初回限定盤特典のライブBlu-rayの見どころを徹底解説! 「Luce Twinkle Wink☆」ニューシングル「Symphony」発売記念インタビュー(後編)

2018年10月24日 15:250

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アイドルとアニソンの架け橋的存在を目指すアイドル「Luce Twinkle Wink☆」(以下、ルーチェ)が 2018年10月24日にリリースするニューシングル「Symphony」にまつわるインタビュー。

今回は、初回限定盤の特典映像Blu-rayに収録される「Luce Twinkle Wink☆ 1st LIVE TOUR -LLTW☆-~t*u*n*i*n*g~」川崎公演について、メンバー自身に振り返ってもらった。彼女たちの心情や思い出を踏まえてライブ映像を見ればより楽しめるはずだ。

また、先日、2019年1月頃の卒業を発表した錦織めぐみさんのコメントにも注目していただきたい。


インタビュー前編はこちら! 

 

映像で振り返る初のライブツアー、その見どころは?

──今回のシングルには特典映像として、「Luce Twinkle Wink☆ 1st LIVE TOUR -LLTW☆-~t*u*n*i*n*g~」川崎公演のライブ映像が収録されます。映像で改めてライブを見てどう感じましたか?

 

桧垣果穂(以下、桧垣) オープニングで背景のLEDの色をメンバーカラーに合わせてくれたのは、大きな会場ならではの演出だと思いました。

 

深沢紗希(以下、深沢) ルーチェのライブはパフォーマンスで魅せるんだ、という意識がすごくあったので、次の曲へたたみかけるスピード感を大事にしました。曲と曲の間をつなぐ音もお願いして作ってもらって、ダンスもツアー用に仕上げて、このツアーでしか見られないルーチェを目指しました。通しリハも本番さながらにやったのでくたくたになりましたけど、本番ではあの時できる最高のステージができたと思います。

 

板山紗織(以下、板山) ステージが高くて、遠くの席の人までちゃんと見えたので、一緒に(ライブテーマに織りこまれた)Tuningしてる!と思いながら歌っていました。

 

宇佐美幸乃(以下、宇佐美) 私はめちゃめちゃ緊張してました。今回、ウィンカー(ルーチェファン)の人が友達を連れてきてくれたりして、初めてルーチェの単独ライブを見る人がたくさんいたんですね。アーティストの印象って初めてのライブで決まると思うので、気持ちをつかまなきゃ、これは戦いだと思いました。あたたかいファンの人がいてくれて安心感があると同時に、戦場でもありました(笑)。

 

錦織めぐみ(以下、錦織) 今回のライブは今までのルーチェの集大成のつもりで、全部つめこみたいねとみんなで話していました。私的には今回の映像特典は、アニソンカバーコーナーが全部収録されているのが大きいです。ノーカットです! カバー曲も私たちが選びました。

 

──カバー曲「がっこうぐらし!」の「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」では桧垣さんが振付を担当したんですよね。

 

桧垣 初めての振付でドキドキしました。ゾンビが出てくる作品なんですが、おもちゃの人形がわーっと騒いでいるような、おもちゃのゾンビが追いかけっこしているようなイメージで作りました。最初はいーちゃん(板山)みたいにかっこいい振付がいいのかなと思ったんですが、それだと自分らしくない感じがして。私はファンの人にも珍しい(変わっている)人だねって思われがちなので、そう来たのか!と思ってもらえる振付を目指しました。

 

板山 間奏で「紗希ちゃんといーちゃんはゾンビになって」って言われた時はびっくりしました。

 

深沢 どういうこと!?って思いました(笑)。

 

桧垣 みんなに助けてもらいながらできあがった曲なんですが、本番中も素で笑いながら歌ってました。ファンの人に「めっちゃ(桧垣さん)ぽかった」って言ってもらえたのでよかったです。

 

──錦織さんと桧垣さんが「涼宮ハルヒの憂鬱」のカバー曲「God kwows...」はボーカル勝負な感じでしたね。

 

桧垣 超緊張した! 2人と3人に分かれてステージに立った時、どんな反応が来るんだろうと胃がキリキリしました。でもファンの人が見たいのはリミッターが外れたぐらいのテンションで歌う姿だと思ったので、がんばって歌いました。

 

──この組み合わせの歌唱は結構新鮮な感じでした。

 

桧垣 定期公演では一緒に歌ったこともあるんですが、あまりない組み合わせなので挑戦でした。

 

錦織 「God knows...」が好きで、ルーチェの曲はあまり知らないご新規の方が特典会に来てくださって、ルーチェがアニソンをカバーするとこうなるんだ、すごく新鮮だったと言ってくれて、アニソンメドレーをやってよかったなと思いました。

 

──ミルキィホームズの「正解はひとつ!じゃない!!」や、Wake Up, Girls!の「16歳のアガペー」などほかの声優ユニットの楽曲をカバーしたのも面白かったです。

 

深沢 大好きな曲なので、自分たちが歌えるのは嬉しかったです。

 

板山 でも歌うからには、自分たちの、ルーチェのカラーもちゃんと出したいなと思いました。やっぱりルーチェといえばダンスのキレと激しさだよねとか、どうやったらルーチェっぽくなるのかをたくさん話し合いました。

 

宇佐美 私が「16歳のアガペー」が大好きだったので、本家のWUGさんのライブ映像をめちゃめちゃ見て、メンバーに振付を教えました。いつかルーチェでカバーしたいと思っていたので、すごく嬉しかったです

 

──Wake Up, Girls!とは何度かフェスなどで接点がありますよね。

 

宇佐美 AJ Night 2018で「16歳のアガペー」を歌わせて頂いた時、WUGの青山吉能さんと吉岡茉祐さんがD-selectionsのメンバーとして出演されていたんです。

 

桧垣 リハの時に来てくれたよね。

 

板山 舞台袖まで見に来てくださって。

 

深沢 やさしい。

 

錦織 歌ってくれてありがとうって言ってもらえて、なんかもうほんとすいません、こちらこそ歌わせていただいてありがとうございますって感じでした。

 

桧垣 アイドル同士で他のアイドルの曲をカバーしたりすることはあるんですが、カバー元の方にありがとうって言われたりしたことがなかったので、みんなで感動してました。私たちも誰かにカバーしてもらった時にありがとうって言えるような素敵な人になりたいねって話してました。

 

──それはたぶん青山さんですね、ありがとうございます。

 



ライブ中に汗も乾くほど、激アツだったライブ!

――特典映像の話に戻るのですが、明るく元気で激しいイメージが強いルーチェですが、「少女たちの微熱」などの楽曲では大人ルーチェも見られました。

 

板山 そういう一面を見たことがない人もたくさん来てくれたライブだったと思うので、新鮮に感じてもらえたら嬉しいです。

 

宇佐美 たしかにPVとかだと、かわいい元気きゃぴきゃぴのルーチェのイメージが強いと思います。

 

──板山さんの「ねぇ、どうしよう...」の台詞とか、すごく印象的でした。

 

桧垣 あー! そこ何度も繰り返して見た(笑)。

 

板山 自分では緊張しすぎてあんまり記憶にないんです(笑)。1曲目の「Fight on!!」の冒頭の合わせがなかなかうまくいかなかったので、本番は絶対成功させるぞって気持ちが大きくて、ライブの最初っから緊張してました。

 

宇佐美 実はライブ頭のそこ、(川崎の前にツアーで行った)大阪公演ではタイミングがうまく合わなかったんです。Tuningがテーマなのにこれじゃだめだよねってかなり反省会をしたので、川崎ではばっちり決まったのが嬉しかったです。

 

錦織 出だしが決まるとテンションあがるよね。

 

──演出面の注目ポイントとかってありますか?

 

板山 私が注目してほしいポイントがあって、各曲の照明はこういう演出にしてほしいって私たちからお願いしたんです。曲の雰囲気によって照明の演出も変えているので、注目してほしいです。

 

深沢 今回のライブ映像はカット割りが多いので、メンバーの表情がめっちゃ見えて、迫力が違うと思います! 

 

桧垣 メンバーの声も鮮明に聴こえるので臨場感があるんじゃないかなと思います。

 

深沢 あとはライブの最初の頃はみんな(メイクや髪も)キメキメルーチェなんですが、後半はもうすごく汗だくになっているのも見てほしいです。

 

──たぶん深沢さんが一番髪の毛が暴れていました。

 

深沢 そうなんです! いーちゃんとか全然前髪が崩れないのに、私はばさばさになってました。でも最後のほうになるとみんな逆に汗が引いてるんですよ。それぐらい出し尽くしてるライブなので、通して見てほしいですね。

 

 

──ツアーの映像を見た人は実際のライブも見てみたくなると思うんですが、ルーチェはAKIBAカルチャーズ劇場で定期公演をやっています。チケット全席ソールドアウトが目標とのことですが、最近の調子はどうですか?

 

錦織 「Symphony」初披露の時はすごくたくさんの人が来てくれて、あと10何枚、って感じだったんです。

 

──体感では満員と言ってもいい入りでした。

 

宇佐美 嬉しいことに、AKIBAカルチャーズ劇場での動員自己記録を何度も更新できていて、ファンの皆さんに報告できました。AKIBAカルチャーズ劇場は前方が座って楽しむ席、後ろがスタンディングで楽しむ席と別れているので、静かに真剣に見てくれる人もいるんです。今の会場になって楽しみ方が広がったなと思います。

 

深沢 ステージが広いから、じっくり楽しんでもらえるかなと思います。

 

宇佐美 足元を含めた全身が見えるライブ会場って、意外と少ないんですよね。前の席の方が座っている分、全身が見えるので、足回りの動きも楽しんでもらえたらと思います。

 

──最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 

深沢 今回は映像特典としてBlu-rayでファーストツアーのライブ映像がついてきます! ルーチェの曲をあまり知らない人も、この機会に特典映像付きのCDを買ってもらうと、ルーチェの曲のほとんどを見ることができて、予習できます! そんなスペシャルなシングルですのでぜひゲットして楽しんでくれたら嬉しいです。

 

宇佐美 「Symphony」はルーチェの息のあったところ、個性的なところが楽しめる楽曲だと思います。CDでもライブでも、5人の【Symphony】を感じてもらえるようにがんばります。

 

板山 「Symphony」は聴くとすごくやさしい気持ちになれる曲で、いーちゃん語では「ほわほわ心地」と言います。悲しい時も楽しい時もルーチェが側に寄り添っているような曲なので、たくさん聴いてほしいです。いっぱい幸せになってほしいです。ほわほわしてほしいです。

 

桧垣 ルーチェのライブは初めて来た人にも楽しんでもらえる場所だし、私たちも誰一人置いていかないよってスタンスでいます。だから安心して足を運んで、遊びに来てくれたらなって思います。よろしくお願いします!

 

錦織 私にとっては「Symphony」がルーチェで最後のシングルになります(錦織さんは2019年1月頃に卒業を予定)。今は「Symphony」をこの5人で歌えてよかったという気持ちです。最後まで、Luce Twinkle Wink☆の一員としてがんばります、見に来てください!

 

──ありがとうございました!

 

(取材・文/中里キリ)

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