喜多村英梨のニューシングル「妄想帝国蓄音機」は、やっと巡り会えた“理想の1曲”

2018年01月22日 12:000
喜多村英梨のニューシングル「妄想帝国蓄音機」は、やっと巡り会えた“理想の1曲”

ハッピーチューンであると同時に、デスチューンです


── 作詞で、やりたかったことはなんですか?

喜多村 「gdメン」は、ゲームの世界の中にキャラクターたちが集まって、楽しく会話する作品なので、まずはそこをイメージしたうえで、私がやりたいことを全部入れました。

── 言葉遊びが多いのが特徴で、歌詞を見ながら聴くと、より一層、面白いですよね。

喜多村 わかりやすい言葉を使うというのが私の作詞の目標で、それを実現しつつも、「英語っぽく聞こえるけど、ここは日本語だった」とか、「この音にこの漢字を、あえて当てているのか」という驚きを与えられるような歌詞になったと思います。「gdメン」は「gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーズ)」シリーズのアニメということで、「妖精」という言葉を入れようというのは、最初から考えていて。そのまま使うのではなく、「要請」と置き換えたりして遊びました。

── ★とか♪とか∞とか、記号もどっさり入っていて。

喜多村 目にチカチカしますよね、私の歌詞って(笑)。インフィニティマーク(∞)を、無限を意味するのではなく、妖精の羽根の意味で使ったりしているんです。いろいろやってますが、私の周りにいる作り手側の人たちから、「音符に対して、言葉のチョイスが秀逸なくらいハマっていた」というお言葉をいただけたので、自信を持ってお届けできます。

── 歌詞を書くのは、早いタイプだそうですね。

(スタッフ) 「妄想帝国蓄音機」は、3時間くらいで書き上げてました。

喜多村 声優の仕事の合間に、音楽データをカフェで聴いて、その時感じたことをバッとメモに書くんです。それで、1日の仕事が終わると、「降りてきたーっ」という感じで、メモを元にバーッと歌詞を書き上げて、「こういう感じにしたいんです」とスタッフさんに送りました。日を置いてじっくり考えるんじゃなくて、曲を聴いてビビッと来たことを、すぐに言葉にしたいんですよね。

── その短時間で、ここまで遊び感覚に満ちた歌詞ができ上がるというのは、すごいです。レコーディングはいかがでしたか?

喜多村 痩せました(笑)。ビブラートとか、音を伸ばすところとかとか、伸ばすところとか、アニソンならではのニュアンスを盛りに盛っているので、声帯をかなり酷使するんです。カロリーの消費量もすごくて、短期集中でレコーディングしました。この曲はカラオケで配信になったら、みんなで盛り上がれるハッピーチューンになると思うんですけど、同時にデスチューンにもなると思います(笑)。でも、歌うと、すごく気持ちいいんですよ。

── たしかに汗をかきそうな曲ですね(笑)。

喜多村 新年1発目の曲ということで、めでたいんですけど、楽曲的には病んでいるという(笑)。闇の部分、病んでる部分を表現することに対して後ろめたさがないのが、私のアーティストとしての持ち味だなと思っていて、この曲ではそれをふんだんに出させていただきました。

── 「妄想帝国蓄音機」というタイトルには、どんな意味があるのでしょうか?

喜多村 私の「妄想」を楽曲として具現化して、キタエリストの「帝国」を作りたいという野望と、「gdメン」のキャラがおしゃべりしている様子をイメージした「蓄音機」とを合わせつつ、実はもうひとつ、隠れた意味がある、というタイトルです。それが何かは恥ずかしいので、内緒にしたいと思います(笑)。とにかく、漢字7文字という、胸焼けするような重みのある、オンリーワンのタイトルになったんじゃないかと。

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放送日: 2018年1月8日~2018年3月26日   制作会社: SMP/ファンカンパニー
キャスト: 松岡禎丞、山本和臣、小林裕介、原奈津子
(C) 2018 「gdメン」製作委員会

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