※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
MVのロケ地は、自然がいっぱいの素敵な場所でした
── 「そんなの僕じゃない。」は、MVも素晴らしいんですよね。駅や列車が出てきて、印象的でした。 下地 はい。ロケ地を選んでいたときに写真を見たら、レトロな雰囲気があってかわいいしノスタルジックだし、ジャケット写真のイメージとも繋がっていていいなあと思いました。無人の駅で周りは自然がいっぱいで、撮影中にイノシシも見たんです(笑)。
── え、危なくなかったんですか? 下地 遠くでしたし、「こんにちは、おじゃましてまーす」って声を上げたら、どこかに去っていきました。駅にはツバメの巣があったり、夜はホタルが飛んでいたり、都内からそんなに離れていないのに、なんていい場所なんだと感動しました。列車も、朝夕は2両編成なんですけど、お昼は1両なんですよね。それがかわいくて。私は沖縄出身で、空港から実家に帰るときにモノレールに乗るんですけど、いつも、「モノレール、短いっ」って思うんです。そのときの感覚を思い出しました。
── 煉瓦造りのトンネルも雰囲気がありました。 下地 あのトンネルは、ジブリ映画みたいですよね。許可をいただいて、線路の上を歩いて撮影したシーンもあるんですけど、鳥の声と水の音が聞こえてきて、マイナスイオンでいっぱいだって思って、本当に素敵なロケでした。
── でき上がった映像は、ストーリーを感じさせるものになっていました。 下地 自分探しをテーマにしていて、赤い服の私と青い服の私が出てくるんです。アーティスト写真もジャケット写真もMVもショートフィルム感があって、「ノスタルジックな雰囲気が、私には似合うのかしら」って、恥ずかしながら自画自賛したりしました(笑)。エレクトリックな「そんなの僕じゃない。」に、そういう雰囲気が不思議と合っているというのも、面白かったです。
VIDEO
── DVDには、MVだけでなく、1stシングルに収録された「God Save The Girls」と「プ・レ・ゼ・ン・ト」のスタジオライブも収録されているんですよね。 下地 そうなんです。「プ・レ・ゼ・ン・ト」は川田瑠夏さんのピアノと一緒に歌ったアコースティックな曲なので、スタジオライブでやることがすぐに決まって、もう1曲はどうしようとなったとき、「『God Save The Girls』をアコースティックセットでやったら、絶対に楽しいです!」と、私から提案させていただきました。
── 実際に、アコースティックセットでの「God Save The Girls」を歌ってみて、いかがでしたか? 下地 ピアノの川田さん、ギターの睦月周平さんと3人で、「楽しいね、楽しいね」って言い合いながら収録することができました。演奏していくうちに元気になっていくというか、みんなのボルテージが上がっていって、このバージョンを録ることができて本当によかったなって思いました。
VIDEO