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新曲も多数披露！アイドルが三つ巴のパフォーマンスを見せた「Wake Up, Girls！Festa.2017 TRINITY」レポート！

2017年12月14日 13:040

声優

独自取材

アニソン

2017秋アニメ

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後半はWUGとI-1の一騎打ち!?

ここで折り返し地点。日高のり子さん&浅沼晋太郎さん、Run Girls, Run！の林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さん、そして下野紘さんといった、アニメにも出演している声優陣からの応援メッセージ映像がスクリーンを飾る。特に下野さんは、自身が演じるワグナーの代表・大田邦良として、喉を潰す勢いで現地ワグナーをあおりまくり、会場を盛り上げてくれた。

だが大田の思いとは裏腹に、続いたのはしっとりとしたブロック。「ゆき模様恋の模様」を白いペンライトの光の海の中で歌い、ロマンチックで切ない気持ちにさせると、名曲「16歳のアガペー」をセンターステージで披露するWUG。彼女たちの曲は何度聴いても聴き飽きるということがないし、ライブだと毎回違う感情の揺さぶられ方をするところが面白い。

序盤以来、久しぶりの登場となったI-1clubは、トロッコで観客の近くまで行っての歌唱を披露。「止まらない未来」から、初公開となる新曲「Jewelry Wonderland」へと続く。どちらもI-1clubらしいおしゃれポップスで、なかなか難しい曲だと思うのだが、笑顔で観客に手を振りながら鮮やかに歌っていたのが印象的だった。

本編の最終ブロックは、Wake Up, Girls！　「言の葉青葉」では、Dメロで今にも泣きそうな吉岡さんの歌があったり、「雫の冠」では、2人1組で言葉を紡ぎながら書くメンバーとも大事に歌っている様子が伝わってくるなど、言葉の意味、歌詞の意味がサウンドともに深く心に刻まれた。そしてラストは「少女交響曲」と「Beyond the Bottom」。ここでは過去のライブ映像がスクリーンに映し出される。何度も現場に足を運んでいるワグナーの中には、各公演を思い出しながら、一緒にここまで歩んできたなぁという感慨に浸っていた人もいるだろうし、単純にビジュアルの違いや衣装の違いを楽しんでいた人もいるかもしれない。ただ、毎回観客が増えていくというところで、彼女たちが歩んできた道は間違いではないんだな、というのが感じられる瞬間でもあった。

多くの観客が、感慨深く聴いたであろう2曲で締めくくられた本編のあとは、アンコールだ。ここではWUGがトロッコに乗って場内を1周しつつ、「ワグ・ズーズー」を歌唱。そしてステージに戻って、いつだって初々しい気持ちで聴けるテレビアニメ前シリーズOP「7 Girls War」を歌い、熱く会場は盛り上がった。

最後に各ユニットからメッセージが贈られる。

「WUGのライブもすごくキラキラしてて、負けていられないと思いました。アニメのほうではいろいろ起こってますが、私たちもこれから、感謝の気持ちを忘れずに、他のアイドルたちと切磋琢磨していきたいと思います！」（I-1club代表／津田美波さん）

「アニメ本編ではネクストストームがどうなることやらってことが巻き起こってますので、今回は4人で、ステージで楽しく踊れる幸せを噛み締めながら出させていただきました。ネクストストームもきっとネクストステージに行くと思います（笑）。これからも応援をよろしくお願いします」（ネクストストーム代表／大坪由佳さん）

「今日は、4年前はどうだったかな、3年前はどうだったかな？って思い返しながらステージを噛み締めていました。みなさんの笑顔のおかげで私たちも笑顔になれるし、私たちが笑顔だとみんなも笑顔になるし、相乗効果って素晴らしいなって思いながら、幕張で楽しい時間を過ごせたことを嬉しく思います。アニメもいろいろな展開が待ち受けてますけど、さらに盛り上げていきたいので、お力添えよろしくお願いします！」（Wake Up, Girls！代表／青山吉能さん）

そして最後は、「このままサヨナラってわけにもいかないよね？」と、みんなで「極上スマイル」を歌い、4年目のフェスを笑顔で締めくくった。