ライブ後のメンバーへのインタビュー!
――武道館に立った感想をお願いします。
愛美 360度ステージということで、想像以上の景色が待っていました。緊張するかと思ったんですけど、それよりも安心感の方が強くて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
大塚 本当にたくさんの方に支えていただき、Poppin'Partyはここに立つことができました。誰一人欠けても今日という日は迎えられなかったと思います。ライブ冒頭ではアニメと同じ衣装を着て、アニメのオープニングを再現させていただきましたが、後ろを振り返った時にメンバーとの本当の意味での絆を奏でることができたと思いました。
西本 360度のペンライトがすごく綺麗で海のように見えて、こんなにたくさんのバンドリーマーの皆さんに支えられてここまで歩んできたんだと実感しました。ライブ自体はすごくあっという間でしたが、その一瞬一瞬を大事に感じながら楽しくライブすることができました。
大橋 今までで一番“バンドらしいライブ”ができた気がします。回転するステージで全員が外側を向いて演奏をしていると、いつものライブでは無意識にみんなとアイコンタクトをとっていたことに気づいて。メンバーとの絆をすごく感じたライブでした。
伊藤 今回は日本武道館公演というひとつの節目になると思っていたので、できることは全部やりたいと考え、バンドリーマーの皆さんへの思いをすべて届けるつもりで盛りだくさんのライブにさせていただきました。
でもその分、練習や準備も盛りだくさんで。メンバーも自分の時間をたくさん削って当日を迎えたんですが……、当日になったら……、今までの不安な気持ちがスッと取れて……。あれ?なんでみんな笑ってるの?(笑)
愛美 なんか喋り方が面白いなって。ライブの最後のMCからずっとおかしくて(笑)。
伊藤 えー!! なんで!?(笑) ……憧れの武道館だったんですよ。だから、ちょっと格好つけたいなと思って。
全員 あはははは!(笑)
伊藤 私はアイドルが大好きで、武道館はアイドルの聖地でもあるからこそ、ポツリポツリ話すのに憧れがあったんです(笑)。今回の日本武道館公演でPoppin'Partyの絆が5倍ぐらいになったんじゃないかなと思います!
――ガールズバンド史上最速で武道館のステージに立つという金字塔を打ち立てたことについてはどう思われますか?
愛美 最速と言われてビックリしました。でも、今まで築いてきた歴史があるからこそ最速になれたと思うので、このメンバーがとても誇らしいです。
――「ガルパ」のカバー曲「光るなら」やキャラソンの初披露、新衣装としてゲームの衣装を着たことの感想をお聞かせください。
大塚 Poppin'Partyにとって「ガルパ」リリース後初めてのライブだったので、「ガルパ」をプレイするコーナーをやらせていただき、新しい衣装まで作っていただけたのが嬉しかったです。メンバーは髪色や髪型をキャラに寄せていたからすごく衣装にマッチしていて、リアルなキャラクターのようで感動しました。まだ未実装のキャラソンも早く「ガルパ」でプレイしたいなと思います。
――武道館に向けて5人でがんばったことなど、エピソードを教えて下さい。
西本 最高のライブにするためみんなでセットリストを考え、「こんなことをやりたい」「あんなことをやりたい」と何回も何回も話し合いをして作り上げました。みんなで協力して全力で駆け抜けてきたことを強く実感しています。
――新曲「Time Lapse」を初めてお客さんの前で演奏して歌った感想はいかがでしたか?
大橋 めちゃめちゃ緊張しましたが、歌の前に掛け声の練習をしたら皆さんの対応力が神すぎて一体感を感じました。すごく格好いいパフォーマンスができたと思います。ゴリゴリの格好いい曲なので、これからも「Time Lapse」な感じで(時を)ぐるぐる巡らせて、たくさん披露する機会があればいいなと思います。
――今後、Poppin'Partyは新しいステップを踏み出しますが、これからやってみたいことを教えてください。
伊藤 (ちょっと格好つけて)そうですね……。武道館を超えたからなんでもできるんじゃないかなって思うので……。あれ? 笑ってる(笑)。
全員 (笑)
伊藤 やりたいことはたくさんあります。音楽番組にも出たいし、大きなアリーナでもライブをしてみたい。世界中でライブをしたい。それから、最近「ガルパ」で実写CMを撮っていただいたのがすごく楽しかったので、実写MVにも挑戦したいです。例えば「Yes! BanG_Dream!」のアニメーションMVを実写にしてみたりとか。アニメやゲームから発信するだけでなく、私たち発信で広げていくことも増やしていけたらなと思っています。
──ありがとうございました!
(取材・文/千葉研一)