活動6年目に突入! 新たなステージに臨んだi☆Risが歌う、TVアニメ「魔法少女サイト」主題歌「Changing point」インタビュー

2018年05月09日 11:000

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今の季節にピッタリなカップリング曲たち


──カップリング曲についても伺いたいと思います。まず「アメコイ」はどんな曲でしょうか?

 

茜屋 少女マンガがすごく好きなので、歌詞を眺めた時に「今、こういう状況なんだな」というのが浮かんでくる「アメコイ」は歌ってて楽しいですね。CDの発売が5月9日ということで次の季節は梅雨だし、雨がテーマの歌なので、楽しんでもらえるなと思いました。

 

久保田 この曲の中にキャラクターがいますよね。私、2番の歌詞の「ため息出る程 なぜ好きわからない」というフレーズがすごくかわいいなと思うんです。「好き」って言う感情がわからないほど誰かに恋焦がれているのがかわいいですよね。

 

芹澤 私は2番のBメロの「たぶん (これは) 神様が (くれた)奇跡だから(きっと) 逃したら失恋に決まってる!」っていうフレーズが好きですね。私も恋愛に関しては「神頼み!」みたいなところがあって「いい出会い、来い!」みたいなところがあるし、ダメだと「どうして神様~」とか思っちゃうタイプなんで。歌でもこのパートを歌っているので、神様に願っているような、「お願い、自分の力じゃどうしようもないから誰かかなえて!」っていう思いをすごいこめて歌ったら、「めっちゃはかないね」ってほめてもらえました(笑)。

 

山北 私もみゆたん(久保田)と同じところが好き。恋愛っていっぱい重ねていくと頭で考えるようになっていくんですよね。ただ本当に純粋な気持ちの初恋って、なんで好きなのかわからないけど、本能のままに心がドキドキしてという感じだと思うので、この部分はまさにそんな状態だなっていうのがわかるじゃないですか。「勇気を振り絞り 君の胸に飛び込めば 見たことのない景色 作れる気がする」のところも「気がする」だけで根拠はないじゃないですか。でも本能のままに動いちゃっているんだなって感じが、初恋っぽくてキュンとします。

 

 

──もうひとつのカップリング曲「卒業」は若井さんが「友希」名義で作詞・作曲を手がけた楽曲です。こちらはどういうイメージで書かれた曲でしょうか?

 

若井 春をテーマにしようと思った時に、まず「桜だな」と思ったんです。私は桜に対して切なくてちょっぴり暖かい気持ちを抱くので、ふっと浮かんだ感情を曲にしました。私の中では「桜=卒業式」というイメージが大きくて、私が過ごしてきた学生生活と、思い描いた恋を歌詞に描きました。恋は経験談じゃないんですけど(笑)、失恋まではいかなくとも告白できなかった女の子の、切ない中にも暖かい気持ちが伝わったらいいなと。なので、要所要所に「学校」がわかるワードを入れました。

 

──みなさんの曲の印象はいかがでしたか?

 

澁谷 友希ちゃんがi☆Risのために書く曲って「パズル」に続いて2曲目なんですけど、やっぱり「友希さん」が書く曲だなって。それっていいことだと思ってて、有名な作家さんが書く曲も「この人だな」ってわかるし、それが魅力だと思うんですが、この曲も「友希さんが書いた」というのがすごく感じられる曲なんですよ。個人的には、友希ソロバージョンが作られないかな、ってくらい暖かさと友希ちゃんらしさがたくさん詰まった曲になったし、2番のAメロのような、メロディもついてるけど、どちらかというと言葉のリズムを大切にする部分は今までのi☆Risの楽曲にはなかった要素なので、こうして新しい風を呼び込んでくれる友希さん、ありがとうございます! という感じです。

 

茜屋 私も大好きですね。友希さんのソロ音源が欲しいくらいです。ずっとデモ音源を聴き入っていました。中学校の時、歌い手をやりたいなと思っていたんですが、その時にこういう歌が歌いたかったので、個人的にその頃のことも思いだしました。歌詞を読むと、切ない中にも暖かさがすごく伝わるし、友希さんが書く歌だなというのは確かにわかります。前の「パズル」もそうだったんですが、やっぱり友希ちゃんは包み込んでくれるようなやさしい歌詞、曲を作ってくれるなと感じました。

 

──若井さんは、皆さんの目を見ないでずっとお話を聞いているんですが(笑)。

 

若井 どんな意見も評価も受け止めようと思って(笑)。

 

──皆さんから楽曲についての感想はもらっていたんでしょうか?

 

若井 今はじめて聴いてるんです! 人によって好き嫌いあるし、受け取る人によっていろいろあると思います。どんな評価があっても、その曲を出せたことがありがたいことだと思っています。特に今回はシングルに収録していただいて、めちゃめちゃありがとうございますという気持ちです。シンガーソングライターという夢をちょっとずつかなえてくださっているし、i☆Risが歌ってくれるという喜びも大きいです。

 



10年目を目指して……これからのi☆Ris


──現在6年目ということで、四捨五入すると10年です。

 

一同 気が早いですよ!(笑)

 

──そんな皆さんですが(笑)、これから10年目を目指していくとしてどう変わっていきたいと思いますか?

 

山北 変わっていきたいところもたくさんあるんですけど、まずこれからみんなに必要なのは維持することだと思います。

 

澁谷 これからも変わりたくても変わらないこととか、変わらなきゃいけないってあがくこともたくさんあると思うんですけど、誰かがつまずいている時に誰かが手を差し伸べていられるようなユニットであり続けたいなとも思います。特に、最初は私たちも3年続けばいいほうって言われたのが、気が付いたらもう6年。それってお互いにぶつかり合いながら支え合ってきたからこその6年だと思います。別に仲がいい悪いじゃなくて、ユニットとして家族のように一緒にいたい、みんなともっといたいと思うから何が起きたとしても困った時にお互いを支えられるような関係性でありたいです。それはファンの皆さんと同じだと思うので、みんなでがんばりたいです。

 

芹澤 やっぱメンバーが増えたり減ったりせずここまでこれたので、このまま6人で続けたいなと思っていますね。でもこれから先って、またきっと変わってくるんじゃないかなと思うんですよね。すでに友希ちゃんが曲を書いたりとか、ずっちゃんが衣装をデザインしたりと、それぞれがいろんなことをやりはじめているので、そういうのをお互いに尊重し合っていきたいです。i☆Risってみんな自分のプライベートを話すわけじゃないし、けっこう自分は自分でしっかりやるってタイプが多いので、だからこそ特に何も言わなくても本人が何と戦っているのかとか、何で苦しんでいるのか察してあげられるチームになれたらいいなと思いますね。そもそも私たち6人って弱音は全く吐かないんです。個々に思うことはあるかもしれないですけど共有したりはしないんですが、そういうのを聞かないから知らんぷりじゃなくてわかってあげられるチームになりたいですね。

 

久保田 10年目ですか? 果てしないですね。やっぱりi☆Risって「プリパラ」という作品を通して見てくださる方が増えた中で、評価されているのって歌とかダンスとか、ライブパフォーマンスだと思います。歌って踊っているi☆Risが好きというファンの方が多いので年齢に負けず(笑)、これからも極めていけたらファンの皆さんも喜んでくれるんじゃないかなと思いますね。

 

若井 今後、自分っていうのを見失わないようにしたいと思います。みんな自分をちゃんと持っていて、それが集まってi☆Risだと思うので、「私は私だ」と思ってやっていきたいと思います。

 

澁谷 まさに「パズル」の歌詞だね!

 

茜屋 みんなが言ってくれた通りですね。お互いを尊重しあえて、自分を失わず。今までもみんなやりたいこともそれぞれがあって、それがi☆Risになった時に還元されてるというか。今までは「プリパラ」もあったりして、与えてもらったものもすごく多かったんですが、これからはもっと能動的にやっていけたらいいなと思います。

 


──それでは最後に、現在絶賛開催中のツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018 ~WONDERFUL PALETTE~」 への意気込みをお願いします。

 

山北 「WONDERFUL PALETTE」というタイトルだけに、それぞれのワンダフルな色が出ていますし、今まで歌ってきた「プリパラ」の主題歌とかもけっこう歌わせていただきます。いっぽう新曲は対照的なものになっていますので今までのi☆Ris、そしてこれからのi☆Risのいろんな色が見れると思います。そういったカラーバリエーションを出して、いち公演ごとに新鮮でピチピチなものをお見せできるようにがんばりますので、皆さんも楽しみにしてください。

 

澁谷 今までと同じライブは二度としない。違ったものを毎年見せていきたいので、今年も去年とは違うi☆Risが見れると思います!

 

──応援しています。ありがとうございました!

 



【CD情報】

■i☆Ris/16thSingle「Changing point」

・発売日:5月9日(水)

・価格:CD+DVD 1,800円(税別)、CDのみ 1,200円(税別)

DVDには「Changing point Music Video」そして「Changing point-Off Shot Movie-」を収録予定!

 

【ライブ情報】

7都市12公演を巡る全国ツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018~WONDERFUL PALETTE~」開催中☆

チケット一般好評発売中です♪

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魔法少女サイト

放送日: 2018年4月6日~2018年6月22日   制作会社: production doA
キャスト: 大野柚布子、茜屋日海夏、鈴木愛奈、芹澤優、山崎はるか、原由実、M・A・O、本渡楓、松井恵理子、Lynn、岡本信彦、鈴木達央、中尾隆聖、悠木碧、キズナアイ、安里勇哉
(C) 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

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