国内最大級のeスポーツ大会「RAGE 2018 Summer」、総来場者数は3.5万人を突破!賞金総額は2,000万円!

2018年06月19日 16:390

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

2018年6月17日(日)、幕張メッセにて開催された賞金総額2,000万円のeスポーツイベント「RAGE 2018 Summer」の全イベント会場の総来場者が、過去最多となる3.5万人(※)を突破。

また、「RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge GRAND FINALS」にて初めて、OPENREC.tv上で視聴者から集まったエールを、優勝賞金に上乗せする企画を実施し、合計970,240エールが視聴者から送られた。

「RAGE」は、2015年末にスタートした年間を通じて複数ジャンルのゲーム大会を提供している次世代型eスポーツイベント。

今回、2018年6月17日(日)に幕張メッセにて開催された「RAGE 2018 Summer」のオフィシャルレポートが到着したので、ご紹介しよう。

<「RAGE 2018 Summer」のオフィシャルレポート>

8回目を迎える今回は、Cygamesの本格スマホカードバトル『Shadowverse』、およびスクウェア・エニックスのリアルタイムカードバトル『SERVANT of THRONES』の2タイトルで全国大会の決勝を実施。同じeスポーツ大会としては、今ネットで話題のバーチャルYouTuber6人が初代王座をかけて戦った『RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX~2018 Summer~』も大きな注目を集めた。

ほかにも、海外のゲームイベント「E3 2018」にて任天堂が発表したNintendo Switch™向け新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の国内最速プレイアブル体験会、バトルロイヤルゲーム『PUBG MOBILE』初となるオフラインイベントなど、充実したブースが立ち並び、会場のあちこちで人だかりができていた。

現地やネットに集まった参加者は、格闘技イベントのような選手紹介に息を飲んだり、見事なプレイを目の前にして鳥肌を立てたり、勝利の瞬間に合わせて大歓声をあげたりと、まさにスポーツと同じeスポーツの興奮を満喫していた。

イベント中には、AK-69とTAKUYA∞(UVERworld)によるミニライブを開催して、RAGEの新公式テーマソングである『ONE LIFE feat. UVERworld』を披露した。ステージが暗転すると同時に重低音が流れ始め、中央の扉が開いて2人が登場。着席していた観客たちは立ち上がり、「ONE LIFE」と力強く繰り返される歌詞に合わせて手を振って楽しんでいた。


ライブ後のMCでは、AK-69が「自分の曲は、自分たちの生きざまから紡いでいるものしかない。ONE LIFEもこの一瞬、一戦にすべてをかける曲」と曲に込めた思いを語る。

注目を集めていたのが、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALのプレイアブル体験会。1999年の1作目から続く人気シリーズの最新5作目ということもあって前評判も非常に高く、国内外から集まったファンで開場前にすでに1200人以上が並ぶほどの熱気だった。

そんな来場者たちは、整理券をもらってブース前の行列に並び、最大で4回戦を戦える「大乱闘勝ち抜きバトル!」に参加していた。事前に許可が出ていたニンテンドー ゲームキューブ コントローラを持ち込む人もちらほらおり、いざプレーとなると全員が真剣な目でゲーム画面に没頭していた。勝ち残って決勝を制すると限定RAGE Tシャツがもらえるのも嬉しい点だった。


ステージでは、OooDaさんとシンイチロォさんを実況に、裏切りマンキーコングの西澤さん・風次さんをゲストコメンテーターに迎えて、勝ち抜きバトルの決勝を伝えるとともに、エキシビションマッチの「大乱闘チャレンジバトル!」も実施。

「大乱闘チャレンジバトル!」は会場から選ばれた観客が、あばだんご選手、KEN選手、古森霧選手の有名プレイヤー3名に挑戦できるというもの。どのキャラクターがどんな技を見せるのか、各ステージではどう戦えばいいのか。最新情報をいち早く自分の目で見ようと、通路まで達するほどの観客が集まってステージやモニターを見守っていた。

RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX〜2018 Summer〜』も、ブースの開場前に長蛇の待機列が形成されるほどVTuberファンがかけつける注目の企画だ。オープニング前にはVTuber7人が勢揃いしたムービーが流されてファンが大歓声をあげていた。ステージでは、透過有機ELディスプレーを4台横に並べ、さらに4台を縦長に組み合わせて中央に立てて、バーチャルの存在である彼・彼女たちをリアルに「召喚」していた。

予選では、1種目目として人気のスマホゲーム『どうぶつタワーバトル』で対戦し、難易度の高い積み方を繰り返すなどの激闘を繰り広げて、アズマリムと田中ヒメが決勝に進出。2種目目のNintendo Switch用アクションゲーム『スーパーボンバーマンR』では、絶叫しながらのプレーも電脳少女シロと「ときのそら」が決勝にコマを進めた。


決勝は、格闘ゲームの『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』でトーナメント戦となった。ファイナルに勝ち進んだ電脳少女シロは洗脳されたケン、田中ヒメは豪鬼をそれぞれチョイス。1勝1負で迎えた最終試合を玄人の動きで電脳少女シロが制し、初代王者となった。

『RAGE × PUBG MOBILE ドン勝チャレンジ』は、会場で6回参加者を応募し、最大50人+有名プレイヤーでPUBG MOBILEのカスタムマッチを行うというもの。MCにブンブン丸さん、ゲストにSUMOMOXqX選手、よさこいバンキッシュの3人、けんき選手、高田健志、にごんご選手を迎え、ときおり派手な銃撃を会場に鳴り響かせて熱戦を繰り広げていた。


『RAGE SERVANT of THRONES IMPERIAL』の決勝大会では、メイジさん選手とアルトリア選手が対決。見事、メイジさん選手が2戦連勝して初代王座に輝き、優勝トロフィーと賞金400万円、ゲーム内の特別称号『猛々しき救世の覇道』を手にしていた。


メイジさん選手は、目に力を込めて感動をかみしめながら優勝トロフィーを手にし、「僕だけの力で優勝できたわけではない。力を貸していただいた方々に恩返ししたい」とコメント。さらに「初めてやったゲームが3歳のときのドラゴンクエストシリーズで、ずっとスクウェア・エニックスのゲームで遊んできたので、こうしたご縁があったのが嬉しい」と喜びを伝えていた。

『RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge GRAND FINALS』は、Shadowverseのゲームがローンチしてちょうど2周年の日に合わせての開催になった。東西合わせて約8,000人の予選参加者から勝ち上がったファイナリスト8人が参戦。1試合BO5(先に3勝した方が勝ちというルール)で行われ、2勝2敗からの勝負という局面も多く見受けられるほど、凄まじい熱闘が繰り広げられた。


ラストに勝ち進んだのは、「沈黙の復讐者(リベンジャー)」ことかさご選手と、「The モンスター」ことソルト選手。決勝から武井壮がMCとして登場し「本日最後にして最大の決戦です!」という掛け声で呼び込まれ、緊張した表情でステージに姿を現す。

決勝戦も接戦で、ソルト選手が先勝したのちかさご選手が1勝返し、さらにお互い1勝して2勝2敗の状態になる。事前の優勝者予想キャンペーンで1位に選ばれていたソルト選手が有利と思われる節もあったが、そのプレッシャーをはねのけて、かさご選手が最終戦を見事制して優勝を勝ち取った。


優勝しても表情をまったく変えない、かさご選手。コメントを求められると、「嬉しいんですけど、自分はまだ優勝するレベルでないと思うので、不思議な気持ちです」と謙虚な言葉で返していた。さらに「まだまだ伸び代があるということですね」というフォローにも「プレイング面では課題が多い」と反省し、「謙虚魔人」と武井壮を驚かせていた。

ステージでは、Cygamesの森慶太プロダクトマネージャーがいくつかの新要素を告知した。6月28日リリース予定の第9弾カードパック『Brigade of the Sky / 蒼空の騎士』の最新のカード情報のほか、『グランブルーファンタジー』とのコラボとして、新リーダースキン「コルワ」を発表した。ほかにも、若い力が激突する夏のイベント『全国高校生シャドバ甲子園2018』も今夏に開催決定だ。

Cygamesの木村唯人プロデューサーからも重要な発表があった。2周年を記念した6月27日までの「2nd Anniversaryキャンペーン特別ログインボーナス」、6月18日の15時から始まる歴代の人気カードがレアリティを問わず排出されるグランプリ「2nd Anniversary Cup」、6月23日20時よりYouTubeLive/FRESH!/OPENREC.tvにて配信する「しゃどばすチャンネル 二周年記念スペシャル生放送」の3点を告知する。最後に、世界中で『Shadowverse』を遊んでいるユーザーに向けて深くお礼を述べていた。

会場ではステージ以外にさまざまなサイドイベントを用意していた。ゲーム中でも強カードで人気の高いバハムートの巨大バルーンや、まめだいふくさんによる『アマテラス』、えい梨さんによる『ツクヨミ』というコスプレイヤーとの撮影会もあり、多くの人がRAGEの思い出を写真に収めていた。

「RAGE Shadowverse Pro League」コーナーでは、今年5月に開幕したShadowverseプロリーグ4チームの選手が登場して、参加者との対戦やデッキ相談を実施した。憧れのプロ選手と直接話ができるとあって、対面している参加者からは笑顔がこぼれていた。付近では、当日参加のトーナメント大会も実施した。

今回、RAGEの公式サポーターとして世界標準のKAWAIIアイドル『わーすた』の5人も駆けつけた。ステージを盛り上げたほか、その場で撮影してShadowverseのカードになれる『Shadowverseフォトカード撮影エリア』を楽しんだり、物販ブースをPRしたりと、会場の魅力を存分に伝えた。ほかにも好評開催中のリアル脱出ゲーム×Shadowverse「影に沈む世界からの脱出」もブースで出展した。


飲食ブースや充電コーナーなども充実。飲食では、RAGE観戦でおなじみのフランスドッグのほか、北海道玉ねぎと豚の角煮丼などの丼物も登場した。

ラストのステージでは、再びCygamesの木村唯人プロデューサーが登場し、「本当にどの試合も凄くて、2周年がかすんでしまうような本当に素晴らしい内容だった。みなさんもどの試合がベストマッチだったか、色々なところで話してほしい」と感動の言葉を伝えた。

RAGEのプロデューサーであるCyberZの大友真吾より、今秋、『RAGE 2018 Autumn』にて開催するShadowverseの『RAGE Shadowverse Brigade of the Sky』の大会受付を7月上旬から開始することが告知された。

今年12月15、16日に開催する優勝賞金が100万ドルの『Shadowverse World Grand Prix 2018』についても言及された。前回の『RAGE 2018 Spring』で優勝・準優勝だったみずせ選手とからあげさん選手、今回のかさご選手・ソルト選手の4人のほか、『RAGE 2018 Autumn』での優勝者・準優勝者が参戦できる。


最後は武井壮さんの「それでは参りましょう、3、2、1、Bring it On!!」という掛け声に合わせて金銀の紙テープが客席に向けて発射されて、12時間近くにわたる激闘に幕を下ろした。

(※)RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge 西日本予選(2018年5月12日、13日)、RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge 東日本予選(2018年5月26日、27日)、RAGE 2018 Summerへの総来場者数

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

関連リンク

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。