すちーむまにあの、オススメ☆Steamゲームレビュー 第1回:捕まったら殺される、命がけの鬼ごっこ「Dead by Daylight」

2018年08月23日 08:000
「Dead by Daylight」

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

この連載では、PCゲームのプラットフォームとして今盛り上がっている「Steam」で遊べるオススメゲームを、「Steam」のコアゲーマーである、“すちーむまにあ”こと、辻村美奈が詳細にレビュー。その面白さを紹介していきます。


今回紹介するのは「Dead by Daylight」という対戦型ホラーゲーム。


ある日、さまざまな理由から殺人鬼が潜んでいる森に迷い込んでしまう生存者達。
果たして殺人鬼から逃げることはできるのか・・・。

 

「Dead by Daylight」のTOP画面

 

4対1の非対称型の対人ホラーゲーム


多くのゲームでは、対人ゲームというと、同数対同数で戦うというのがセオリー。しかし、このゲームでは、4対1非対称型で戦います。うちわけは、逃げる役の生存者4名と、追いかける役の殺人鬼1名。


舞台は、殺人鬼が潜んでいる森。生存者側は、殺人鬼に捕まえられる前にMAPのあちこちにある発電機を修理し、脱出ゲートの電源を入れ脱出することができれば勝利。逆に殺人鬼側は、生存者を全員捕まえて殺すと勝利というルールです。


なお、生存者たちは全員で逃げなくても、自分1人だけ逃げることができれば勝利になります。全員で生還できないような状況の場合、自分が犠牲になり仲間を助けるか、はたまた仲間を見捨てて自分だけ助かるか、あなたは決断しなければなりません。今回は、そんな生存者視点で脱出を目指し遊んでいきます。

 

スペックを確認しよう!


まずは、快適に遊ぶためのスペックの確認です。「Dead by Daylight」の要求スペックは、以下の通り。


「最低」
OS: 64-bit Operating Systems (Windows 7, Windows 8.1)
プロセッサー: Intel Core i3-4170 or AMD FX-8120
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: DX11 Compatible GeForce GTX 460 1GB or AMD HD 6850 1GB


「推奨」
OS: 64-bit Operating Systems (Windows 7, Windows 8.1 or above)
プロセッサー: Intel Core i3-4170 or AMD FX-8300 or higher
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: DX11 Compatible GeForce 760 or AMD HD 8800 or higher with 4GB of RAM


必要なスペックは、FPSゲームなどに比べると低めです。PCにグラフィックボードがない場合は、約1万5千円弱で入手できるNVIDIAの「GeForce GTX1050」あたりを追加すると、低予算かつ、余裕のあるスペックで快適に遊べるのでおススメです。また、PS4版も出ているのでそちらでも遊べます。

 

まずは、キャラクターと持っていくパーク(能力)を決める


「Dead by Daylight」では、パークと呼ばれる追加能力を最大4つまでゲームに持って行くことができます。パークは、ブラッドウェブ上で、ゲームをするごとにもらえる「BP(ブラッドポイント)」を使用して入手可能です。

 

ブラッドウェブの画像。BPを使ってパークやアイテムを入手する


パークには、共通パークというものとキャラクターそれぞれの固有パークがあります。共通パークは、どのキャラクターでも入手可能ですが、固有パークは「ティーチャブルパーク」というものを取得するまでほかのキャラクターでは入手不可能なパークです。


初心者に一番おススメのキャラは「クロ―デット・モレル」。クロ―デットの固有パークである「セルフケア(自己回復)」は、負傷状態を自分で回復することができるというもの。これがないと、MAP内にいる仲間を見つけて回復してもらうしかありません。また、森の草や物陰に同化しやすく、ステルス性能がとても高いという、見た目もおススメポイント。身体がとても華奢で、肌も目立たないのでかなり見つかりにくく、殺人鬼泣かせのキャラクターです。

 

クロ―デット・モレルの画像。ティーチャブルパークは、レベル30・35・40でブラッドウェブ上に出現する。ティーチャブルパークを入手すると他キャラクターのブラッドウェブ上にも出現するようになる


今回持っていくパークは、セルフケア:自己回復することができる(クローデット固有)。予感:45度以内かつ、36メートル以内に殺人鬼が居ると警告音が鳴る(生存者共通)。共感:傷ついている味方の位置がわかる(クロ―デット固有)。血族:フックに吊られている際、味方が全員のオーラを見えるようになる(生存者共通)。すべて、クローデットの固有パークと生存者共通パークなので、クローデットを育てるだけで入手可能です。

 

画像左から、セルフケア、予感、共感、血族

 

ゲームスタート! 実際に遊んでみる


1:発電機を見つける
まずは、発電機を探します! 発電機は、電気が点滅している建物の中にあります。また、野外の発電機の場合も、発電機上部についている電気が点滅しているので、上のほうを見て探すと見つけやすいです。

発電機の画像。上を確認すると遠くからでも見つけやすい

 


2:スキルチェックをこなしながら発電機を修理する
発電機を見つけたら修理しましょう! 修理中は、ランダムでスキルチェックが発生します。時計回りにまわる針の成功範囲内(枠内)に入ったところでスペースキーを押すと成功です。


失敗してしまうと、大きな音で爆発し、殺人鬼に通知が行ってしまいます。慣れるまでは結構難しいんですが、ミスを連発してしまうと殺人鬼が来てしまうので、苦手な方は練習しましょう。スキルチェックシミュレーター(dbd-scsで検索)という疑似練習ができるWebページがあるのでそちらで練習するのがおススメです!

発電機のスキルチェック。針が白枠内に入った瞬間にスペースキーを押す。失敗すると大きな音で爆発してしまう

 

スキルチェックシミュレーター

 


3:殺人鬼が近くに来ると心音がする! すぐに隠れよう
殺人鬼が近くにいる時、ドクドクと心音が鳴ります。心音が鳴ったら速やかに身を潜めましょう。

画像中央上部に殺人鬼。心音が鳴っている間は障害物に隠れる

 


4:殺人鬼に見つかったら建物に逃げる
もし見つかってしまったら、建物や板のある方向に逃げましょう! 少しでも時間を稼ぎます。

MAP内にある建物や、板の近くに逃げると殺人鬼をまきやすい

 


5:殺人鬼に板を当ててスタンさせる
また、殺人鬼にうまく板を当てると、殺人鬼がスタンします。コツは、板の周りでぐるぐる走り回り、追いつかれそうになったら倒すこと。こうすると自然に当てやすいです。

板の周りでぐるぐる回り、隙をついて板を倒す

 


6:もし殺人鬼に捕まってしまったら仲間を信じてじっと待つ
殺人鬼に2回殴られてしまうと溺死状態(行動不能)になり、フックに吊るされてしまいます。フックに3回吊るされてしまうと死亡します。また、仲間が全員死んでいる場合や、仲間が助けに来ない場合もそのまま死亡。吊られている間は、もがくと4%の確率で自力脱出することもできますが、体力が大幅に削られ死期が早まります。もし、捕まってしまったら、もがかずに仲間を信じて救助されるのを待ちましょう!

フックに吊られると画像左下の自分のアイコンがフックのマークになる。赤いゲージは残りの体力を表している

 


7:味方が捕まったら全力で助けに行く! でもキャンパーは諦める
逆に仲間がフックに吊るされてしまったら助けに行きましょう! 吊られている生存者は、赤く強調表示されるので、近くまで行き殺人鬼がいないことを確認したら、速やかに救助します。

仲間を救助している画像。吊られている仲間の前で左クリック長押しすると救助できる


ただ、このゲームには「キャンパー」と呼ばれ、フック前から動かずに、助けに来るほかの生存者を狙う殺人鬼がいます。もし、殺人鬼がフックから離れないようだったら諦めて発電機を修理したほうがよいかもしれません。

キャンパーの画像。死ぬまでフックの傍から離れないスタイル

 


8:発電機の修理が終わったらゲートを開ける!
発電機が5つ修理されると、数秒間脱出ゲートの位置が見えます。脱出ゲートは、2つあるので好きなほうにダッシュし、左クリック長押しでゲートを開放します。

発電が終了すると脱出ゲートが表示される。殺人鬼の位置を予想し、遠くのゲートにダッシュしよう

 

ゲート前で左クリック長押しをするとゲージが溜まり、満タンになるとゲートが開く

 


9:すみやかに脱出
「家に帰るまでが遠足です」という言葉がありますが、「Dead by Daylight」もロビー画面に戻るまでが鬼ごっこです。ゲート前で安全だと思い込み、足元をすくわれないよう注意しましょう!

ゲートをくぐると脱出成功! ロビー画面に戻る

 

あと一歩足りず、森に戻されてしまう(殺されてしまう)ことも

 

ひと言で表すと「スルメゲー」。遊べば遊ぶほど面白くなっていく


このゲームは、「強いパークを集めて強くなっていく」レベル上げ要素の強いゲームなので、初心者のうちはとにかく死にます。いかに、気持ちのいい・かっこいい死に方をするかを追及しはじめると、このゲームの沼にハマって抜けられなくなっていきます。


また、対人ゲームなので、100回遊べば、100通りの展開があるのも魅力。いくら遊んでも、しばらくするとまた無性に遊びたくなる「スルメゲー」です。1ゲーム15分程度なので、空いた時間にもサクッと遊べます。余談ですが、筆者はそろそろプレイ時間が1000時間に突入してしまいそう・・・。興味のある方は、買ってみてはいかがでしょうか。

 

タイトル情報

「Dead by Daylight」(Behaviour Digital Inc.)
価格:1,980円(Dead by Daylight Deluxe Editionは2,980円)
(※販売価格は変動します)
https://store.steampowered.com/app/381210/Dead_by_Daylight/

 


筆者:すちーむまにあ(辻村美奈)


オフィスマイカに所属するライター兼ゲーマー。好きなゲームのジャンルは、サンドボックスのサバイバルゲームや、ホラーゲームなど。プレイスタイルは、コミュ障炸裂でVC勢に怯えるテキストチャットガチ勢。

オフィスマイカ:https://www.office-mica.com/
ブログ:https://steammania.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/steammaniaS2?lang=ja

 

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