花言葉がバラエティ豊かな曲を彩る。鹿乃が2ndアルバム「アルストロメリア」をリリース

2017年12月19日 12:000

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女性アーティスト/シンガーソングライターの鹿乃が、1年7か月ぶりとなる2ndアルバムをリリース。アルバムタイトルの「アルストロメリア」は花の名前で、「未来への憧れ」という花言葉を持つという。アルバムの新曲には、それぞれ花の名前が付けられ、彩り豊かな1枚に。田中秀和(MONACA)、Tom-H@ck、やしきん、ヒゲドライバーといった豪華作家陣が、楽曲を提供。さらにボーナストラックとして、あの名曲のカバーも。
鹿乃が、全収録曲について、詳しく語ってくれた。


いろいろな花で彩るアルバムになりました


── 2ndアルバム「アルストロメリア」のリリース、おめでとうございます。どのようなアルバムになりましたか?

鹿乃 1stアルバム「nowhere」以降にリリースしたシングル曲が、今回のアルバムに入ることが最初に決まっていて、それを彩る新曲を作っていこうと思いました。その時に、アルバム用の新曲のタイトルを全部、お花にちなんだものにしようかなと。それで、アルバムタイトルもお花の名前にしたんです。

── 「アルストロメリア」というのは、花なんですね。

鹿乃 アーティスト写真で私の顔を覆っているのが、アルストロメリアです。アルバムのジャケットイラストにも、このお花を描いていただきました。花言葉は「未来への憧れ」で、前向きなアルバムタイトルになったと思います。それから、ファンの方が教えてくださったんですけど、アルバムリリース日の12月20日の誕生花でもあるんです。

── 誕生花だということは、鹿乃さんは意識していなかったんですか?

鹿乃 はい。奇跡的な偶然で、感動しました。12月20日は、私の誕生日(12月24日)にも近いですし、アルバムは私からファンのみなさんに向けての、逆・誕生日プレゼントにできたかなと思います。

── アルバムの1曲目は、4thシングルの「day by day」。TVアニメ「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」のエンディングテーマです。

鹿乃 憧れ続けていたMONACAの田中秀和さんに作曲・編曲していただいた曲です。田中さんの曲と言えば、軽快というか、ブッ飛んでいるイメージが強かったんですけど、あえてそこを外して、私に合うゆったりした楽曲を書き下ろしてくださいました。

── メロディが、すごくきれいな曲です。

鹿乃 きれいですよね。でも、コード進行に対してマニアックなメロディの付け方をしているところがあったりして、田中さんらしいなと思いました。

── 歌ってみて、いかがでしたか?

鹿乃 楽しかったけど、難しかったです。レコーディングの際に田中さんが、やさしく励ましてくださいました。

── 鹿乃さんが作詞をされていますが、歌詞のテーマはなんでしょう?

鹿乃 「家族愛」です。私が「ダンまち」の世界観の中で好きだなと思ったのが、主人公を中心としたファミリー愛だったので、そこに焦点を当てて書きました。2期は1期よりもバトル要素が強いことはわかっていたんですが、「ダンまち」と言えば、やっぱりファミリーの絆だなって。

── さわやかな曲で、アルバムの1曲目によく似合うと思いました。

鹿乃 ありがとうございます。「日に日に、ちょっとずつ前に進んでいこう」という意味合いもある楽曲なので、この曲から始めることで、私も少しずつ成長してきたよという思いを表せるかなと。また、とても自分らしく歌えた曲だったので、1曲目にさせていただきました。


── 2曲目「Daisy Blue」は、アルバムの新曲です。

鹿乃 2ndシングル「ディアブレイブ」を書いた、すこっぷさんの作曲・編曲です。すこっぷさんには、デビュー前からお世話になってきたので、メロディが体になじんでいて、とても歌いやすかったです。歌詞も楽曲も希望に満ちていて、爽やかだったので、太陽のようなお花のデイジーと、爽やかな色のブルーを合わせて、タイトルにしました。

── タイトルは、鹿乃さんが付けたんですか?

鹿乃 はい。この曲だけでなく、アルバム用の新曲は全部、私がお花にちなんだタイトルを付けさせていただきました。


── 3曲目「Melodic Aster*」も新曲で、作詞・作曲がヒゲドライバーさんです。

鹿乃 今まで歌ったことがなかったタイプの打ち込みの曲で、新鮮でした。私はもともとゲーム音楽が好きなんですけど、ヒゲドライバーさんの曲は、昔からゲームをやっていた世代には、どこか懐かしさを感じさせてくれるんです。それでいて新しさもあって、その融合がヒゲさんの魅力だと思います。

── 歌詞には、どんな印象を受けましたか?

鹿乃 遠くの人を想う歌だなと思いました。ヒゲドライバーさんのイメージとは違うと思うんですけど、私を応援してくれるファンの方々への気持ちを代弁してくれているような気がしたんです。私はずっとWeb上で活動していて、人前で歌うことはなかったんです。メジャーデビューにしたことによって、それが変わって、少しずつみんなのもとに近づいていけていると思っていたんですが、逆に昔と変わってしまって寂しいと感じるファンの方もいて。歌詞の中に「透明なプレゼント 少しくらい喜んでくれるかな?」という一節があるんですけど、いろいろな思いを受け止めつつ、やっぱりみんなに近づいていくよ、直接会いにいくよという気持ちを乗せて、歌いました。

── タイトルは、「Aster」が花の名前ですよね。

鹿乃 はい。アスターは星が光を放っているようなお花で、「遠方の人を想う」という花言葉です。星をファンの方に見立てて、遠くにいるみんなを想うという、この曲にふさわしいタイトルにすることができたと思います。

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