完全変形!? だんごむし&いつでも自宅でガチャれる、懐かしのミニカプセルマシン登場!【ワッキー貝山の最新ガチャ探訪 第19回】

2018年08月28日 18:000

懐かしのミニカプセルマシンコレクション J-ドリーム 300円

レトロカプセルトイ「コスモス」のコレクターとして、専門書籍まで出している私としては「待ってました!」と思わず拍手をしてしまう逸品の登場です。

 

 

「懐かしのミニカプセルマシンコレクション」は、本連載初登場となる大阪のメーカー「J-ドリーム」から発売。プ二プ二系やスクイーズ系の玩具を得意とするメーカー、というイメージがあったので、真正面からガチャガチャに向き合う商品が出たのは、正直驚きました。

 

さて、この商品ですが実際に遊べます。まずは台座を組み立てます。脚の部分に少しカーブが。ボテッとちょっとガニ股みたいに広がるデザインが、レトロ感を醸し出しています。

マシンにはフタが付いていて、四隅の枠の銀色部分が本物そっくり。ミニPOP用紙も取り外せるという芸の細かさ。

 

小さいカプセル風ボールも10個付いています。これだけを集めて、マシンの中をいっぱいにしたいという欲求がわき起こります。カプセルだけでも売ってもらえませんか~!?

遊ぶ時の注意として、「本体の下を指で押さえます」という説明書きが。妙にていねいすぎる解説が、妙に笑えます。

 

今度はマシンの横から「次は何が出るのかな?」と覗きこみつつ、慎重にハンドルを回します。「カッコンッ!」下のフタにカプセルの当たる音が!! フタを開けて、ちゃんとボールを取り出せます。ミニチュアなのに、ここまで再現するというこだわりに深い愛を感じます。

 

レトロなカプセルマシンといえば「赤」!ですよね。ミニPOPは「忍者ウエポン」! あったあった! 手裏剣が欲しくて、お小遣いを使い果たしました。

 

 

「イエロー」は、たまにあったカラーリング。POPがタピオカドリンクなのがレトロ的には残念。まあマシンはレトロでも、今風の物を販売しているのも見かけるのでこれはこれでありでしょ。

 

 

「グリーン」は、コスモスの100円機を思い出させる色! POPはスヌーズのメロンパンです。実際に過去に発売されたPOPの流用なのね。納得。

 

 

「ブルー」は、タコのオモチャのPOP。全体的に爽やかさがあります。

 

 

「ゴールド」は珍しい色ですね。時計が当たるというPOPもあいまって何ともゴージャス!赤いカプセルが封入されているというのもレア感ありですねぇ。

 

 

これらをズラーーっと何台も並べたいですね。数を集めることで、懐かしの情景を容易に再現できますね。平成最後の夏に、昭和の駄菓子屋の店先にタイムスリップ! 駄菓子を食べつつ、マシンを物色していたアイツ。片ヒジを天板に乗せて威張っていたあの先輩の顔。いろんなことを思い出して、懐かしさに浸れます。

 

<プロフィール>

ワッキー貝山

 

フリータレント兼ガチャガチャコレクター(カプセリスト)

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版!インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」(双葉社)「日本懐かしガチャガチャ大全」(辰巳出版)などの関連本を出している。

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