ザビ家キャスト全員登壇! 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」上映記念舞台挨拶オフィシャルレポートが到着!

2018年05月07日 11:180

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公開中のアニメ映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」より、5月6日(土)に開催された舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着した。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、1979年に放送のTVアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインとアニメーションディレクターを務めた安彦良和さんによる同名マンガを原作としたアニメ作品。2015年2月より、人気キャラクターのシャア・アズナブルの視点から一年戦争開戦前夜を描く「シャア・セイラ編」のイベント上映がスタート。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」で「シャア・セイラ編」は完結を迎え、2016年末には一年戦争最初の会戦を描く「ルウム」編を全2話で制作することが決定。2017年9月に第5話「激突 ルウム会戦」が公開、そして2018年3月には、現在公開中の第6話「誕生 赤い彗星」をもって「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」アニメプロジェクトの完結が発表されている。 
アニメ 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」、「ルウム編」制作決定! 全2話で描かれる一年戦争開戦の激闘
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今回、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」の公開を記念して、上映2日目の5月6日(日)に新宿ピカデリーにて開催された、「上映記念2日目舞台挨拶」のオフィシャルレポートが到着したので、ご紹介しよう。

<上映記念2日目舞台挨拶>オフィシャルレポート (※敬称略)
・日程:2018年5月6日(日)
・場所:新宿ピカデリー
・登壇者:池田秀一(シャア・アズナブル役)、浦山迅(デギン・ソド・ザビ役)、銀河万丈(ギレン・ザビ役)、三宅健太(ドズル・ザビ役)、渡辺明乃(キシリア・ザビ役)柿原徹也(ガルマ・ザビ役)、谷口理(プロデューサー)、安彦良和総監督


ついに迎えたアニメシリーズの完結。初日舞台挨拶に登壇した池田は「とてもいい気持ちです(笑)」と、初日を迎えた感想についてコメント。浦山は「あっという間の、夢のような4年間でした」と感慨深げな様子で挨拶。銀河は、「『諸君、気を緩めてはいけない。戦いはこれからだ』いよいよですね。盛り上げていきましょう」と自身の演じたキャラクターでの挨拶に、観客の熱気も高まった。

三宅は「ザビ家にこないか? 各舞台挨拶で言い続けていますが、なかなか集まりません(笑)。池田さん、安彦総監督、谷口プロデューサー、そしてザビ家一同が今回、集結いたしました。サスロ兄も喜んでいることでしょう」と自身がこの日のために前日から仕込んできた、額縁に入ったサスロ・ザビの肖像を披露し、観客一同、大盛り上がり。

安彦総監督は「先ほど浦山さんもおっしゃいましたが、過ぎてしまうと、夢のように早かったなあという気がします。本当にみなさんに支えられ、幸せな時間が持てました」と、ついに迎えたTHE ORIGINアニメシリーズの完結に、感慨深い様子。


ザビ家のキャストが舞台挨拶でそろうのは今回が初めてで、浦山はTHE ORIGINの舞台挨拶初登場。デギンを演じた感想について聞かれると、「安彦総監督に一番最初に教わったのは、デギンという人物は決して悪役ではないんですよ。むしろいい人物なんです、と言われ、ああそうかと思いました。今回はとくにその先生の言葉を思い出しながら演じました。」と安彦総監督との裏話を語った。

銀河は、ザビ家キャストの集結についての感想を聞かれ、「父の顔も、兄弟の顔も、なんだか新鮮です。リニューアルした中で、昔の匂いをぷんぷんとしょってしまいまして、申し訳ございません(笑)。とっても新鮮な気持ちでここに立っています」と、ファーストガンダムから続投してきた銀河らしい感想を明かした。

三宅は「こうやって並んでみると身がひきしまる思いです。浮かれちゃって今日(笑)」と、豪華キャストとの並びに、あふれ出る喜びを隠せない様子。

それに対し、渡辺は「キシリアとして、ギレンさんと戦い続けてきたので、こうやって同じ舞台にいると、殺されてしまうのでは…! と思います。あんなに偉そうにかかってしまってごめんなさい、という気持ちもあります(笑)。本当になかなか会えなかったので、それもザビ家っぽいなとも思ったんですが、これを機にみなさんと揃えたのは、本当に嬉しいです」と、自身の役柄ゆえの複雑な感情を語った。

柿原は「まさかザビ家の兄弟を演じさせていただけるようになるとは、新人のころには想像もしていなかった景色を観ていて、三宅さん同様、身がひきしまる想いです。やっぱりザビがそろうとすごいですね…本当はふざけたいんですけど、今日はちょっと弟っぽくいさせてください。」と緊張気味にコメント。


自分が演じたキャラクター以外で、言ってみたかったセリフは? という質問になると、池田は「僕は自分のセリフで精一杯なのでもう結構です(笑) 。シャアのセリフでは、6話本編最後のセリフが、一年戦争がここからはじまったんだなと、とても感慨深かったですね」と、今作の集大成となったラストシーンでのセリフについて振り返った。

銀河は「揚げ足を取られてきたので…『坊やだからさ』」とシャアの名台詞を自身の美声で披露すると、客席からは拍手が。すると、「あれはギレンの演説のおかげで生きたセリフになったんです、ありがとうございます」と池田がフォロー。

三宅さん「『私に跪け、神よ』…これほど高みの人間の言葉があるのだろうかと。これは一度言ってみたかったですね。一生言えないと思いますが…言ってみたかった!」と、シャアにしか言えないような重みのある名台詞にしびれた様子。渡辺さんは「マクベ中将もやってみたいですね。あの独自のねっとりした感じをぜひ。レビル将軍の大演説も挑んでみたいです」と自身の役者魂を垣間見せた。

柿原は「忘れもしないのは3話のラスト、『赤いな…実にいい色だ』というシャアのセリフ。あれは最初は台本になかったんですよ。それが秀一さんとふたりでスタジオにいるときに決まって。あのセリフが出た時に、ここで初めて『赤い』というのが出た…! とすごくしびれましたね」と自身の印象的なセリフを、裏話を交えて明かした。

浦山は「ユウキくんという青年の『日本の4月は最高なんだ、桜が咲くからね』というシーンが、すごく切なくて何度も思い出しますね」とお気に入りのシーンについて語った。

シリーズを振り返っての感想について聞かれると、安彦総監督は、「ファーストガンダムにつながっている、というところです。最後のフレーズを考えてくれたのは、谷口さんです。これを観て、本編を観たくない、というガンダムファンはいないと思うので、そのストレスをいろんな原動力にして欲しいですね」と語った。谷口は「最初オーディションで皆さんのお声をきいて、キャストの皆さんを決めていったのをすごく覚えています。そして今日皆さんとこうしていっしょに登壇して、これが集大成なのか、と思いました。ほかのキャストの方も含め、いろんなことを考えなかがら決められたのがよかったです」と、キャスティングにまつわる想い出を感慨深く語った。

シリーズ全体を振り返り、「終わったから言えますが、最初はすごくプレッシャーを感じていました。僕も40年くらいシャアを演じているんですが、すべてが初めて話すセリフですし、自分の中では何十年ぶりに緊張したすごく大変な仕事でした」と、ビッグタイトルの伝説的なキャラクターを背負ってきた池田ならではの苦悩を語った。

ここで、銀河が音頭をとり、「ジーク・ジオン!」と、観客と登壇者一同によるコールアンドレスポンスを行い、最後に、「オリジン最終章を迎えることができました。皆さんはいかがでしょうか?(会場拍手)皆さんの心に何かがのこっていたら嬉しいです。またいつの日か皆さんとお目に描かれる日を楽しみにしています」と、池田が締め、イベントは大盛り上がりのなか終了した。

【作品情報】(※敬称略)
■「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」
・公開日時:2018年5月5日(土)より全国35館にてイベント上映(4週間限定)
・劇場情報:http://gundam-the-origin.net/information/info06.html

<「誕生 赤い彗星」あらすじ>
宇宙世紀0079年1月23日、サイド5、ルウムで、ジオン、地球連邦の雌雄を決する戦いが始まった。圧倒的劣勢に追い込まれたジオンは、秘策である人型兵器「モビルスーツ」で編成した特別強襲大隊を投入し、戦況を一気に逆転させ、大勝利を収める。なかでも、ジオン軍のシャア・アズナブルは、赤いモビルスーツ「ザクII」で戦果を上げ少佐に昇進、“赤い彗星”の異名をとる。ルウム会戦後、地球連邦軍はジオンに反撃すべく“V作戦”を計画。
その裏側で、サイド7の少年アムロ・レイは自ら行動し、新兵器「ガンダム」の秘密を探っていた。一方、地球の南極大陸でのジオン、地球連邦の両軍の両軍の高官がそろう早期和平交渉の場でルナツーから世界中にある声明が発信される…。


<スタッフ>
・原作:矢立 肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
・漫画原作:安彦 良和(KADOKAWA「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」より)
・キャラクターデザイン:安彦 良和、ことぶきつかさ
・オリジナルメカニカルデザイン:大河原 邦男
・メカニカルデザイン:カトキ ハジメ、山根 公利、明貴 美加、阿久津 潤一 
・総監督:安彦 良和
・企画・製作:サンライズ

<キャスト>
・シャア・アズナブル:池田秀一
・アムロ・レイ:古谷 徹
・デギン・ソド・ザビ:浦山 迅
・ギレン・ザビ:銀河万丈
・ドズル・ザビ:三宅健太
・キシリア・ザビ:渡辺明乃
・ガルマ・ザビ:柿原徹也
・ガイア:一条和矢
・オルテガ:松田健一郎
・マッシュ:土屋トシヒデ
・ヨハン・I・レビル:中 博史
・マ・クべ:山崎たくみ
・セイラ・マス:潘 めぐみ
・カイ・シデン:古川登志夫
・ブライト・ノア:成田 剣
・フラウ・ボゥ:福圓美里
・ミライ・ヤシマ:藤村 歩
・ハヤト・コバヤシ:中西英樹
・リュウ・ホセイ:田中美央
・ナレーション:大塚明夫

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