ビーチバレーを題材に描かれる、5組の仲良しJKペアが織りなすひと夏のグラフィティ「ビーチガールズ」座談会

2018年10月13日 12:000
ビーチバレーを題材に描かれる、5組の仲良しJKペアが織りなすひと夏のグラフィティ「ビーチガールズ」座談会

サンライズが立ち上げたWebストーリーサイト、矢立文庫。そこで2018年6月から8月にかけて連載された「ビーチガールズ」は、ビーチバレー部に所属する5ペア10人の女子高生の日々のスナップを切り取って、そこで見せる仲良しの女の子同士の心情をビビッドに見せる作品だ。
5人のイラストレーターがキャラクターデザインを手がけた5つのペアは、先輩後輩や性格真逆の幼なじみ、双子姉妹などそれぞれ関係性が異なっていて、それが各ペアのストーリーのテーマにもつながっている。各ペアごとに9つの話数が設定されているが、あえて並行させて掲載されているのも特徴だ。元々メインのペアというのがない並列の5組だが、この掲載方式のおかげで「集団劇による青春グラフィティ」の印象がより強まっている。
また「ビーチガールズ」連載と並行して各ペアの人気投票企画も行われ、見事に1位を獲得したのは、homaさんがデザインを手がけた、遠江佳奈と恩藤天音のペアだ。そこで今回はhomaさん、「ビーチガールズ」の作画を手がけたあんざ友さん、サンライズ側から企画を担当した細田怜さんとスクリプト(文章)担当の福嶋大策さんに、本コンテンツへの想いをいろいろと語っていただいた。

シリアス作品とは真逆の、露出度高めのかわいい女の子路線


── 企画意図からお話をうかがいたいのですが。

細田 僕は普段はアニメの制作進行をやっているのですが、矢立文庫は社内の誰もが自由に企画を提案できるということで、それならば「ガンダム」に代表されるサンライズの堅くてシリアスなイメージとは真逆の、「女の子もの」をやってみたいなと(笑)。女の子の魅力を一番伝えるには、やっぱりプロポーションがぱっと見でわかるもの……つまり露出度が高いもの。となると水着じゃないですか。でもただ水着の女の子がいるだけだとテーマ性もストーリー性もないので、ビーチバレーがいいのでは? と思いついたわけです。

── 題材が決まったところで、イラストレーターさんをどうするかになったんですか?

細田 そうです。この企画は自由度が高くて、割と自分の好きなようにやらせてもらえたので、いろいろと探して僕の琴線に触れた方……かわいくて爽やかな女性の絵を描かれる方にお願いしました。

── homaさん、あんざさんがオファーを受けての感想は?

あんざ お話をいただいたときには、もう参加されるイラストレーターさんはわかっていて、みなさんかわいい絵を描かれる方ばかりで。その中に自分も加わることができるということが、とても光栄でした。同時に自分の実力で大丈夫だろうか? と、かなりプレッシャーはありました。

homa お話を聞いて、まず「楽しそう!」って最初に思っちゃったんですよ。この企画はかなり自由度が高いなって感じたので。でもその後ジワジワと、「あ、サンライズさんだし、参加されるイラストレーターさんもメチャ豪華だし」ってプレッシャーがやって来たなぁっていう感じでした(苦笑)。

細田 実は各イラストレーターさんには、完全にご自身のお好きな方向性で描いてくださいとお願いしたんです。キャラのテーマ性とか関係性なども含めて、全部お任せで作っていただいたんですが、奇跡的にキャラ被りなく上がってきました。

── すると、佳奈と天音の真逆のキャラ性もhomaさんが考えられたわけですね?

homa はい。私はキャラのデザインや性格等の掘り下げが元々好きなんですが、イラストレーターの仕事は基本的に来た案をそのまま描くということが多いんです。ですから性格なども含めて、それこそ1から作らせてもらえることはなかなかないので、すごく楽しく描かせていただきました。で、最初に思ったのが「日焼けが描きたい」でした……私の性癖なんですよ(笑)。そこから入っていったといいますか。


── ああ、それで佳奈は水着とは違う日焼けのラインがあるわけですね!

homa そうなんです。女の子の日焼け後がすごく好きで。それで、日焼け後がくっきりある女の子のビジュアルを起こしてから、この子に対して、どういう女の子をペアにしようかと、後から関係性をつけていきました。

── この2人のデザインで意識されたことは?

homa やっぱり日焼けですね(笑)。

── いや、そこ以外で(笑)。例えば顔の造作とか髪型とか、そういったところで。

homa やっぱり2人ということで、プロポーションは対称的にしたほうが面白いかなと。色も胸の大きさも、髪の長さもきれいに正反対にしました。それで性格も正反対にした結果、こうなりました。

── 日焼けが描きたいとのことでしたが、天音は色白ですね。

homa 天音は今はビーチバレーが面倒くさいと思ってるんですけど、日焼けが嫌という理由もあって。だから焼けないように努力してるんです。それで色白のままにしました。UV対策をすごくしてると思います(笑)。


── キャラの名前も、担当されたイラストレーターさんが決めたんですか?

細田 もちろんです。

homa 佳奈と天音は、いってしまえば雰囲気ですね~(笑)。佳奈のほうは海っぽい要素を入れようと思ったんです。それで苗字を遠江にしました。天音は、私が勝手に考えた設定としては、彼女の家は裕福なのでちょっと格のある感じにしようかなって(笑)。

細田 「恩藤」は確かに裕福そうな名字です(笑)。

homa いいところの強気なお嬢様みたいな印象だったので、それでインパクトのある名前にしました。

── あんざさんが、各イラストレーターさんの絵を作画されるうえで気をつけられていたことは?

あんざ とにかくかわいく描かねば!と。今回デザインに関してはイラストレーターさんが担当されて、連載時のお話もサンライズさんが考えてくださっていて、僕は本当に作画という感じだったんです。それもあって、かわいく描けなければ僕の存在意義がなくなってしまう!と思ったので、ひたすら顔をかわいく描くようにがんばってました。

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