鈴木このみ×久野美咲×芹澤優のかしましトーク! WEBラジオ番組「鈴木このみと久野美咲のLOST SONG RADIO」インタビュー

2018年02月03日 12:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

鈴木このみと久野美咲は相思相愛……? 気になる収録現場の様子


──ここからは、「LOST SONG」アニメ本編について、うかがいたいと思います。それぞれ演じられているキャラクターについて、注目してほしいポイントを教えてください。また、演じているキャラクター以外で気になるキャラクターについても教えてください。

 

芹澤 モニカは(瀬戸麻沙美さん演じる)アリューの妹です。すごくアリューが大好きで、物静かな女の子なんですが、人見知りだったりぼそっと毒を吐いたりするような子です。注目してほしいのは、このみちゃんという歌ウマ星人の歌声にハーモニーを被せるところです。これはすごく嬉しかったです。また、後半どんどん歌の力が増すというか、ハーモニーが広がっていくので、そういうところにも注目してほしいなと思います。

気になるキャラクターは(田村ゆかりさん演じる)フィーニスですね。この作品はいろんな仕掛けがある作品なんですが、物語が進めば進むほど、みんなフィーニスを好きになる作品かなと思います。

 

鈴木 リンは食いしん坊で歌が大好きとかいろいろあるんですが、私的にはまっすぐなところが魅力なのかなと思っています。歌う時は、つい「鈴木このみ」の癖で歌いそうになってしまうときもあるんですが、キャラクターとして「まっすぐ歌う」ということを強く意識しました。そのまっすぐさが、ピンチに巻き込まれる要素でもある気はしますが、だからこそ周りに人が集まってくるんだと思いますし、そのまっすぐさが私も好きなところです。

気になるキャラクターはアルです。自分がリンちゃんを演じているからかもしれないですが、常にアルが隣にいて、ピンチのときに救ってくれるシーンもあったりして、そこがすごくかっこいいんですよね。アルってかわいいイメージだったんですが、男らしくてかっこいい一面もあるんだなと、ギャップ萌えみたいなところもあって、アルが一番好きです。

 

久野 ありがとう、嬉しいです~。そんなアルは発明することが大好きな自称天才科学者で、日々いろんな発明品を作っている男の子です。発明品が完成してはリンに見せて理論的に長々と説明を始めるので、周りからは「もういいよ」ってあきれられたりします。けっしてヒーローではないけど、がんばってリンのために奮闘する男の子ですね。

実は私、TVアニメでがっつり男の子の役をやるのは初めてなんです。今までも吹き替えのお仕事で、元の声を聞きながら男の子の役をやっているんですが、本当に無音の状態から男の子の役を作り上げて演じるという経験が初めてなので、毎回悩んだり考えたりしながら収録しています。リンとの関係性にも注目しつつ、お芝居に注目していただけたら嬉しいなって思います。

私の気になるキャラクターは……もちろんリンです。アルにとってリンはずっと一緒に暮らしてる本当の家族みたいな大切な存在です。なので、現場で演じているとこのみちゃんが本当の家族のように思えてくるんですよね。それくらい、リンとアルって深い絆で結ばれている役なので、2人の心の距離みたいなものに注目して見ていただけたらきっと楽しめると思います。

 

──鈴木さんは、もうひとりのヒロイン・フィーニスを演じる田村ゆかりさんと共演されての感想はいかがですか?

 

鈴木 ダブル主演とはいえ、大先輩なのでかなりプレッシャーというか、緊張をしていたんですが、私がどうしても大阪弁が出てしまう時に「台本にこう書くと言いやすいよ」とアドバイスをいただいたりしましたし、後ろから演技を見て「本当にすごいな」と感動しています。その背中を見ながら、少しずついろんなことを吸収している感じです。一生懸命がんばろうと思います!

 

──アニメの収録現場では、歌はどのように収録されているのでしょうか。

 

芹澤 アドリブの歌みたいなのを、収録終わりにその場で録ったこともあったし、改めてレコーディングすることもありました。

 

鈴木 私もレコーディングの時に収録する場合と、アフレコブースでやる場合の2パターンがある感じでした。物語からの流れで歌う時にはアフレコブースで録ったりしました。

 

──歌う際に意識したことを教えてください。

 

鈴木 リンは歌うときにかなり体を大きく動かすので、そこはフィーニスとの対比をすごく意識してレコーディングにのぞみました。草原とか丘の上とか、自然の中で伸び伸びと育っている子なので、そこも意識しましたね。

 

──収録中に起きた、印象的なエピソードがあれば教えていただけますか?

 

久野 1話の収録時に、緊張していたせいか間違えてこのみちゃんのお水を飲んでしまって……(笑)。まだお会いするのも2回目くらいだったのに、いきなりそんなことをしてしまって……「やっちまったぁぁぁ!」って思いました。でも、そのお水きっかけでちゃんと話せるようになった気がします(笑)。

 

鈴木 最初はそんな感じでしたね (笑)。精一杯すぎて忘れてました。私は、休憩になるとポニー・グッドライト役のたかはし智秋さんを筆頭に、キャストの皆さんで今後のストーリー展開を予想する会、みたいなのが開かれるんですけど、そのときになぜか、BL方面に行くんじゃないのかっていう話になったのが印象に残っています(笑)。みんな大爆笑でした。

 

芹澤 私は好きな男性のタイプの話になったときに、皆さんのタイプが意外すぎて面白かったことですね。

 

──そういう話はやっぱりたかはしさんが振ってくるんですか?

 

芹澤 そうですね。その話で盛り上がっている中、女性陣に挟まれている山下(誠一郎)君が気まずそうでした(笑)。

 

──いろんな要素のある作品だと思うのですが、本作をひと言で表すとどんな言葉になりますか? 

 

久野 アルからすると、「リンかわいい!」ですね(笑)。食いしん坊で、落ち込んでたと思いきや「お腹すいた!」って言ったりして、一緒にいたら元気になれるんだろうな、楽しいんだろうなって思える魅力的な女の子なんです。

 

鈴木 私は「救い」だったり「許し」「癒やしの歌」という言葉を、強く感じながら演じていました。作品を見ていただければ、その意味がわかっていただけると思います。オープニング主題歌を畑 亜貴さんと一緒に作詞させていただいているんですが、2番以降は「許し」「救い」という要素を混ぜているので、そういうところも見ていただけたらと思います。

 

芹澤 全体を思い返して一番思うのは、フィーニスを幸せにしてあげたいということですね。モニカとしてではなく、私としてこの作品を見たときに、彼女を幸せにすることが、この作品の大事なところなのかなとはすごく思いました。それをするのが誰なのかっていうのはわからないんですが……。

 

今後やりたいコーナーは試食コーナー!?

 

──再びラジオのお話に戻りますが、今後、ゲストに来ていただきたいという方はいますか?

 

鈴木 同じ鈴木同士で、鈴木裕斗さんですね。以前、(別の番組で)ゲストに呼んでいただいたことはあるんですが、今度は逆にゲストとして迎えてみたいなと。(鈴木裕斗さん演じる)ルード王子は役的にもかなりパンチがあるキャラですしね。一度すごい顔の絵コンテの時があったので、それが放送ではどうなっているのかが楽しみです。

 

久野 鈴木(裕斗)さんからは想像もつかないようなパンチの効いたキャラクターですよね。今の段階だとどこまで話していいかわからないですが、意外と憎めないというか。

 

芹澤 え、結構憎たらしくない?(笑) でも出てきた時は嬉しいっていう気持ちもわかる。

 

久野 私は森田監督です。毎回、ラジオの台本に、「監督曰く」っていう監督からの裏話的エピソードが2Pに渡ってずらっと書かれているので、ぜひそれを直接おうかがいしたいですね。現場でも役者に直接ディレクションしてくださるので、いろんなお話が聞けるんじゃないかと思います。

 

芹澤 私は田村ゆかりさんですね。大先輩ですし、そんな簡単に会話なんてできないだろうなと思っていたんですが、現場に入ったらすごくフレンドリーにお話ししてくださるし、監督にツッコミいれてくれたり、現場をなごませてくれるんです。ちゃんとお話ししてみたら、今まで思ってなかったゆかりさんを知れそうなので、ぜひ一度しゃべってみたいですね。

 

──今後、ラジオでやってみたいコーナーやイベントなど、ありましたら教えてください。

 

久野 今やっているコーナーの「癒やしの歌」以外に、ほかのこのみちゃんの歌も聴けたらなと思います。それと、食べ物の話をする機会が多いので、食べ物に関係するコーナーとか始まったら楽しそうだよね。

 

鈴木 試食コーナーとか? 作中に出てくる、リンゴとかスープとかパンとかお肉とかを食べたりね。

 

久野 あ、あと「LOST SONG」でリンとアルが住んでるところって、大草原の村なんですよ。そこでいつもリンが踊りながら歌っているので、このみちゃんもそういうところで歌うイベントをやってみたら……。

 

鈴木 個人的にはやってみたいです!

 

──では最後に、ファンの方にひと言ずつお願いします。

 

芹澤 まだアニメの放送は始まっていないんですが、話したいことや面白い要素が山ほどあるので、このラジオからちょっとずつみなさんにイメージを吸収していただいて、アニメ放送を楽しみに待ってていただけたらと思います。

 

鈴木 本作で初めて声優として参加させていただくんですが、やるからには歌手の鈴木このみを捨てて、リンとしてせいいっぱい作品の中を生きていきたいなと思います。ラジオも、ゲストをもっとお招きできたらいいなと思います。アニメ放送に向けてますます盛り上げていけたらいいですね。

 

久野 アニメの情報がまだそんなに出ていないので、作品をイメージしづらいかもしれないですが、ちょっとでもラジオで興味持っていただけたらと思います。最初は緊張していたんですが、回を重ねるごとにどんどん楽しくなってきています。作品のことだけじゃなく、このみちゃん自身のことを聞いたりしつつ、一緒にがんばっていきたいと思います!

 

──ありがとうございました!

 

©MAGES./LOST SONG製作委員会

画像一覧

関連作品

LOST SONG

LOST SONG

放送日: 2018年4月7日~2018年6月23日   制作会社: ライデンフィルム
キャスト: 鈴木このみ、田村ゆかり、久野美咲、たかはし智秋、山下誠一郎、瀬戸麻沙美、芹澤優、茅野愛衣、小山剛志、鈴木裕斗、小形満、糸博
(C) MAGES./LOST SONG Production Committee

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。