VRライド型アトラクション「hexaRide」がダイバーシティ東京 プラザに本日11月2日OPEN! メディア体験会レポ&新規OPENのフードコート情報も

2018年11月02日 17:310

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日本初上陸となるBrogent Japan Entertainment株式会社(BJE)のVRライド型アトラクション施設「hexaRide」(ヘキサライド)が、本日11月2日(金)に開業以来初の大幅リニューアルを遂げた「ダイバーシティ東京 プラザ」5階にオープンした。

「hexaRide」は、VR機材との連動を図った新型機器「Q-Ride」を搭載した12人乗りの最新ライド型アトラクション。ユーザーが装着するヘッドマウンドディプレイに連動して6方向可動装置による12人乗りの座席がダイナミックかつ繊細に動き、さまざまな360度VR映像と連動して圧倒的な没入体験が楽しめる。

同アトラクションの第1弾コンテンツは、漫画、劇場映画、テレビアニメほか、さまざまなメディアで展開されている世界的近未来SFの代名詞的作品『攻殻機動隊』。「hexaRide」向けにBJEが企画・開発、アニメーション制作会社:プロダクション I.Gが制作したオリジナルコンテンツ「攻殻機動隊GHOST CHASER」が登場。オープン当日の11月2日(金)より稼働。また、第2弾コンテンツには『進撃の巨人』が予定されているほか、今後もさまざまな体験コンテンツが用意されている。

ここでは、明日のオープンに先駆けて開催されたメディア向けの内覧会の様子をお届けしよう。さらに次のページでは、「ダイバーシティ東京 プラザ」2階のフードコートに新規オープンした5店舗を紹介しているので、こちらもぜひチェックしてほしい。

内覧会では、まず最初にブロージェントテクノロジーズ 創立者兼CEO 欧陽志宏氏、ブロージェントジャパンエンターテインメント 代表取締役社長 古川公平氏、株式会社ムービック 代表取締役 國枝信吾氏によるテープカットのあと、欧陽志宏氏と古川公平氏によるスピーチが行われた。


最初に登壇した欧陽志宏氏は、「ダイバーシティ東京 プラザに、最新型のVRライド型シアターhexaRideを導入させていただいたことに感謝しています。今回の導入は日本での初デビューというだけでなく、世界における最新発表となります」と挨拶。

続けてhexaRideの特徴について触れ、「従来テーマパークなどで利用される大型のライド型シアターの技術を採用しました。ここ(hexaRide)では、たんなるVR体験だけではなく、テーマパークと同レベルの体験が味わえます」と、hexaRideをアピールした。

さらに提供されるコンテンツについては、「講談社の人気コンテンツと提携し、Production I.Gと東弘明監督と手を組んでオリジナルコンテンツを制作しました。まず『攻殻機動隊』を上映し、第2弾として日本国内外のファンに愛されている『進撃の巨人』を上映します。今まで、これらの作品は目で体験するものでしたが、今回はhexaRideを経由して、本当にその世界の中に入り込んだような体験を提供します」と、hexaRideのVR体験に自信をのぞかせた。


続いて登壇した古川公平氏は、約4年前に台湾のブロージェントテクノロジーズ社を訪れた際、その技術力の高さに驚愕。「我々が得意な日本のコンテンツを彼らのテクノロジーと融合させて、今までにない新たなエンターテインメントの世界を作り上げることができないかと模索してきました。

そして今回、ハリウッドで実写映画化されるなど世界的にも有名な作品となっている『攻殻機動隊』が、彼らの最新鋭のVRライドで楽しめる画期的なアトラクションに仕上がっています。乗っていただけるとこの機械の素晴らしさがハッキリわかりますので、ぜひ皆さまにも体験していただきたいと思います。

また、現在制作中の第2弾『進撃の巨人』(12月頃上映予定)のほか、世界中で愛される日本の作品を、この素晴らしいhexaRideに乗せていきたいと思っています」と、hexaRideとの馴れ初めから今後の展望までを、まるで少年のような熱っぽい口調で語る姿が印象的だった。


続いて行われたメディア向けの体験会では、hexaRide用コンテンツ第1弾「攻殻機動隊GHOST CHASER」を体験。

hexaRideの座席に用意されたVRゴーグルとヘッドホン、そしてシートベルトを装着すると、いよいよ電脳世界へ! 搭乗者は「公安9課」の一員となり、草薙少佐やバトー、サイトーたちの所属する「公安9課」のメンバーとともに国防大臣の現地視察の護衛と視察ルートを確保することになる。


体験してまず驚いたのは、VR映像と可動式シート、そして風といった演出の相性のよさ。同様の体感型コンテンツとしては現在一部のシネコンなどで上映されている「4DX」があるが、360度見渡すことができるVR映像と組み合わさることにより、まるで作中の世界に入り込んだかのような、深い没入感が味わえる。


また、本作はベネチア国際映画祭、シッチェス国際映画祭など多くの映画祭でVR部門に正式招待され、世界中で高い評価を得ているVR作品の「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の東弘明監督と、プロダクション I.Gが制作を担当。約8分という体験時間ながら、VRならではのダイナミックでスピーディーなカメラアングルで各キャラクターの視点を行き来しながら、カーチェイスや銃撃戦、狙撃など、さまざなミッションが堪能できる。


hexaRide用コンテンツ第1弾
「攻殻機動隊GHOST CHASER」

ベネチア国際映画祭、シッチェス国際映画祭など多くの映画祭でVR部門に正式招待され、世界中で高い評価を得ているVR作品「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の東弘明監督( stoicsence inc.)とプロダクション I.Gが映像を制作。
hexaRideの機能を最大限生かすために、BROGENTのモーションプログラミングチームと何度も検証を積み重ねた。
VR映像最高峰ともいえる緻密でダイナミックな世界観にライドの動きが完全シンクロし、いまだかつてない体験が実現する!

■体験開始:2018年11月2日
■体験人数:1~12人
■体験時間:約8分
■ストーリー
舞台はクザン共和国。次世代兵器の調整会議に出席する国防大臣が現地視察を強行することになり、草薙素子をリーダーとする「公安9課」に対して、これを護衛すると同時に視察ルートを確保するという任務がくだされた。
君たちはヘキサライドに乗って電脳空間にアクセスし、「公安9課」の一員として襲いかかる反政府軍との戦闘を体験する── 。
■スタッフ
原作:士郎正宗 監督:東弘明(stoicsence inc.)
脚本:藤咲淳一 キャラクターデザイン:黄瀬和哉
音楽:高橋英明 音効:伊藤瑞樹
制作:Production I.G
製作:「攻殻機動隊GHOST CHASER」製作委員会
配給:Brogent Japan Entertainment

©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会

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