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「YOU&ME」は、今井麻美さんが作詞してくださいました
── では、いよいよタイトル曲の「YOU&ME」について教えてください。1曲目に収録されている、まさにアルバムの顔ですね。今井麻美さんが作詞を担当されているというのも、感慨深いものがあります。 原 麻美さんは、公私ともに仲良くさせていただいている先輩で、1stシングル「HANABI」を一緒に歌っていただいた方でもあるので、ラストアルバムにも絶対に関わっていただきたいなと思っていました。アーティスト活動を通して感じてきた幸福や葛藤、大切な思い出や、応援してくださったみなさんへの感謝の気持ち、それから前に進んでいく決意を、麻美さんなら私以上に私らしく表現してくださると思って、タイトル曲の作詞をお願いしました。
── 原さんと今井さんはレーベルメイトでもありますし、本当にお互いのことを理解し合っている印象があります。 原 プライベートでも一緒に旅行に行ったりと本当に仲良しで、今回のアルバムを最後にしたいと思うという相談にも、ずっと乗ってくださっていました。作詞を引き受けてくださった時はうれしかったです。
── タイトルを名付けたのも、今井さんですか? 原 はい。いろいろな意味がこめられているタイトルで、私の「由実」という名前も入っていますし、応援してくださるみなさんと私のことですし、「夢」という意味もあるんです。素敵なタイトルを付けていただいたなと思います。そのまま、アルバムのタイトルにさせていただきました。
── 「はじめの一歩踏み出した時 ドキドキしていたね」という歌い出しは、アーティスト活動をスタートした時のことなのだろうなと思いながら聴いていました。 原 その通りです。アーティスト活動を始める時は、「大丈夫かな?」ってドキドキして、その時も麻美さんがそばにいてくださって、いろいろ話を聞いてくださったので、この曲を歌うと5年7か月前のことが甦ってきますね。
── メロディは明るくて、歌詞には前に進んでいこうという思いが描かれていて、希望を感じさせる曲だと思いました。 原 ラストアルバムを「寂しいです」って言ってくださる方がたくさんいて、私にも同じ気持ちがあるんですけど、これからもみなさんと一緒に前に進めたらいいなと思っていて。未来に繋がる曲になりました。
── レコーディングはいかがでしたか? 原 もともとのキーと、半音下げたものと、2パターン試してみたんです。それで半音下げて余裕をもって歌ったほうが、伝えたいことが伝わるなと思って、そちらのほうを選びました。気持ちをリラックスさせて、1つひとつの表現を大切に歌うことができたと思います。