鉄道コラム第1回「『鉄道趣味』とはなんぞや」 アキバ総研編集部

アキバ総研 | 2008年08月05日 22:00

鉄道コラム第1回「『鉄道趣味』とはなんぞや」 アキバ総研編集部「アキバ総研編集部」連載コラム第12回(文:アキバ総研鉄道班Ka)。



鉄道コラム第1回「『鉄道趣味』とはなんぞや」


皆様はじめまして。アキバ総研鉄道班(←今できました)のKaです。


今回、上司から鉄道関連のコラムを書けといわれたわけですが、これは鉄道博物館のオープンやアニメ「鉄子の旅」、少し前だとドラマ「特急田中3号」などの放送などで注目を集めている鉄道ブームをもっと盛り上げようという意思の表れなのでしょうか。実際、鉄道博物館の開業したての頃はアレだけ広いスペースが人で埋まってましたからねえ。

しかし、考えてをめぐらせてみたもの一体何を書いたものかと思いました。一言で「鉄道趣味」といってもとてつもなく幅の広いジャンルですから。


・・・そして1時間、ふとアイデアの神様が降りてきました。いっそのこと「『鉄道趣味』とはなんぞや」ということを紹介するのはどうだろうかと。確かに初回ですし、世間的にはよくわからないイメージのある「鉄道趣味」について解説するのもこれからの展開を考えたらアリかもしれませんね。
初回からディープなところに突っ込みすぎて引かれても困りますし(苦笑) 

というわけで、今回はさまざまな分野に広がる「鉄道趣味」の一端をご紹介します。「鉄道趣味」は、大きく分けるとだいたい以下の5パターンになります。大きく分類しても5パターンもあるのかという話もありますが(苦笑)、どうぞお付き合いください。


1)鉄道旅行(乗り鉄)
「鉄道に乗ること」を目的とした鉄道ファン。「青春18きっぷ」でひたすら遠くまで行くとか、ある路線を端から端まで乗ること(完全乗車)に快感を覚えます。鉄道の先頭車で“かぶりつき”(小さい子供がよく行う、運転台の後ろに張り付いて見ているアレです)をして前面展望を楽しむ人もいます。すごい人だとJR全線完全乗車(約20,000km!)を行ったりしています。

2)鉄道撮影(撮り鉄)
「鉄道を撮ること」を趣味にする人で、駅にカノン砲みたいな望遠レンズを付けた一眼レフを装備して出没している人は大抵これです。駅以外にも、沿線に張って「田舎道を走る列車」といった特定のシチュエーションを専門に狙う人もいます。また、「鉄道車両」を好んで撮る人でも、通勤型電車を主に撮る人、古い車両に価値を見出す人、新規路線に価値を見出す人などさまざまです。

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鉄道ファンのバイブル「時刻表」
あの泉こなたも使ったかもしれない(※)、東京メトロ日比谷線(営団03系)
秋葉原の高架を走る京浜東北線(JR東日本の最新鋭車両E233系)

(※ 「らき☆すた」の泉こなたは実家が幸手、学校は春日部(どちらも東武伊勢崎線&日光線)という設定。一方、東武伊勢崎線と東京メトロ日比谷線は相互直通運転を行っている。バイトや趣味で何度も何度も秋葉原に来ているこなたなら、東武から乗り換えなしで秋葉原に来れる日比谷線を使っていてもおかしくない)

3)鉄道模型(模型鉄)
リアルの鉄道以上に、鉄道模型で鉄道趣味を満たそうとする人たちです。鉄道模型を”集める”ことに意義を見出す「収集派」、鉄道模型でリアルに近い路線を組み立て、バーチャルとはいえ運転を”楽しむ”「運転派」、鉄道模型を使ってジオラマを”作る”「レイアウト派」の3派に大別できますが、もちろんそれぞれを兼任している人もいます。Nゲージなどがこれの代表例と言えるのではないでしょうか。

4)車両研究(車両鉄)
「鉄道を調査すること」をメインに据えた人たちで、車両系列(車両のバージョンを示すナンバーみたいなもので、「JR東日本○○系」といった形で表現されます)ごとの特徴比較や、車内の内装の違い(業界ではアコモデーションと呼ばれます)による室内の快適さなどを調査したり研究したりします。

5)コレクター(収集鉄)
鉄道に関するアイテムを集めることに日々情熱を傾けています。対象は切符であったり、駅のスタンプであったり、果ては時刻表であったり人によってさまざま。新規開業路線の限定グッズの定番アイテムである「記念切符」などを買いに走る人はこのカテゴリに属する割合が高いです。さらに資金と情熱と体力がある人は、ときどき開催される鉄道イベントで販売されるレアアイテムや廃車パーツなども狙います。余談ですが、パスネットを収集していた筆者の友人はPASMO普及に伴うパスネット販売停止の報に泣き崩れておりました。

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今となっては懐かしいパスネット
私鉄&地下鉄でしか使えませんでした
限定グッズのひとつ
2007年3月18日発売のSuica・PASMO相互利用記念PASMO(左)とSuica(右)


大体こんな感じでしょうか。他にもひたすら駅の構造や外装などを研究している人もいますし、一般人の方にもおなじみの駅弁を食べつくすことにエネルギーを燃やす人もいます。

ちなみに筆者は「乗り鉄」兼「撮り鉄」ゆえに、新規路線なんかだと結構乗りに行ったりします。最近だとオフの時間を使って小田急の新型ロマンスカー「MSE」(地下を走る青色のロマンスカーとしてニュースになりました)でわざわざ北千住から箱根湯本まで温泉に行ったり、東京の新規開業路線「副都心線」(有楽町線まで巻き込んだ遅延に私の上司はたいそう腹を立てていましたが)、「日暮里・舎人ライナー」を乗り倒したりと、中々無駄な意義ある鉄道生活を送っております。


子供の頃、特に男の子は大なり小なり電車か自動車か飛行機に惹かれるものだと思うのですが、そのうち電車に惹かれたまま大きくなったのが「鉄道ファン」ではないかと筆者は思っています。そういった体験がある読者の方は、これからの連載でそういった頃のことを思い出してもらえればと思います。もちろんそうでない方々も、いつも使っている鉄道に少しでも興味を向けてもらえば幸いです。



■筆者紹介

名前:アキバ総研鉄道班Ka

知らぬ間にアキバ総研鉄道班にされていた、アニメファン兼鉄道ファン兼アニソンファンな20代前半。好きな車両は新幹線500系とJR西日本681系で、好きなアニメは「ヱヴァンゲリヲン」「灼眼のシャナ」「ななついろ★ドロップス」「ひだまりスケッチ」。最近は「星間飛行」を聞きながらドラクエ5(DS)のレベル上げをする毎日。よりよいアニメ生活のためのサラウンドヘッドホンを買おうかと画策中。



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