁって。私としても王道のアイドルソングをホムラとして歌いたい気持ちがずっとあったので、この曲を歌えたのはすごくうれしかったです。とびっきりかわいく歌いましたので、かわいいホムラを楽しんでほしいです。それからもうひとつ！ 「♪人混みの中で 君のことを 最初に見つけるのは〜……あ、歌っちゃった」（一同・笑）。そこはホムラがファンのほうへ向けて歌ってるんじゃないかな？って思っていて。やっぱりアイドルなので（笑）。だからそういう気持ちも込めていますので、感じ取ってもらえたらって思います♥
── 続いてナミのソロ曲の「Music☆Showtime」ですが。 岩井 ナミのソロってどんな歌が来るんだろう？って思ってたんですよ。そうしたら、すごいキラキラしたシャワーを浴びている気分になる曲で。私も歌うときに、キラキラシャワーを振りかけるような気持ちで歌いました。歌詞も、ナミとしての気持ちとか、いろいろな想いや葛藤も……私の中での推測として、彼女の中のリーダーとしての葛藤や気持ちが全部歌詞に込められてる感じがして。それでもみんなと一緒に歩きたい！みたいな気持ちが感じられて。私もSPR5として活動してきて大切に思えるメンバーと出会えたので、そんなナミの想いも感じつつ、彼女と私がより一層リンクした気持ちになりました。
── 「いつか孤独を満たすまで」は、ハルカらしいクールな曲です。 直田 すごくエネルギーを使う曲なんですけど、この曲を通してハルカのことを私がより知ることができました。特にサビの「空っぽのココロに 五線譜をしきつめ あなたに歌うの」っていう部分で、ハルカは言葉でなかなか言えないけど、歌で想いを届けているアイドルなんだっていうことを私がちゃんと知ることができました。それから間奏には生でバックコーラスも贅沢につけていただいて。本当に「ハルカが治める帝国の国歌」に仕上がったんですよ（笑）……ああ、もう全然まとまらない！
園山 どうした!?。
直田 私の中でハルカが歌っている姿が見えるんです。後ろに帝国のすごい城が建っていて、目の前に帝国の民がずらーっといて（笑）。ハルカが旗を片手で持ちながら国歌を盛大に歌ってるイメージが浮かんでいて。そういう熱さはCDで聴いても伝わるだろうし、ライブならもっと……。私はライブごとに歌の雰囲気が変わっちゃうんです。でもそういう進化したバージョンを生で聴いてほしいんです！ 絶対にいいと思います！
岩井 自画自賛でハードルが上がってますね（笑）。楽しみ。
大西 むっちゃ、上がったよ！（笑）。
── レナの「doi do-wa!」は、王道なアイドルソングですね。 大西 「どぅい どぅわ」って、このタイトルをいっぱい言ってるところがあるので、ライブではみなさんと一緒に歌って盛り上がってテンション上げていきたいと思ってます。歌のポイントとしては、最初の「もう一回 好きって 素直に言えたらいいなぁ」と「ねぇねぇ教えて ねぇねぇ聞かせて」っていうところがあるんですけど、そこはレナちゃんの精一杯さが伝わるようにというか、声を震わせながら顔を真っ赤にしながら、息が詰まりながら頑張って振り絞った声みたいな雰囲気で歌えたらいいなと思って、歌ったところです。声は震えがちなんですけど、そういった想いとかを受け取ってくれたらうれしいなって思います。
── ユアのソロ曲「Welcome Wonder Land」はノリノリの曲ですね。 園山 本当に一度聴いたら病みつきになっちゃうような電波ソングをいただきました。でもユアのキャラクター性的にはこれくらいぶっ飛んでるのがちょうどいいかな？って。なるべく自分もそれくらいのテンションと気合で歌えるよう頑張りました！ 全体にセリフっぽい感じの部分が多くて、その中でも2番のがっつり叫ぶ「よそ見しない!私だけ見て！抱きしめてー！」は、レコーディングしてる最中に「もう、叫びましょう」って決まったんです（笑）。ユアちゃんが日頃からいってる「愛してる」とか「大好き！」とか「もっと私のことを見てほしい」っていう素直な気持ちの現れで、そこを楽しみながら聴いてもらえたらと思います。
