公私共に充実!! アニソンシンガー・佐咲紗花の「現在」がギュッと詰まった「佐咲紗花 LIVE 2018 ～Golden symphony～」レポート

2018年02月22日 18:000

独自取材

アニソン

人気アニソンラッシュで会場はヒートアップ！

ライブは早くも後半戦に突入。次のセクションは「牙狼」ゾーンだ。

アニメ版の主題歌や声優として「牙狼」シリーズに関わってきた佐咲さんだが、1月6日に公開された実写映画「牙狼<GARO> 神ノ牙-KAMINOKIBA-」では、ついに女優として銀幕デビューを実現。MCでは、撮影時の体験を「学校みたいな集団生活の楽しさを味わった」と回顧しつつ、その後に行われた「ID-0」と「Grand symphony」のMV撮影時に、撮られる気持ちと監督の言葉がよくわかったこと。そして、音楽活動においても収穫があったとコメント。

そして「また何かあったらチャレンジしたい」と、新たなる挑戦に意欲をみせる佐咲さんは、「花紋」（アニメ「牙狼 -紅蓮ノ月-」ED主題歌）、まだ映画「牙狼-GARO- 神ノ牙-KAMINOKIBA-」でしか聴くことのできない最新曲「十六夜の送り歌-ENDING SIDE-」（劇場版「牙狼<GARO> 神ノ牙-KAMINOKIBA-」ED主題歌）、「CHIASTOLITE」（アニメ「牙狼〈GARO〉 -炎の刻印-」ED主題歌）と「牙狼」曲を熱唱した。

いよいよ残すところ数曲。ここで改めて「昨年は決して順風満帆な年ではありませんでした」と、2017年を振り返って語り始めた佐咲さん。数多くの作品の主題歌を歌い、映画にも出演するなど一見華々しく活躍しているように見えるが、「白鳥は優雅に見える下でバタバタしているからこそ、喜んでくれるみんなの顔に出会えるわけで」「2018年ももがいて、水面のきれいな姿をたくさん見てもらえるようにがんばります」と宣言。あくまで泥臭く、地に足の着いた活動をしていくことを誓った。

そんな飾らぬ言葉で所信を表明した佐咲さんは、「もがいていた2017年」に発表した「ID-0」（アニメ「ID-0」OP主題歌）で、会場を熱く盛り上げる。

そして「DREAMLESS DIVER」（アニメ「バトルスピリッツ烈火魂」ED主題歌）、最新シングル「Grand symphony」（アニメ「ガールズ＆パンツァー最終章」第1～3話主題歌）と人気アニメソングで畳みかけてライブ本編をフィナーレへと導いた。人気曲のオンパレードに、最後まで会場のボルテージは上がりっぱなし！最初から最後まで最高潮のままであった。

結婚のご報告からの、新曲発表！

アンコールでは「REWORLD」（PS4用ソフト「クロバラノワルキューレ」ED主題歌）を披露したところで、前日にブログで発表した結婚について、改めてステージ上でファンに報告。温かな拍手と祝福の声が会場を包み込んだ。

詳しい結婚に関する経緯についてはこちらの記事（https://akiba-souken.com/article/33128/）をご参照いただきたいが、「仕事も家庭も大事にしながら、もっともっと成長していきたい」と佐咲さん。

そんな人生の新たなステージに突入した彼女が、次に歌ったのはライブのために作ったという新曲「プラネタリー」だ。雄大な自然を思わせるスケールの大きな楽曲は、佐咲さんの新境地とも言える。さらに表現の幅を広げる彼女の、今後の成長に期待せざるを得ない。

そしていよいよ最後の曲、というところでスペシャルゲストとして、音楽ユニット「AstroNoteS」の谷島シュンさんがギターを携えてステージに登場。「ID-0」をはじめ、佐咲さんのターニングポイントとなる楽曲を数多く作ってきた彼とのステージでの共演ということで、会場のテンションもさらに上昇する！

ここで披露したのは、まず佐咲さんがタイトルを提示し、そこから谷島さんに作曲してもらったライブに欠かせない盛り上げ曲「Super Shiny Sensation!!!」だ。激しくギターをかき鳴らす谷島さんに対し観客もタオルを振り回し、全力のコール＆レスポンスでライブのフィナーレを盛大に盛り上げるのだった。