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今回はお市の思いをイメージしました! 「信長の忍び~姉川・石山篇~」OP「金魚涙。」を歌う蓮花インタビュー!

2018年05月30日 10:010
今回はお市の思いをイメージしました! 「信長の忍び~姉川・石山篇~」OP「金魚涙。」を歌う蓮花インタビュー!

一見コミカルな歴史系ギャグアニメながら、史実に基づいた骨太なストーリーやキャラクターたちが活躍するアニメ「信長の忍び」シリーズ。


その第3期「信長の忍び~姉川・石山篇~」が現在、絶賛放送中だが、その主題歌「金魚涙。」のシングルCDが、2018年5月30日にリリースされる。歌うのは、シリーズを通して「信長の忍び」主題歌を担当する蓮花さん。夏をちょっぴり先取りしたような、切なくも情熱的な楽曲に込められた思いや制作秘話を聞いてみた!
本編の名場面を歌詞に散りばめた切な系ポップチューン!「信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~」主題歌「白雪」を歌う蓮花インタビュー

 

──前作「白雪」から1年ぶりのシングルリリースとなりますが、まずはこの1年間を振り返っていただけますか?

 

蓮花 北海道FMラジオFM NORTH WAVE「蓮花 Voice...」という番組でラジオパーソナリティを毎週やらせていただいていているほか、「信長の忍び」のキャラソンをはじめ、いろんな作詞をしたり、楽曲に歌唱参加したりといろんなことをした1年でした。

そういう言葉と接するというか、勉強する中で語彙が増えていったり、言葉の質がわかってきたというか……。言葉ってひとつの意味だけじゃないので、まだまだ誤解したり使い方を間違っちゃったりすることもあるんですが、以前よりは言葉をひとつずつかみ締めて理解できるようになってきたのかな。

作詞をするうえで、言葉をたくさん勉強したり覚えたりしないと幅が広がらないと思っているので、今まで全然読まなかった哲学書とか読むようにもなりましたね。自分が読みたいジャンルのものだけじゃなく、興味がなかったものもあえて読んだりとか。そしたらもっと見える世界が広がったり楽しくなるというか。そうやって自分から扉を開くことをしていた1年だと思いますね。

そういうことをやっていくと新しい発見があったり、今まで知らなかった自分の感情を知ったりできるんですよね。だから興味ないものとか聞いたことのないジャンルのことを知るのって大事な作業ですね。これからもずっと続けていきたいと思っています。

 

──「信長の忍び」のキャラソンの作詞はいかがでしたか?

 

蓮花 私がキャラソンなんて書けるかなと思ったんですが、まずはほかのいろんなアニメのキャラクターソングを聴いてみて、セリフっぽく言葉を言ったりとか、歌詞にセリフがそのまま使われていて、きっとアニメファンの方ってこういうのが嬉しいんだろうと思って、そういうのを盛り込んで作りました。(作詞は)すごく難しかったんですけど、半面とても新しい世界で、すごく時間はかかったんですが、終わってみたら達成感でいっぱいでした。やってよかったと思います。

 

──ラジオではカバー曲をアカペラで披露していますね。

 

蓮花 こちらでは懐かしの歌や、最新のアニメソングなどジャンルを問わずとにかく歌ってみようということで、企画を始めさせていただきました。普段のレコーディングだともともと音があってそこに歌を乗せるんですけど、アカペラとなると全く違って、歌うときの心境も違うので、毎回が新鮮で勉強という感じです。自分ひとりで演奏する感じなので、もう本当に精神的に強くしてもらっているというか、真剣勝負で挑んでいます。集中力を欠くととたんに音がずれちゃうので、毎回汗をかきながらやっています(笑)。毎回、緊張しながら歌っていますね。

 

ずっと歌いたかった「金魚涙。」

──いろんな挑戦をした1年でしたね。そんな蓮花さんのニューシングル「金魚涙。」ですが、どんな楽曲でしょうか。

 

蓮花 「金魚」と「涙」のイメージカラーを思い浮かべてくださいといったら、赤と青じゃないかなと思うんですが、そのふたつの色を混ぜ合わせたらどうなるんだろうという思いから生まれた曲なんです。私、小さい頃から水彩画を書く時、色を混ぜ合わせるのが好きだったんですが、その混ざり合う瞬間ってすごくきれいだなと思って。

特に赤と青を混ぜると紫になるじゃないですか。その色って人間の感情に似ていると思うんです。紫って人間の明るさ、暗さ。ネガティブな感情、ポジティブな感情を混ぜ合わせた人間の心の色じゃないかと思うんです。その象徴としてノートに「金魚涙」ってメモをしていて、いつか絶対にこのタイトルで曲を書きたいと思っていたんです。今回「信長の忍び」のタイアップが決まった時にこのタイトルで作ろうと決めて、それから曲をもらって歌詞を書いていった感じですね。

 

──作曲の永見和也さんには、「金魚涙。」というお題を投げて作ってもらった感じですか?

 

蓮花 いえ。今回は作曲家さんの名前を伏せて、まずはデモ曲を送っていただいたんです。その方がインスピレーションで「これだ!」と言えると思ったんです。それで本当にメロディだけで今回の曲にしぼったんですよね。その後「これが金魚涙の世界観だ」、と思いつつメロディに導かれて歌詞を書いていきました。

 

──「金魚涙。」はアニメで聴いた時とフルサイズで聴いた時で印象がガラリと変わりました。テレビサイズだと、一番ビートの強い大サビが使われてますけど、フルサイズで聞くと、最初は静かに始まって、徐々に盛り上がっていくという構成になっています。

 

蓮花 すごい構成ですよね。以前から「金魚涙。」というタイトルでいつか曲を出したいということと、夏の季語を使った、夏を思わせる曲を書きたいということを同時に思っていたので、今回、自分がずっと暖めてきた思いを表現できる場所を与えていただいたという喜びでいっぱいでした。

 

 

──今回の作曲も、「徒桜」「白雪」と「信長の忍び」曲でタッグを組んできた永見和也さんですね。

 

蓮花 本当に偶然、今回も永見さんだったんです。永見さんが書かれる曲には毎回すごく刺激をもらうので、そこから沸く言葉のほうが多かったりするんですよ。曲を聴いて言葉が浮かぶということもあるので、やっぱり曲との縁で言葉が導かれることも多いのかなと思います。

 

──歌詞を見ると、前作「白雪」に続き、今回も主人公・千鳥のイメージがあるような印象を受けました。

 

蓮花 私、マンガでも普通の書籍でも、本に付箋を貼るクセがあって、いいセリフだとか切ないセリフだと持ったらすぐに貼っちゃうんです。それをどんどん組み合わせていったのがこの曲の歌詞でもあります。今回、千鳥が戦うシーンがすごく多いじゃないですか。戦うことってもちろん気持ちのいいことではないけれども、自分の仕事、やらなければならないことということできっと千鳥も葛藤しながら斬ってると思うんですよ。一見、コミカルなマンガなんだけど、その裏側にあるシーンを汲み取る作業をしていきました。

キャラクターのイメージでいうと、千鳥はもちろんなんですけど、今回はお市ですね。待つ者の思いを表したいなと思ったので、千鳥の葛藤と待つお市の心をイメージしましたね。「行かないで」と言いたいけど戦に送り出さないといけない気持ち、言葉にしたいけど自分の思いとは違うことを言わなければいけない気持ちを詞に表現したいと思いました。キャラクターの明るさの裏にある暗さというか、影というものを歌詞にしたいという気持ちが一番にあったので、それを「金魚涙。」に織り込んで全部書けたんじゃないかなと思います。

 

──そのお話を聞くと、とても切ない楽曲だと思えてきます。

 

蓮花 でも切ないんだけど聴いた後にスキッとするような気持ちになれる曲にしたいと思っていて、切なさとすっきりした気持ちが同時に浮かんでくれればいいな、と思いながらレコーディングしました。

 

──一番聴いてほしいポイントはどこでしょうか。

 

蓮花 歌詞で言うと、「『今』この瞬間 大切にして 一度きりの この命を」というところです。落ちサビですね。どの時代でも、「その瞬間に生きている」ということは絶対に変わらないじゃないですか。ひとりの命も尊いし、そういうことを自分も含めてひとりひとりが毎日実感できたらきっと世界の見方も変わるんだろうなと思っていて、この歌詞は自分自身、歌えば歌うほど言葉が心に入ってくるんですよ。いつも曲を作る時に心がけていることでもあるんですが、自分にも相手に対しても「こうしてね」とか「こうだよ」という上から目線で語るのはいやで、私はすごく悩んだり苦しんでいる中で、今を生きていますということをきちんと含めた歌い方をしたいと思ってるんです。そういう意味で、この歌詞には一番熱い思い、強い思いが込められています。

 

──MVも公開されているのですが、こちらはどういうイメージの映像でしょうか。

 

蓮花 MVは監督の「金魚涙。」という曲に対するイメージムービーみたいな感じで作ってもらいました。すごく繊細な映像で、私の心の内側まで見てくれたというか、汲み取ってくれたうえで作ってくれたんだなというのが伝わって、何度も見ちゃいました。映像でもどんなものでも、どういう思いで作ってくれたのかな、と作者の気持ちの裏側を深く知っていく作業が好きなので、そういう気持ちでうっとりしながら見ていました。金魚も出てきてかわいいですよね(笑)。

 

ライブを見据えた1枚になったのでは

──カップリング「Rainy Day…」は、これからの季節っぽい曲ですよね。

 

蓮花 そうですね。また「夏」という言葉も出てくるんですが、「金魚涙。」とリンクしている部分もあるのかなと。ただ、そこはまったく意識せずに結果的にです。レコーディングし終えてみてみると、「あれ?」って。自分の伝えたいもの、核になっているものは一緒なので、形は違えどリンクするところはあるのかな、と振り返って思うんですけど。

 

──同じメッセージを、「金魚涙。」では情熱的に歌って、こちらはしっとりと歌い上げるというか。

 

蓮花 そうなんです。「言えない…言いたい…Rainyday…」ってサビにあるように、恋愛に限らず家族や恋人など大切な人に感謝の気持ちを伝えたいのに、いざ当人を目の前にしたらちゃんと伝えられなくて、「何で言えなかったんだろう」って経験は誰にでもあると思うんですけど、聴き終わった後に「ちゃんと会って言わなきゃ」って思いになってくれたら嬉しいなと思って書きました。皆さんの背中を少しでも押せたらと。

 

──「jewelry☆」は明るいバンドサウンドの曲で、ライブで聴いたらいかにも楽しそうな1曲ですね。

 

蓮花 この曲は言葉遊びをしている歌詞になっています。「かけだす この場所を抜けだし」のように、韻の踏み方にこだわって作りました。聴いてて気持ちのいい韻ってあるじゃないですか。それを響かせたくて。耳に心地いいかを重視して言葉を選んだので、ほかの曲とはちょっと違った作詞のしかたをしました。そういう作り方をしたのは初めてだと思います。今までの楽曲とは違った面も見せれるかな。

 

──歌詞の内容が、まるでファンへのメッセージのようですね。

 

蓮花 そういうところはあると思います。ライブもイメージして書いたので、「あなたに届けたい」「あなたを輝きに包みたい」っていう思いもあります。

 

──そして4曲目が、前作「白雪」収録曲「Gemini」のリミックス曲となっています。

 

蓮花 メロディと歌を中心に、より静かな感じに、歌を引き出すようにリミックスしました。歌詞もちょっと違います。

ライブでも好評な曲で、「ひとりでいたら寂しいし、誰かといたら息苦しいし、という葛藤が僕にもあります。そういうことがなかなか言えないんですが、代弁してくれて嬉しいです」って声をかけてくれたファンの方がいるんですけど、最初はこんなに正直にさらけ出してもいいのかなと思ったんですよ。でも自分の思うことを「Gemini」のきれいなメロディに乗せて歌ったら、届くものがあるのかなという思いで歌詞を書いたんです。

この曲はライブで初披露した楽曲でもあって、そういった意味でも特別な思いのある歌ですね。

 

──今回のシングルには、3周年記念ライブ「蓮花~Live Voice#1~」の先行予約シリアルも同封されていますが、CDとしてもライブを見越した1枚といったところでしょうか?

 

蓮花 そうですね。ライブが一番自分を直接見せられる場なので、そこにかける思いもかなり熱いものがあります。以前からライブで人に伝えられるように言葉を選んでいくというのが私にとって歌詞を書く時のテーマなので、それもちゃんと表現できた特別な1枚になったかなと思います。

 

──どんなライブにしたいですか?

 

蓮花 お客さんとすごく距離の近い会場ですし、その場所はその瞬間にしかないので、本当に短い時間なんですけど、いろんなことを話すような、歌を通して会話するようなライブにしたいですね。ライブでリラックスしてもらったり、普段の重たい感情がちょっと軽くなるような。帰り道の足取りが軽くなって、明日からもがんばろうという気持ちになってもらえるようなライブを作っていきたいと思っています。楽しみにしてください。

 

 

蓮花にとって「信長の忍び」とは?

──そういえば、「信長の忍び~姉川・石山篇~」のOP映像は、金魚から始まりますね。

 

蓮花 そうなんですよ。「金魚の涙」からOPが始まるじゃないですか。あれにはスタッフさんの思いを感じて感動しましたね。ちゃんと金魚を入れてくれたんだと。皆さんに歌詞を汲み取っていただいて、描いてくださったのかなと思うと、感動しますし感謝もしました。

 

──蓮花さんにとって「信長の忍び」はどんな存在でしょうか?

 

蓮花 ひと言では表せないですが……、「徒桜」、「白雪」、「金魚涙。」といろいろな曲を歌わせていただきましたが、それぞれに成長させてくれるというか、声を育んでくれる場所といったところですね。曲によって声の質とか喉の使い方、歌うときの思い、感情もそれぞれ違う色があるんですけど、ひとつずつ階段を上らせてもらっている気がします。歌がさらに好きになったり、自分も知らなかった声を導いてもくれるので、未知の自分を知らせてくれる場でもあり、新しい自分に出会える場所が「信長の忍び」という作品だと思います。

 

──ところで「桜」、「雪」、「金魚」と毎回季節感があるのも特徴ですね。次、また「信長」の主題歌を歌うとしたら秋の歌ですかね?

 

蓮花 確かに! でも、(季節感があることは)今まで意識してなかったかも。普段から外を歩いたり散歩したりとか、季節を感じることが好きなので、それが意識せず季語という形で歌に盛り込まれるのかもしれないですね。……やっぱり普段見てるものとか好きなものが出るんですね。

「Rainy Day…」とかもそうですけど、振り返るとそういう曲は多いのかもしれない。

 

──なんだか日記みたいですね。

 

蓮花 そうですね。日記も普段から書いてるんですけど、読み返してみると、やっぱり雨とか雪とか桜とか涙とかがいっぱい出てくるんです。毎日言葉を書くということは自分を知る作業でもあるのかなと思ってます。日記の中から歌詞を引用することもあって、曲の中には自分が素直に思っていることを書いているものもあるので、あまり嘘がつけないのかもしれないです(笑)。もう少しオブラートに包めたらと思うんですけど、「Gemini」のように自分の本音と比喩表現を織り交ぜて、ひとつの曲にするというのが私のスタイルなのかもしれないですね。

 

 

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