日本初の店舗併設型eスポーツ施設「eSports Studio AKIBA」OPEN記念セレモニーレポート

2018年04月26日 22:540

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

来週4月30日(月・祝)、ソフマップ AKIBA②号店 パソコン総合館の2階にOPENする日本初の店舗併設型eスポーツスタジオ「eSports Studio AKIBA」の記念セレモニーが、本日4月26日(木)に開催された。

「eSports Studio AKIBA」は最新のハイスペックPCと実況・動画配信設備を備えた、店舗併設型のゲームイベントスタジオ。企業イベントや学生への授業の一環として提供されるほか、大学サークルやゲームコミュニティといった、一般の人でも利用することができる(料金は無料。申し込みの詳細は、こちらを参照)。

記念セレモニーでは、まず最初にソフマップ代表取締役社長の渡辺武志氏が登壇。「今回、ソフマップがeスポーツにしっかり参入していくために、このスタジオを開設しました」と挨拶。続けて、「“eスポーツ”という言葉が話題になり始めたのは昨年末ごろですが、ソフマップでは昨年の10月に当店1階のゲーミングPCフロアをリニューアル。同時期にゲーミングPCの売上が伸び始め、現在の売上は半年前の2倍以上となっています。そんななか、小売業である我々がeスポーツにできる貢献とは、『eスポーツに協賛されているメーカー様の商品をしっかり売っていくこと』だと考えました。そこで、eスポーツの競技や観戦に加えて、イベントの様子をストリーミング配信しながら商品をECサイトで販売するシステムを採用しました」と説明。


続いて登壇したのは、「eSports Studio AKIBA」の機材の導入やシステム構築を手がけたJストリームのアドビジネス推進部長付執行役員の田中恒利氏。田中氏は、「NewTek社の高機能スイッチャー『TriCaster TC1』を導入することで、会場に設置されたカメラの映像やゲーム画面を切り替えてライブ感あふれる配信を実現できるほか、将来的には全国の店舗と中継を結び、離れた地域のチームと対戦できるようにしたい」と語った。


3人目のゲストは、クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス長の土屋正義氏。土屋氏は、「5月からの選択授業にe-スポーツを教えるカリュキュラムを取り入れており、講義を『eSports Studio AKIBA』で行う」と発表。どのような授業が行われるのか、続報に期待したい。


最後は、大人気MOBA「League of Legends」を使用した「近畿大学 eスポーツサークル」と「龍谷大学“LoLサークル」の皆さんによる5vs5のデモンストレーションプレイが行われ、オープニングセレモニーは終了した。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。