ついに本日11月16日発売! 「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ」発売記念イベントレポート

2018年11月16日 22:490

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本日11月16日(金)発売のNintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター』シリーズ最新作、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』と『ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ』の発売記念イベントが、池袋サンシャインシティ噴水広場(東京・池袋)にて開催した。

『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』は、1998年にゲームボーイ用ソフトとして発売された『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースに、遊び方やシナリオをSwitch用に再構築したリメイク作品。

『Let's Go! ピカチュウ』ではピカチュウが、『Let's Go! イーブイ』ではイーブイが「相棒」となり、衣装やアクセサリーの着せ替えや髪型の変更ができるほか、フィールド上で使える特殊能力「ヒジュツ」や、バトル時の「相棒わざ」など、相棒にしか使えないわざを繰り出せる。そのほか、バトルやポケモンを捕まえる際に協力することができる「ふたりプレイ」や、『Pokémon GO』で捕まえたポケモンを本作の「GOパーク」に連れてくることができる『Pokémon GO』との連携機能など、さまざまな新要素が追加されている。

ここでは、早朝にもかかわらず多くの「ポケモン」ファンたちが集まった『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』の発売記念イベントの様子をお届けしよう。

▲イベント開始前に配布されたポケモンのぬいぐるみを手に、記念撮影

イベントでは、MCを務める十束おとはさんの「おはようございまーす!」という元気なあいさつのあと、本作の相棒となるピカチュウとイーブイが登場! 愛らしい仕草で集まったファンたちを和ませたところで、株式会社ゲームフリークの増田 順一氏、大森 滋氏、斉藤 優史氏が「ポケモーニング」と登壇。本作のディレクターを務めた増田 順一氏は、集まったファンの多さに驚きつつも、「今日から世界中の人たちがプレイしてくれると思うと、とってもうれしい気持ちです」と、笑顔で答えた。


続いて行われたトークショーで、「ディレクターとしてのお仕事について」質問された増田氏は、「Nintendo Swichが発売されるということで、片手で遊べたり、モンスターボールを投げて「Pokémon GO」のように(ポケモンを)捕まえる仕組みを考えたり、ふたりで協力プレイができるようにしたり、(ポケモンを)連れ歩くことができるようにしたりと、最初の企画の段階からアイデアを足していって、スタッフといっしょに作っていくという役目でした」と、ゲームデザインやシステムにまで踏み込んだ、ディレクションにとどまらない仕事ぶりに、MCの十束さんからは「私にとっては、神のような存在です!」という言葉が飛び出す一幕も。


「どのような遊び方がおすすめですか?」と質問されたプロデューサーの大森 滋氏は、「今回、ふたりでいっしょに遊ぶことができるので、ともだちや家族とふたりでボールを投げたりと、みんなで楽しんでほしいですね。

また、ピカチュウとイーブイもかわいいんですけど、ほかのポケモンを連れ歩いて、いろいろな場所に連れて行くと、かわいい仕草がいっぱい見られると思います」と、今作の「相棒」であるピカチュウとイーブイはもちろん、そのほかのポケモンたちとの冒険も楽しんでほしいとアピールした。


「今回とくに苦労した点や、開発していて楽しかった点はありますか?」と質問されたプランニングディレクターの斉藤 優史氏は、「いやぁ~」と大変だった開発期間を振り返りながら、「初めに増田(順一氏)から、『今回はポケモンをフィールドにそのままの大きさで出したい』と言われたときは、アセりましたね。みなさんご存知かもしれませんが、イワークとか8mくらいあるんですよ…民家の上くらいまであるんです。そんな大きいものを出すんですか!? って(笑)。

でも最終的には、そのままの姿をフィールドに出すことができました。これまでのゲームと比べて、(ポケモンたちが)より生き生きしている感じを楽しんでいただけたらと思っています」と、開発時に苦労したエピソードを披露した。


ここで、お三方以外のゲームフリーク社員の方たちが紹介され、代表してアートディレクターの海野 隆雄氏が登壇。「発売日を迎えたお気持ちは?」と質問された海野氏は、「やっと発売日を迎えられて、本当にうれしく思っています。これから世界中の人たちに楽しんでもらいたいな、と思っておりますので、みなさんよろしくお願いいたします」と挨拶。


そして「(アートディレクターとして)こだわりの点はありますか?」という質問には、「携帯モードで遊んだときに楽しいのはもちろんですが、今度はNintendo Switchということで、リビングのテレビに映し出して家族や友だちがいる中でプレイしたときに、みんなが『あ、ちょっとやってみたいな』、『いっしょに遊んでみたいな』と思ってもらえるような、やさしい画面作りを意識しました」と、海野氏の人柄がうかがえるようなコメントが印象的だった。


続いて、お話は『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』のゲーム内容に。大森氏は、「何から話せばいいのか…すごく難しいのですけど、ストーリーをぜひ楽しんでもらいたいなと思います。『ポケットモンスターピカチュウバージョン』がベースではあるんですが、もしかすると見たことのあるようなキャラが出るかもしれないので、『ポケットモンスターピカチュウバージョン』との違いを楽しんでもらえたら面白いと思います」とコメント。


ここでMCの十束さんが、お三方が手に持っているボールに注目。「みなさんが手に持っていらっしゃるボールは?」との質問に、斉藤氏は「今回、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』と同時に発売される『モンスターボール Plus』です。真ん中にある部分がボタンになっていまして、これで実際にゲームをプレイすることができます。また、今回ポケモンを捕獲する方法が新しくなっていて、実際にコントローラーを振ることで捕まえることができます。投げ方には、下投げや横投げなどがありますが、おすすめの投げ方を紹介したいなと思います」と、「モンスターボール Plus」の投げ方講座がスタート。「(まず腕を伸ばして、真ん中の)ボタンを押します! (肘を曲げて)構えます! (まっすぐ)投げます!」というのが基本のオーソドックスなスタイルとのこと。


「コンパクトな手のひらサイズなので、(アクセサリーとして)ショートパンツにつけてもかわいいですね」というMCの十束さんの発言に、「ぜひ持ち運んでいただけたらな、と思います」と答える斉藤氏の横からは、なにやらポケモンの鳴き声が…。「音がなるんですか?」との質問に、大森氏は「ピカチュウが入っているんです」、増田氏は「これにはミュウが入ってます」、斎藤氏は「僕のにはイーブイが入っているんですが、反応しない…」とアセり気味だったが、無事鳴き声が聞こえてひと安心。


続いて「本作の魅力」について質問された増田氏は、「今作は、『リビングで、みんながどうやって集まって楽しめるかな』ということを一番気にしていたので、リビングのTVのいい画面で…もしSwitchを買ってテレビが小さかったら、テレビも買い替えてください(会場内笑)。リビングで、トレーナーになりきって(「モンスターボール Plus」を)投げる! という遊びをしてもらうと、友だちや家族が「何してんねん」というツッコミがくると思うんですが、そのときに2P側のコントローラーを渡して、『協力プレイやろうよ』といっしょに遊んでもらったり、もし『Pokémon GO』をやっていたら、ポケモンをもらったりと、いろんな人と楽しんでもらいたいと思います」と、みんなで楽しめる内容に仕上がっていることをアピールした。

そしてお話は、「モンスターボール Plus」の『Pokémon GO』との連携機能に。増田氏は、「今回『Pokémon GO』と連携したときに、『Pokémon GO』側に“ふしぎなはこ”が送られるんです。これを使用するとメルタンが捕まえられるようになるので、ぜひみなさんに捕まえてほしいなと思います」とコメントした。


ここで各地のポケモンセンターとの中継に。大阪・名古屋をはじめとするポケモンセンターでは、多くのファンが発売を待ちわびていた。


そしていよいよ発売開始となる10時が迫ってきた会場では、イベント配信を見ている視聴者に向けてコメントが送られ、大きな拍手に包まれながらトークショーは終了した。


■プランニングディレクター 斉藤 優史氏 コメント
「なるべく多くの人に遊んでもらえるように、これまでとはちょっと違ったアプローチというか…遊び方を見つめ直して、今本当に遊びやすい遊び方ってなんだろう、と考えながらスタッフみんなで作りました。ぜひ遊んでもらえればと思います」

■プロデューサー 大森 滋氏 コメント
「やっとこの日を迎えたという気持ちです。ピカチュウ・イーブイもかわいいんですが、カントー(地方)のポケモンはすーごくかわいいので、いっぱい捕まえて、全匹連れ歩いて、いろんな場所に行ってみてください! きっといろんな反応があると思うので、色んなポケモンとぜひ冒険してください。私も楽しみです!」

■ディレクター 増田 順一氏 コメント
「とにかくピカチュウとイーブイについては、むっちゃかわいくしましたので、みなさんかわいがってあげてください。みなさん(プレイヤー)といっしょに冒険している感じを味わってもらえたらなと思います。(今作は)スタッフと1年半くらいかけて、いろいろ迷いながら作ったソフトなので、みなさん1日とかで終わらせないでくださいね? 1年半くらいかかっているので、1年半くらい遊んでください(会場内笑)。ポケモン交換をしたりポケモンバトルをして昔を思い出しながら、そして新しい感覚でプレイしていただけたらうれしいです」

そしてサンシャインシティ 専門店街アルパ 2Fにある「ポケモンセンターメガトウキョー」では、発売開始となる10時にむけて、カウントダウンを実施。大きな拍手とともに10時を迎えた「ポケモンセンターメガトウキョー」では、購入した商品を増田氏から手渡しされ、大森氏と斎藤氏と握手してもらえるといったサプライズ(!)も用意されており、ファンの方たちにとって忘れられない発売記念イベントになったようだ。


©2018 Pokémon. ©1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
©2018 Niantic, Inc. ©2018 Pokémon. ©1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémon・モンスターボールは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。

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