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夏アニメを盛り上げてくれた「Back Street Girls -ゴクドルズ-」が早くも最終回! 第10話を迎えた。もう終わりなの!? 寂しすぎるーー!!と嘆いているそこのアナタに朗報!! 来週から3週連続で「ファン投票で選ばれた回」が放送される。まだまだゴクドルズ、笑わせてくれるようだ。
第10話、最終回はいつものようにゴクドルズ虹組のオープニングでかわいくスタートした。
カシラこと永田晃司が長いお勤めから戻ってきた。スター極道と呼ばれた男、カシラが気になっているのは山本たちのその後。久しぶりのご対面は、なんとも言えない空気に包まれる。そりゃそうだ。
軽く話を聞いていたとはいえ、こんなに本格的なアイドルに変身しているとは夢にも思わなかったカシラ。
「つか、誰が誰だよ……」
カシラの反応も無理もない。5年前に「極道とはなんぞや」を健太郎、リョウ、カズに叩き込んだ男たちが、アイドル街道まっしぐらのかわいい3人組になって目の前にいるのだから。見た目は関係ない、大切なのはブレない魂だと言い聞かせるカシラ。やっぱりカシラは違う!と感動シーンでなってめでたし、めでたし……とはならないのがゴクドルズ。
極道バンザイ! 極道渡世のために仁義の通った仕事、がんばりますと宣言した
翌日、1日警察署長として働くゴクドルズ。胸には「暴力団追放!!」「社会の悪!!」「極道根絶!!」と書かれたタスキがかけられていた。嗚呼、皮肉な仕事……。
尊敬するカシラの信用をすっかり失ってしまったゴクドルズ。警察署で1日署長の仕事をねぎらい「君たちの会社とは深い関係にある」と話す田村警視を組から金を吸い取るクソ警察と疑う。
チャンス到来。
カシラの信頼を取り戻すべく、女の武器を使い証拠写真もバッチリ抑え、わいせつな行為を働いたとして現行犯逮捕へと陥れる。
「やりましたよーーー!」ドヤ顔で報告するアイリたち。このドヤ顔がちょっと壊れかかっているのがまた笑える。しかし、この田村警視こそ、27年前に犬金組長が警察に送り込んだモグラ第1号だったのだ。しかも、カシラとは同じ施設で育った幼なじみ。27年のプロジェクト、40年の友情もすべて水の泡となり、号泣するカシラと犬金組長。どうなる!? 犬金組……。
ニューシングル「助けてください」の発売記念イベントは、個室での5分面談会。1000枚お買い求めのファン限定って……スゴすぎる!
チカちゃんのお部屋にやってきたのは、親がお金持ちすぎるキモい男や、自身の勝負パンツ・白ブリーフをただ見つめてくれという変態男。チカちゃんファン、怖すぎる。しかし、さらにすごい奴が現れた! サングラス、マスク、帽子で変装した大物俳優・高村仁がやってきたのである。
「時間がないんだ……キスしてくれ」
これが仁様のチカちゃんに対するリクエスト。できるわけないと突き放すチカに、たたみかける仁様が怖すぎる。はっきり言って、イっちゃってるよね、この人。
「俺の全ての力を使って君たちを引退させる」
必死である。拒むチカに仁様がとった行動は……。無理矢理のチュー。どれほど気持ちの悪いチューだったのかは、チカの表情と口からだらりと流れるよだれを見れば明らか。疲れ切ってストレスMAXなチカの前にここで救世主が現れる。
「殴ってほしい」
というドMのバーコード男である。実はチカことカズは、ボクシング経験者。ストレスをすべて拳に込めたチカの強烈アッパーはバーコード男を吹っ飛ばした。大満足の表情で昇天のキモ男。おめでとう。
アメリカからリナことジョージの親分がやってきた。やっぱりアイドル事業やってみたい、儲かるんでしょ? ってことで、リナを迎えにきたのだ。悲しいけれどアメリカのファミリーも大事ってことで、ゴクドルズ、そしてゆいとお別れするリナ。涙々のお別れシーンは最終回にふさわしいかも!?
帰りの車中で、親分がゆいを「キューティー」と褒める。これに対し、「かわいいですよね。あの子、本当の女の子ですもん」と答えるリナ。すると、親分が気づいてしまうのである。売れるアイドルを作りたいなら、本物の女の子を使えばいいと。
「来世には女の子に生まれればイイサ。Good Luck!」
という別れの言葉(?)とともに、車を下ろされるリナ。出戻りリナは合宿部屋で一升瓶を飲み干すのであった……。
悩めるアイドルマスター、マンダリン木下。なぜか作詞でステップアップしようとする。アナタのお仕事はマネージャーですよーー!! がんばって歌詞を書いてみたものの、なかなかうまくいかない。ゴクドルズには気持ち悪い、変態と言われる始末。しかし、犬金組長のアドバイス「恥ずかしがってはいけない」という言葉で開眼する。どこに向かう、マンダリン木下……。めっちゃ走る、そして動きのある木下に注目してほしい。
そして、いよいよ最終エピソードへ。
「ヒマやー!」と合宿部屋のドアを突き破る犬金組長。ドッキリにひっかからずボツになった経験を踏まえ、練習をしようと提案する組長。顔が怪しい……。嫌な予感しかしない。
ブーブークッションの練習と称して、リアルにオナラを出させる。もう何がなんだかわからない。しかし、ゴクドルズは一生懸命チャレンジする。タイミングよくオナラを出すことに集中し、ドッキリのリアクションを忘れてしまうゴクドルズにダメ出しをする犬金組長。バットをへし折る。そして……。
「もうやめていいぞ。好きにしろ」
ドッキリひとつ満足にできないんじゃ、メジャーは目指せないと、ついに放り投げてしまうのだ。ここで? ここにきてやめるの? やめるヤツは犬金組から破門だとまで言い出す組長。腹を決めたアイリが、
「お世話になりました」
とドアを開けた瞬間、ドッキリ大成功!! の文字が。今までにない脱力withキラキラデコレーションの表情を浮かべるゴクドルズ。アイドルとして生きる道はまだまだ続く……ようである。
(文/タナカシノブ)