【TGS2018】おかえりゴトゥーザ様! 10年ぶりのライブで盛り上がった「『EDF:IR』VS双葉理保 復活のラブ★ライブ2018」

2018年09月23日 20:390

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「東京ゲームショウ2018」最終日の2018年9月23日、「ディースリー・パブリッシャー」ブースにて、「『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』VS双葉理保 復活のラブ★ライブ2018スペシャルステージ」が開催された。

ディースリー・パブリッシャーの人気タイトル「地球防衛軍」シリーズの流れをくむ最新作「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」(以下、「EDF:IR」)と、同社の看板娘・双葉理保が激突するというこのステージ。何を言ってるのかわからないかもしれないが、登壇した岡島信幸さん(D3Pプロデューサー)も「私だって意味がわからない!」と言い放つから、取材するこっちも何のことやらちんぷんかんぷん。何はともあれ、起こったことをありのままレポートしよう。

 

「おかえり!」 の声に後藤さんも笑顔

まず双葉理保というキャラクターから説明しよう。双葉理保は、ディースリー・パブリッシャーから発売されるゲームに登場するバーチャルなグラビアアイドルである。2001年発売の恋愛シミュレーションゲーム「Love Songs アイドルがクラスメ~ト」で初登場して以来、恋愛シミュレーションゲームのみならず、スポーツゲーム、格闘ゲーム、麻雀ゲーム、レーシングゲームなど、ジャンルを問わず同社のゲームに出演。また双葉理保役の後藤邑子さんが歌う音楽CDもリリースされるなど、マルチに活躍する人気者だ。

また2003年から2008年の「東京ゲームショー」ディースリー・パブリッシャーのステージにて、毎回「ラブ★ライブ」と題したライブステージを開催。キャストの後藤邑子さんが、「双葉理保」としてステージに立っていた。

今回のライブは、実に10年ぶりのステージということで、会場には多くの双葉理保ファンが駆けつけていた。

 

 

というわけで岡島プロデューサー、そして後藤邑子さんがステージに登場! 元気いっぱいでファンの前に姿を現した後藤さんに、観客席からは「おかえり!」と力強い声援が。その言葉に満面の笑顔で応える後藤さんだが、ステージに立った今も、なぜ「EDF:IR」のステージに立っているのかわからないとコメント。

この疑問に対して岡島プロデューサーから、実は「EDF:IR」に登場するオペレーターの「メイブ」というキャラクターは、表と裏の2人のキャストが存在することが明かされ、表のキャストは山本亜衣さん。裏のキャストが双葉理保になることが発表された。

ただし、どういう形で双葉理保の声が提供されるかは未定とのこと。「これだけコアなファンがいるから、15000円くらいのダウンロードコンテンツにしようかな?」と冗談とも本気とも取れるコメントで会場を沸かせる。

 

 

いっぽうの後藤さんは、「『地球防衛軍』には出たいと思っていたけど、毛色が違うので出られないと思っていた。(理保のセリフは)聞く人によってはイラッとするかもしれないけど、戦いの中での癒やしになれば」とコメント。すでにセリフは収録済みだそうで、最初はゲームにあわせてシリアスに演じていたものの、半分くらい収録したところで「理保じゃない!」と岡島プロデューサーからダメ出しがでた結果、最初から理保っぽく録り直した、とこだわりの収録エピソードが明かされた。

 

 

 

さて、その外見からは想像もつかないが、趣味がバイク、特技が腕相撲と、声優界きっての武闘派という後藤さん。ということで、次はそんな後藤さんに、もし「EDF:IR」の世界にいたらどう生き残るかを検証する企画が行われた。

 

 

 


「手の平サイズの宇宙生物、どこまでならつまめる?」という質問に対しては「全部いける。田舎育ちなので、蛇までいけます!」。「60mサイズの後藤さんが、巨大生物ベイザルと戦うなら?」という質問に対しては「バイクで突入します!」と豪快な回答を繰り広げる後藤さん、いやゴトゥーザ様!

岡島プロデューサーも、思わず「おみそれしました」と感心するばかりであった。

 

10年ぶりの「ラブ★ライブ」は大盛況!

イベント中盤では、改めて後藤さんと双葉理保の出会いが語られた。

ふたりの出会いは、2001年発売の「Love Songs アイドルがクラスメ~ト」までさかのぼる。当時、事務所に所属して1年目だった後藤さん。当初はメインヒロインの瀬戸綾乃でオーディションを受けていたがあえなく不採用となったものの、岡島プロデューサーは「主張しながらも癒やし系という声が印象に残った」「1年目とは思えない、ふてぶてしさ……いや落ち着きがあった」という理由で、改めて双葉理保役として採用したそうだ。

そんな経緯で出会った理保とのつきあいも、もう18年。今や双葉理保は一心同体な存在だと語る後藤さんだった。

 

その後、ディースリー・パブリッシャーの看板娘となった双葉理保が、2003年から2008年にかけて毎回ライブステージを開いていたことは先述の通り。今回、10年ぶりに「東京ゲームショー」に帰還したということで、復活の「ラブ★ライブ」を期待せざるを得ないが、ただで歌わせられない! と岡島プロデューサー。

「EDF:IR」でミッションを達成できたら双葉理保のライブを開催。失敗したら岡島プロデューサーのライブが開催される、ということになった。
今回のミッションは、「侵略兵器スコージャー」を2体撃破すること! 女性の制服を着たマッチョマンという、個性的すぎるキャラクターをデザインした後藤さんは、「EDF:IR」初プレーにもかかわらず見事ミッションを達成! 晴れてライブの権利を獲得した。

 

 

 



ライブでは、「Love & share」「チョコパフェ☆大戦争」、そしてアンコールに「舞台ドリームクラブ」テーマソング「See you agein☆」を熱唱。

 


久々のライブということで、ファンも力一杯コールを繰り出し後藤さんと一緒に盛り上がる。そんなフロアを前に歌う後藤さんは、「楽しいー!」「久しぶりなのに、覚えてくれてる!」と感激することしきり。

 

「チョコパフェ☆大戦争」では、スクリーンにさまざまなゲームで活躍する双葉理保の姿も次々と映し出されるという、ファンには嬉しい演出も。17年におよぶ双葉理保の歴史がフラッシュバックする。

 

 

歌い終えた後藤さんは、粋な演出とファンの声援に「嬉しくて泣いちゃう!」と満面の笑顔を浮かべた。

 

 

 

最初は一体どんなステージになるのか。戦々恐々の「『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』VS双葉理保 復活のラブ★ライブ2018スペシャルステージ」だったが、ゲームプレーあり、ライブあり、そして長年のディースリー・パブリッシャーファンには嬉しい懐かしのトークありと、盛りだくさんのステージとなった。

来年も「ラブ★ライブ」、期待してます!

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