「信長の忍び~姉川・石山篇~」第67~68話感想:石山合戦始まる。織田軍、最大のピンチ到来!

2018年07月24日 16:000
「信長の忍び~姉川・石山篇~」第67~68話感想:石山合戦始まる。織田軍、最大のピンチ到来!

「信長の忍び」は、ヤングアニマル(白泉社)にて連載中の同名4コママンガ(作:重野なおき)を原作としたショートアニメなのだが、とにかく、戦国ギャグアニメとしての出来が秀逸で、隠れファンも多いはず。2016年10月にスタートし今期が3期ということになる。3期は、いよいよ、信長の天下統一への道の中でも重要となる「姉川の戦い」そして「石山合戦」が描かれる。歴史ファンなら、もう絶対にマストで見とかないとダメ!なヤツなのだ。


今回は、その「石山合戦」の序盤戦となる67話、68話の感想をお送りする。

第67話「矢より鉄砲持って来い」

 

三好三人衆と斎藤龍興の率いる軍勢を討つため、織田軍は、敵軍が砦を築く野田・福島の周囲に大量の櫓を建設する。その狙いは、この櫓から砦へ向けて、大量の鉄砲の弾を浴びせるためだった。これに対して、三好勢に加わっていた雑賀孫一率いる雑賀衆が鉄砲で撃ち返す。この戦いは、戦国でもまれに見る鉄砲が大量導入された戦いとなった。雑賀衆といえば、鉄砲戦術で有名な傭兵集団であり、信長を苦しめることになるやっかいな存在であるが、雑賀孫一率いる部隊は三好勢に味方したものの、そのほかの部隊は織田勢に味方するものもあったらしく、同士討ち的な部分もあったという。


それはともかく、戦況は織田軍に有利に運ぶ。三好勢を討ち取った後は、とって返して石山本願寺に圧力をかけ、退去を迫ろうと考えている信長。しかし、当の本願寺内では、宗主の顕如が、退去するか徹底抗戦するかを計りかねていた。というのも、一向宗の教えでは、時の統治者を助ける「王法為本(おうぼういほん)」というものがあり、信長が、名目上、当時の統治者であった足利将軍家の名代なのであれば、それには従わざるを得ない。しかしながら、そうでない場合、各地の一向宗門徒に一揆を起こさせ、織田家を滅ぼすことも十分に可能なのだった。


そこへ、京へ行っていた下間頼竜(しもつまらいりゅう)が戻ってくる。頼竜がもたらした知らせは、将軍・義昭が信長のことを煙たがっているということ。つまり、信長に徹底抗戦しても「王法為本」の教えには反しないということになる。そこで、顕如は決断する。各地の大名や門徒にあてて、「仏敵・信長を打倒せよ」との檄文を飛ばしたのである。これに応じて、各地から石山本願寺に集まってくる門徒たち。


いっぽうの三好勢は、劣勢が明らかになり、信長に和睦を申し込む。しかし、信長はそれを拒否。戦局は一気に織田勢に傾くかと思われたそのとき、石山本願寺の鐘が打ち鳴らされる。それはつまり、武装化した一向宗門徒による出陣の合図であった。この軍勢を率いる下間頼廉は檄を飛ばす。


「進むは極楽浄土! 退けば無間地獄ぞ! 仏敵・信長を攻め滅ぼせー!」


これが、信長の天下統一を10年遅らせたと言われている、世に言う「石山合戦」の幕開けとなった。


って、今回はほとんどギャグなしでしたね(細かいネタはあるんだけどね)。

・第67話「矢より鉄砲持って来い」あらすじ
三好軍の砦の周囲に柵と櫓を築いた織田軍は、そこから大量の鉄砲を用いて砲撃を開始する。戦を優勢に進める信長は、次に目と鼻の先にある石山本願寺へ兵を進め、改めて退去を迫るつもりでいたが……



第68話「信者の行進」

 

いよいよ打倒信長に向け立ち上がった本願寺勢。これ以降、織田軍はいくつもの負の連鎖に巻き込まれていく。


・連鎖その1「三好三人衆侵攻→本願寺挙兵」


本願寺から出陣した軍勢は、川を隔てた場所に陣取っていた前田利家隊に襲いかかる。「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら、死をもいとわず迫り来る本願寺勢。それを見た千鳥も加勢し横から軍勢に突入し、敵の出鼻をくじこうと獅子奮迅の活躍を見せるが、死せば極楽浄土へ行けると信じる一向宗門徒はまったくひるむことをしない。たちまちピンチに陥る千鳥だったが、そこへ前田利家がかけつけ千鳥を助ける。いつもデレデレキャラの利家だが、さすがは槍の名手、本気を出したらめっぽう強い。「その真剣な目は?」と問う千鳥に、「拙者がこの目になるのは、本気で戦うとき、そしてまつと愛を確かめ合うときだけだー!」と答える利家。「生々しい情報聞いちゃった」と赤面する千鳥ちゃん、かわいい……!


・連鎖その2「雑賀衆、本願寺軍に全面協力」


実は雑賀衆の多くは一向宗の信者であった。本願寺の顕如が打倒信長の檄を飛ばしたことで、雑賀孫一の一派だけでなく、ほかの雑賀衆も本願寺側について織田軍を攻撃し始めることになる。雑賀衆の本気の鉄砲攻撃に手も足も出なくなる織田軍。しかも、この機に乗じて本願寺側が淀川の堤防を決壊させる。もともと低湿地帯であった野田・福島の地は、一気に水没。織田軍は一気に壊滅的な状況に。そして当然ながら、泳げない千鳥はおぼれそうに……(「あったね、そんな設定~!」by 助蔵)。


いやもう、今回もテンポが速くいろんなことが起こりすぎて、ハラハラドキドキの展開でした。まさに大ピンチの織田軍。さてどうなりますやら!


・第68話「信者の行進」
顕如は各地に「打倒信長」の檄文を飛ばし、それに応じた門徒たちが続々と石山本願寺に集まり始める。一方、勝利を確信した信長は、三好軍から出された和睦を拒否。その直後、本願寺挙兵の鐘が打ち鳴らされる!


(編集部・鎌田)

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放送日: 2018年4月6日~   制作会社: トムス・エンタテインメント
キャスト: 水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、山口勝平、関智一、内匠靖明、岸尾だいすけ、小山力也
(C) 重野なおき/白泉社・信長の忍び参部製作委員会

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