宮崎県小林市が「シムシティ課」を設立! 「シムシティ ビルドイット」を通した高校生とのまちづくりワークショップを推進

2018年10月17日 16:330

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宮崎県小林市は、エレクトロニック・アーツ社とコラボして、スマホ向けゲーム「シムシティ ビルドイット」を通した高校生とのまちづくりワークショップを進める「シムシティ課」の設立を発表した。

「シムシティ ビルドイット」は、プレーヤーが市長となり、自分の理想のまちを作り上げていくスマホ向けゲーム。

今回、小林市にて設置されるシムシティ課は、宮崎県立小林秀峰高校の生徒に「シムシティ ビルドイット」で、まちづくりのシミュレーションを体験してもらい、若い世代に、まちづくりを親しみやすい形式で考えてもらおうとするバーチャル組織。同課の活動は、小林秀峰高校の総合学習の時間を活用して行われ、「シムシティ ビルドイット」を教材に活用した正規の学習プログラムとして高校生と市役所職員らによって運営されている。

これらの「シムシティ課」として取り組むワークショップは、9月下旬から始まっており、約3か月をかけて、生徒それぞれが理想とするまちの創造と、それに伴い発生してくるであろう課題の検証や解決方法の模索という内容を通して、まちづくりに参加することに面白さや意義を学んでいく。

「シムシティ ビルドイット」が実際の授業で利用されるのは全国初、そして高校生とのコラボワークショップも初めての取り組みとなる。ワークショップには市職員や第一線で活躍するクリエイティブプランナーやコピーライター、デザイナーなども登場し、トータルで理想のまちをデザインしていくことになる。この取り組みについて、小林市の宮原義久市長からのコメントが到着しているので、ご紹介しよう。

<宮崎県小林市 宮原義久市長コメント>
今回、シムシティ ビルドイットを運営される世界的ゲームメーカーのエレクトロニック・アーツ社とのコラボによる事業を展開させていただけることに大きな期待と喜びを感じております。

エレクトロニック・アーツ社、ならびに調整をいただいた皆さまには心から感謝申し上げます。若者の政治離れや、まちづくりへの興味の希薄化が進んでいると言われる昨今において、今回のように高校生を対象に、しかも長期にわたり世界中で愛されるゲームを通して、政治やまちづくりに興味を持ってもらうような機会を得られたことは、小林市にとっても、未来を担う若者にとっても非常に有意義な機会となることでしょう。

ゲームを通して、まちづくりを考えるというこれまでにあまり例を見ない地方創生の取り組みにより、若い世代に自分が住むまちをもう一度見直してもらい、まちづくりに興味を持ってもらい、次代の小林市を創造していく人材が育っていくことを期待しています。


宮崎県小林市は、人口46,062人(平成30年9月1日調べ)、面積562.95平方キロメートルのまちです。そんな小林市の直近の選挙における投票率を見てみると、10代が約16%、20代が約27%と、30代以上の世代と比較して、投票率が低いことが分かっています。小林市もまた、2014年に日本創成会議・人口減少問題検討分科会が発表した「消滅可能性都市」に指定されており、宮崎県全体を見ても、2016年卒、2017年卒の高校生の県外流出率が47都道府県中最下位になるなど、人口流出への取り組みは宮崎県と小林市にとって大きな課題となっています。

若い世代にまちづくりに興味をもってもらうべく、宮崎県小林市と「シムシティ ビルドイット」がコラボレーションして展開する、今までにない地方創生プロジェクト「シムシティ課」の今後の活動にご期待ください。



 ■宮崎県小林市「シムシティ課」のコラボビジュアルが続々公開! 
今回の宮崎県小林市に「シムシティ課」を設立するにあたり、数々のキービジュアルを公開いたします。宮崎県小林市の市庁舎にはロゴをあしらった看板やポスターが設置されるほか、シムシティ課の職員のユニフォームとしてポロシャツやピンバッジなど、コラボレーションを記念したグッズの制作を予定しております。

▲ポロシャツ

▲ピンバッジ

▲職員名刺

▲マグカップ

 ■宮崎県小林市「シムシティ課」 今後の活動予定 
宮崎県小林市「シムシティ課」は、今後、さまざまな活動を予定しております。活動報告は随時、特設WEBサイト(https://departmentof-sim.city/)で更新されるほか、12月中旬には、宮崎県小林市において、活動報告会を開催。市職員や、市民たちに対して、自分たちが考えた小林市の将来構想をプレゼンテーションする予定となっております。 また、2018年11月14日(良い都市の日)にあわせ、小林市・宮原義久市長による「シムシティ課 スペシャルムービー」を公開予定となっております。


◆10月17日:「シムシティ課」発足発表
◆10月17日~12月上旬:特設サイト上で随時、活動報告コンテンツを掲載
◆12月中旬:シムシティ課主催 活動報告会開催(宮崎県小林市内にて)
◆11月14日:宮原市長出演「シムシティ課 スペシャルムービー」を公開 ※後日、詳細発表予定

 ■「小林市シムシティ課 イメージムービー」 
このたび、宮崎県小林市「シムシティ課」の設立にあたり、「シムシティ課」の取り組みを分かりやすくまとめた、PRムービーを公開いたしました。地元の高校生たちにも参加頂きながら、市長公認の、新たなまちづくりの取り組みとして展開される、新たなまちづくりの取り組みにご注目ください。

・動画タイトル:「小林市シムシティ課 イメージムービー」
・公開開始日:2018年10月17日(水)
・動画URL:https://youtu.be/4nTQOtecLp8
・特設サイト:https://department-of-sim.city/


 ■10月18日(木)より、コラボレーションを記念した復刻アイテムを展開! 
「SimCity BuildIt / シムシティ ビルドイット」では、9月26日に大幅アップデートが実施され、ファン待望の新マップが登場しています。ゲーム内では、大幅アップデートを記念した、今回のコラボレーション実現を記念し、宮崎県小林市の観光名物、「名水まつり」、「霧島岑神社」、「六月灯まつり」にちなんだ、過去の人気アイテムを10月18日(木)より復刻いたします。夢の地方創生コラボレーションの記念したゲーム内イベントを是非ともご利用ください。

◆記念コラボレーションアイテム①:「夏祭り」
小林市は、約70か所の湧水池があり、大手コンビニチェーンで販売されるミネラルウォーターの工場が立地するなど水の美しいまちです。夏には、水のまちをイメージした夏祭り「名水まつり」が開催されます。


◆記念コラボレーションアイテム②:「ビーチの鳥居」
小林市には、霧島六社権現の本宮と言われている。「霧島岑神社」があり、芸能人もたびたび訪れています。


◆記念コラボレーションアイテム③:「灯籠流しフェスティバル」
小林市は、薩摩文化の色濃いまちで六月灯というまつりがあります。六月灯まつりは、旧暦の6月に鹿児島県を中心に旧薩摩藩領だった地域で行われる行事で、宮崎県の一部でも開催されます。


 ■宮崎県小林市について 
宮崎県小林市は、人口46,062人(平成30年9月1日調べ)、面積562.95平方キロメートルのまちです。美しい霧島連山の麓にまちは形成され、市内約70か所の湧水池があるなど、自然と人々風光明媚なまちであり、観光地、歴史的な名所、文化や伝統行事など、多彩な魅力もたくさん有しての営みが共生しています。

地方創生の流れの中、「まちづくり」という言葉を耳にすることが多くなっています。今、都会にいながら退社後や休日に、地方のPRやプロジェクトに加わったりと、地方に移住しなくても地方と関わる働き方(パラレルキャリア)が浸透してきています。

小林市は、定住人口を増やす移住・定住政策を進める一方、こういった都会の人たちとの協働を進める中で、パラレルキャリ アを積極的に迎え入れる、もしくはそういった人たちの舞台として選ばれるまちづくりを進め、交流人口やまちづくりへの参画人口の増加を図っています。


【アプリ情報】
■SimCity BuildIt シムシティビルドイット
・ジャンル:街作りシミュレーションゲーム
・OS:iOS / Android™ ・配信時期:配信中 ・プラットフォームApp Store / Google Play / Amazon Appstore

<ダウンロードページ>
・iOS:http://apple.co/1ttq36f
・Android:http://bit.ly/1WM8YQI
・Amazon:http://amzn.to/1S1pfZX
・言語:日本語
・価格:無料(アプリ内課金有り)


©2018 Electronic Arts Inc.

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