※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
蛍の裏の心情に寄り添ったカップリング曲「Blame the Moon」
──カップリング曲「Blame the Moon」 も、なんとなく「Blue Bud Blue」の続編のようなイメージがあります。ご自身で作詞されているとのことですが。
東城 「捏造トラップ」という作品から切り離して考えた時に、「Blue Bud Blue」という楽曲は、弱さもありつつ強い部分を前面に出した女の子のイメージだったので、「Blame the Moon」では、その女の子の弱い部分を歌詞として書きたいなと思ったんです。
──ある意味、蛍のもうひとつの顔のようなイメージですか?
東城 そうですね。最初は単純に女の子の弱い部分というイメージだったんですが、「捏造トラップ」のアニメを観ていくうちに、「Blame the Moon」は蛍ちゃんの裏の心情にも当てはまると思うところも出てきて、結果的にそういう曲になりました。
──ジャケットには、白と黒の2人の東城さんが写っていますね。
東城 これも、皆さんにどう思われているかが気になりますね。自分としては、先程MVの箇所で言った対比を表していて、うまく「Blue Bud Blue」の世界観と「捏造トラップ -NTR -」の世界観を表現されていると思います。「Blue Bud Blue」と、「Blame the Moon」という収録曲の対比も含まれていると思いますし。
──2曲ともすでにライブで披露されたりしたんですか?
東城 7月2日に開催されました「Re:animation 10-Rave In 潮風公園」で、どちらもフルで歌いました。「Blue Bud Blue」は初出しだったのにも関わらず盛り上がってくれて、親しみやすい感じのロックなんだなと思いました。「Blame the Moon」は、歌詞を暗めに書いたのでどちらかというと、お客さんがじっくりと聴いてくれる感じでした。
──「Blue Bud Blue」に関しては、確かにライブで定番の盛り上がり曲になりそうですよね。
東城 イベントに出させていただく時はアニソンカバーを歌うことが多かったんですが、この曲のおかげで自分のオリジナルで盛り上げることができるようになるので、これからのイベント出演が楽しみです。
「ニコニコ動画」を見て育った新世代(?)アーティスト!
──ところで今回、「アキバ総研」に初登場していただいたわけですが、ここで改めてデビューにいたるまでのお話を教えていただけますか?
東城 アニメソング系のオーディションを受けていた時に、今のレーベルさんと事務所さんに声をかけていただきました。
──もともとアニメや歌が好きだったんでしょうか。
東城 そうですね。小さい頃はジャンルとしてアニメソングを意識することはなかったんですが、「ケロロ軍曹」などのアニメが好きでした。あとは小さい時から家はネット環境が整っていて、「ニコニコ動画」を見て育ってきたんです。そのおかげで、いろんな映像に触れてすくすくと育ちました(笑)。ニコニコ動画を見ていると、やっぱりアニメとかに触れる機会が多くて、ごく自然な流れでアニメソングの世界に触れるようになりました。
──憧れている歌手はいたりしますか?
東城 中島美嘉さんの、歌で聴かせる雰囲気が好きです。バラードを聴くために人がコンサートに人が集まる、というのにも憧れますね。バラードは歌うのも聴くのも好きですので。
──東城さんは現役高校生ですが、学校で周りから何か言われたりしますか?
東城 周囲には特に何も言っていないので、友達は(デビューしたことを)ほぼ知らないんです。なので、普通に学校生活を送っています。でも2度くらい、ネットに公開された記事と一緒に「これって陽奏じゃない?」みたいなのがツイッターで回ってきて、「あ、うん。そうだよ」って答えたことがあります(笑)。自分からデビューしたと言うより、有名になって自然に知ってもらうようになりたいですね。
──デビューしてから何か変化したことはありますか?
東城 モチベーションが関係しているかわからないんですが、歌の成長の仕方が早くなったような気がします。歌声の変わり方が早いというか、歌い方が変わったんです。自分では以前と歌い方を変えようと意識しようとはしていないので、理由もわかっていないんですが、これは成長ととらえていいのかな。
──周りの環境や、スタッフの皆さんのディレクションのおかげでしょうか。
東城 そういうこともあって、自分の心の変化が歌に表れているのかな、というのが面白いですね。もちろん練習は必要だと思うんですが、心の持ち方も大事なんだなって感じます。
──2017年11月には早くもデビュー1周年を迎える東城さんですが、今から1年後はどうなっていたいですか?
東城 もっと東城陽奏を知っていただきたいですね。前に比べて、だいぶ聴いていただけるようになったんですが、もっと多くの人に自分の歌を聴いていただけるようになりたいなと思います。
──そのほか、何か具体的な目標はありますか?
東城 海外のイベントに出たいという目標はありますね。MVなどのコメントにスペイン語で書いていただくことが多いので、自分もスペインで歌いたいなと思っています。
──今後、こういう雰囲気の曲を歌ってみたいという希望はありますか?
東城 ロックな曲をもっとやりたいなという思いもありますし、暗い感じの曲が好きなんで暗いロックとか、バンドサウンドっぽいバラードを歌いたいですね。独特な楽曲を歌うアニソンシンガーとして皆さんに受け入れていただきたいです。
──それでは最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします
東城 「Blue Bud Blue」は私の新境地のシングルになっています。ぜひ「Blue Bud Blue」を愛して、一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。東城陽奏を、よろしくお願いします!
【CD情報】
■「Blue Bud Blue/東城陽奏」
・発売中
・価格:1,204円(税込)
・発売元:AQUA ARIS株式会社
・販売元:株式会社ソニー・ミュージックマーケティング
<収録曲>
1. Blue Bud Blue
2. Blame the moon
3. Blue Bud Blue(instrumental)
4. Blame the moon(instrumental)
5. Blue Bud Blue(TV ver)
<特典内容>
4Pブックレット封入