「しょびっち」EDでデビュー! ピュアな新人声優ユニット「pua:re」インタビュー! 【新人さん、いらっしゃい!第4回】

2017年11月13日 12:000

情熱的な恋の歌「あいのことば」


山田 カップリングの「あいことば」もかなりかわいい曲で、「恋のヒミツ」とはまた違った別の女の子らしさというか、恋愛の楽しさ、もどかしさを歌った曲です。「恋のヒミツ」の女の子は内面に熱いものを秘めた女の子かなと思うんですけど、「あいことば」の女の子はイケイケドンドンというか(笑)。

 

水谷 「恋のヒミツ」が純粋さとかピュアさの表れている曲だとしたら、「あいことば」は待っているだけの女の子じゃなくて、アピールや駆け引きをしているイメージですね。

 

八木 タイプが違いますよね。「あいことば」の子は行動していくタイプです。私は性格的に内に秘めたがりなので、「恋のヒミツ」の世界観に共感することがあって、とにかく今までの自分の人生で得てきたものを投影して歌った感じなんです。でも「あいことば」のほうは、曲もオシャレだしアタックが強かったりもするので、今まで自分が歌ってこなかったタイプの曲なんです。だからものすごく考えて、試行錯誤しながら歌いました。

今回は好きな曲もチャレンジする曲もどちらも歌わせていただいたので、これからもとらわれることなく、いろんな、自分にないものを歌いたいというか。4人が集まることで、4倍の歌が歌えるような、力に満ちている(笑)。周りの3人のおかげでがんばれる気がするので、いろんなタイプの曲を歌っていきたいと思いました。

 

小倉 私は「あいことば」のサビをみんなで歌っているハーモニーが好きなんですよね。調和している感じ。素敵な曲だと思いました。

 

小倉弥優さん


 

八木 私もそう思います。歌い方もそれぞれ全然違うので、曲を聴いた時に誰がどこを歌っているのかパッとわかるんですが、すごくまとまって聞こえるのが不思議なんですよね。だから、これもご縁なのかなって。この4人で集まったのも、たまたまじゃなくてしっかりまとまるようにできていたのかなって思います。

 

水谷 私たち4人って性格や系統は似たところがあるんですけど、それぞれの持っている個性やタイプが違うんですよ。音源を聴いていただいたら4人の個性がすごい現れているし、でも喧嘩しているように聴こえるのではなく、すごくまとまっているようにも聞こえるし、やっぱりそれが私たちのいいところなのかなと思います。そういうところにも注目して聴いていただけたらなと思います。

 

山田 「恋のヒミツ」も「あいことば」もソロパートがけっこうあるので、そこも注目です。聴いていただいて、個性の部分を発見していただけたらと思います。

 

デビューを実感したのはいつ?

 

──今回の曲は、「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」エンディングテーマとしてタイアップしていますが、歌ううえでアニメ本編を意識されましたか?

 

八木 私と奈都美ちゃんと麻鈴ちゃんは、アニメにも出演してるんです。

 

山田 この3人は、より作品の世界観を表現しなくてはならないなと意識しました。

 

水谷 私はあらかじめ原作を読ませていただいたんですけれども、あの……タイトルが衝撃的というか……。

 

──直球な感じですよね。

 

水谷 そうなんです。直球なんです(笑)。だから、「そういうお話なのかな?」と思っていたんですが、エピソードの1つひとつが本当に純粋で、読みながら声を出して笑ったり、思わずときめいちゃったりもしましたね。そういう原作の持つピュアな部分やトキメキが「恋のヒミツ」にすごく表れていると感じて、そういうものを曲の中でも表現できたらいいなと思いながらレコーディングさせていただきました。

 

八木 ヒロインの秋穂ちゃんは、この曲の通りのピュアな女の子なんですけど、自分の担当する子を含めて登場する子達が、本当にみんなピュアでいい子達ばかりなんです。全員がこういったもどかしさや悩みを抱えていたり、わがままがだったり、たくさん愛してほしい子達ばかりなので、「恋のヒミツ」はそれが楽曲になったというか。どのキャラクターにも当てはまる、まさに「しょびっち」の曲だなと思います。

 

──今回が初めてのお仕事という小倉さんは、自分たちの歌がアニメのエンディングで流れているのを見て、どう思われましたか?

 

小倉 もう夢を見ているようでした。最初に放送で見たのがメンバーみんなでテレビを見ている時で、実際に観るまでは「わー、すごい!」とか言うかなと思ったんですね。でも実際に観たら、逆に「ああ、流れてる……。すごい」って感動したと言うか、感無量でしたね。

 

山田 それまで大騒ぎしながらテレビを見ていたんですけど、「恋のヒミツ」が流れた瞬間、すごい静かになりました。

 

八木 全員、じーっと真顔でテレビを見てしまって、「ふう、終わった」と思ったら、自分たちの姿が映ったCMが流れて、そこで「わっ!」って声を出した気がします。

 

山田 てんやわんやでしたよね。なかなか実感がわきづらくて、本当に私たちはデビューするのかなとか、歌を録ってMVも撮らせていただいたんですが、オンエアで流れたのを見た時が、一番「世に出たんだ」と実感できた瞬間でした。そこからアニメを観てくれたファンや家族、友達から「観たよ」って言ってもらえて、我々もそこでようやく実感がわいてきたと思います。

 

小倉 家族などからも「見たよ」って連絡をもらったりもして、なんだか恥ずかしい気持ちもありつつ、「ああ、デビューしたんだな」って感じました。自分たちのCMをテレビで流していただいているのを見て、「世に出たんだな」と実感しましたね。

 

──もう何話かテレビ放送が進んでいますが、慣れた感じですか?

 

山田 いや~……、やっぱり特別な感じがまだありますね(笑)。

 

ファンの皆さんに後悔させたくない!


──今後、グループで挑戦したいことはありますか?

 

山田 やってみたいことは、水面下ではいろいろと話をしてはいて……。

 

八木 会うたびにやりたいことが増えていってるんです(笑)。出身地がそれぞれ違うので、出身地でライブができたらいいね、とはよく話しています。特に小倉ちゃんは北海道出身なので、「北海道でライブってよくない?」って(笑)。

 

小倉 いいですね!

 

八木 私も出身が大阪だし、麻鈴ちゃんは京都なので、全国いろんなところで歌いたいですね。

 

水谷 私はとにかく聴いていただきたいという気持ちです。今は、自分たちを知っていただいて、いろんなところで歌っていきたいです。

 

──ちなみに1年後、pua:reとしてはどうなっていたいと思いますか?

 

山田 2枚目、3枚目……とCDを出していたいです。

 

八木 出したいよね。

 

水谷 そこはみんな同じ気持ちだと思います。

 

山田 うん。1年後に、また違う曲でリリースイベントをやりたいですね。「恋のヒミツ」を聴いていただいたうえで、pua:reの別の面が出せるようなシングルを出せるようになっていたいです。

 

八木 私は、今回のリリースで私たちを知ってくださった初期のファンの方が、1年後、pua:reを応援していてよかったって思っていただきたいです。その方たちについてきていただきたいし、そういう方たちに「ついてきてよかった」と思ってもらえるような活動と歌を提供して、また「応援し続けるよ」と言っていただけるようになりたいです。

 

水谷 自分は、やっぱりずっとpua:reをやっていきたいという気持ちがあって、1年後もこの4人で一緒に活動していたいですね。

 

小倉 1年経ったところで、こういう面があるのかっていう新しい私たちの一面を皆さんに見せていけたら素敵だなと思います。これは1年後と言わず、いつでもかなったら嬉しいなと思っています。

そしてこれは楽屋でも話していたんですけど、1年後にはpua:reだけど逆に大人な、妖しい感じの曲を歌い上げられたら幸せです。

 

──それでは最後にファンの皆さんへのコメントをお願いします。

 

小倉 やはり1年後も10年後も、応援していてよかったと思っていただけるような4人を目指したいと思っています。よろしくお願いいたします。

 

水谷 いつもファンの皆さんから感謝してもしきれないくらい活力をいただいている、というのは4人全員が感じていることです。私たちのことを見つけて応援してくださってる方が、これから先、私たちを知ってよかったとか応援してよかったと思っていただけるようにがんばっていくので、ぜひ私たち4人を見守っていただけたらなと思います。

 

八木 この記事を読んでいただいている方は、いろんな形でpua:reを知っていただいていると思います。4人の歌声がそろった時にきれいになるというのは絶対に偶然じゃないし、皆さんが私たちを見つけたということも必然だと思うんです。これからも歌にこめた思いだけじゃ全然収まりきらないくらいの、いろいろな気持ちを皆さんに届けていきたいと思っていますので、これからもpua:reをよろしくお願いいたします。絶対に後悔させません!

 

山田 まだ結成して間もないユニットなんですけど、私たち4人でどうしたら聴いてくださる皆さんに喜んでいただけるかとか、どうしたら私たちが曲の世界を表現できるだろうと、日々考えながら毎日を過ごすようになりました。毎日考えていることがお客様にきちんとした形で伝わるように、4人でがんばっていきたいと思っております。八木ちゃんが言うように、私たちを見つけてもらえたことが必然になるようにやっていきたいと思います。やっぱり応援してきたことを後悔させたくないという気持ちが強いので、1年後も、それから先も、「わしがpua:reを育てた」といってもらえるようなユニットになりたいと思っていますので、どうぞ皆さん、応援をよろしくお願いいたします!

 

──ありがとうございました!

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放送日: 2017年10月11日~2017年12月13日   制作会社: ディオメディア/Studio Blanc
キャスト: 悠木碧、市来光弘、武田羅梨沙多胡、山田奈都美、八木侑紀
(C) 2017 松本ナミル/KADOKAWA/マジメ過ぎる製作委員会

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