ボタン&スリッパ! 身近なあのグッズもまさかのカプセルトイに!?【ワッキー貝山の最新ガチャ探訪 第15回】

2018年04月28日 16:000

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「スリッパ画面拭き」 エポック社 200円

 

「誰得シリーズ」など独特の展開をしているエポック社は、身の回りにある、ありとあらゆるものをフィギュア化しています。

ということで、今回は「スリッパ」だ! しかも本来、一対で意味を成すはずなのに、片方だけカプセルインという何とも大胆な仕様です。

 

ただ、イタズラにミニスリッパを作ったわけではありません。よく見ればゴム紐が取りつけられています。これはキーホルダーみたいに何かにぶら下げるということなのかなぁ? さらによく見ると、スリッパの裏側に黒い生地が!

 

なんとこのスリッパの正体は、スマホの画面をクリーニングする便利(?)なグッズだったのです。足を入れるところに指を差し込むと、なかなかのフィット感。素材も若干固めの履物感が出ていて本物そっくりだ! 芸が細かいね。これでスリッパがズレる事がなく、うまくクリーナーとして使えそう。

 

それにしても、なぜか全部、トイレなどで履くスリッパなんです。画面をきれいにするクリーナーの外見が、便所スリッパとは超ナンセンス! こんな風に気軽に商品化できるのが、カプセルトイの強みですわな。

 

では全6種のラインナップを見てみましょう。

 

タイプA(レッド)・(ブルー)

下駄スリッパは、床のタイルに当たって木の甲高い音がしそうでなんともリアル。でもこの「スリッパ画面拭き」は木製ではないので、画面を傷つける事なく拭くことができますよ。ご安心下さい!

 

タイプB(グリーン)・(ブラウン)

このカラーリングは渋くてリアルだね。当時、学年主任の先生が、ダルダルのジャージを着て、このタイプのサンダルを履いていたのを思い出しますね。このサンダルで、ケツを思いっきり叩かれたっけなぁ。「ケツバット」って恐れられてたっけ。今ではコンプライアンスにひっかかりそうだが、想い出深い青春の1ページだわ~。あの先生、今は何しているんだろうか?

 

タイプC(グリーン)・(ブルー)

ズバリ「お手洗い」! ってスリッパに書いてあんじゃん。これに指を突っ込んで、他人のスマホの画面を拭き始めたら、絶対に喧嘩になりそうだなぁ。

 

同じものが出てきたら、ようやく2つ揃って対に。これ、フィギュアに履かせてもちょうどいいサイズですよね。凄い~。お気に入りのヒーロー、ヒロインに履かせたら、あっという間に庶民的派キャラに大変身! 次から次へとスリッパを履かせてみよう。きっとそこには見たことのない世界が広がっているに違いない!

こんなにもスリッパについて考えた事がなかったので、貴重な経験でした!


<プロフィール>

ワッキー貝山

 

フリータレント兼ガチャガチャコレクター(カプセリスト)

 

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版!インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」(双葉社)「日本懐かしガチャガチャ大全」(辰巳出版)などの関連本を出している。

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