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【詳細レポート】12球団を背負って競い合う「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」のプロゲーマーがドラフト会議で決定！

2018年10月02日 12:000

独自取材

イベントレポート

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2018年9月29日、品川プリンスホテルにて、「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の「eBASEBALLドラフト会議」が開催された。

今回のドラフト会議は、コナミデジタルエンタテインメントと一般社団法人日本野球機構（NPB）が11月10日から共同開催するeスポーツリーグ「eペナントレース」を戦う、各球団所属の選手を決めるもの。7月30日から始まり計7623人が参加した、「実況パワフルプロ野球チャンピオンシップ2018」を使用しての、オンライン予選およびオフライン選考会に合格した36人がプロになる資格を得て、会場で球団の指名を待った。

ドラフト抽選のくじ引きや、選手獲得の打ち合わせにマスコットが参加するのは今回のドラフトならでは

ドラフトは1巡目と2巡目が全球団同時に指名する入札抽選式で、3巡目は2017年のペナントレースの逆順で指名していく形式で行われた。1巡目は、2017年度の「パワプロチャンピオンシップ」で優勝したマエピー選手に、ヤクルト、日本ハム、楽天、DeNAの4球団の指名が競合し、プロ野球のドラフト会議のようなくじ引きに。結局ヤクルトが引き当てた。

ふが選手を引き当て、喜びを語る元中日の和田氏

2巡目の指名では、中日とDeNAがふが選手を指名。元DeNAの鈴木尚典氏と元中日の和田一浩氏がくじ引きに登場し、和田氏が当たりを引き喜ぶ場面もあった。ほかにも、球団の代表として、巨人OBであり、今期限りで引退する杉内俊哉投手、村田修一内野手、元阪神の亀山努氏、元楽天の永井怜氏などが参加した。

各球団のOBもドラフト会議に参加した

ドラフト会議終了後、マエピー選手は指名が競合した件について、「嬉しくもあり、プレッシャーでもあり、ホッとはしていますね」とコメント。また、自身が今後ゲーム上で操作する球団となるヤクルトに関しては「実際のペナントレースでもすごく調子よく戦われているので、ゲーム的にも扱いやすいチームだと思います。打力の高いチームなので、しっかり得点できるよう頑張ります」と意欲を見せた。

4球団競合となり最終的にヤクルトが獲得したマエピー選手

球団への“愛”も大きな選考理由になったようだ。阪神に1位指名されたベルガモット選手は、同球団の大ファンで「本当に夢をみているんじゃないかと思いました」と心境を語った。球団のレジェンドである亀山氏には「我々の時代から『巨人軍には負けるな』と言われている。まずは彼らをしっかりと叩け」とエールを受けたが、ベルガモット選手は「巨人以外のチームにも負けない試合をしたいです」と決意を明かした。

阪神のプロ選手になる心構えを語る亀山氏

「eペナントレース」はプロ野球と同様に、セントラルリーグ・パシフィックリーグに別れて、1週ごとに1つの対戦カードが組まれる。選手3人がそれぞれ1ゲームずつ対戦し、全5カード、15ゲームの結果で順位を決定する。最終的には、各リーグの上位3チームがeリーグ代表決定戦に進み、そこでのリーグ1位同士が1月に開催される。「eBASEBALL　パワプロチャンピオンシップス　JUL.2018-JAN.2019」のメインイベント「e日本シリーズ」で戦い、日本一を決定する。

（斎藤雅道）

セントラル・リーグ6球団の選手たち