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コンビニ用語を歌詞に盛り込み、「コンビニカレシ」とシンクロした「Stand Up Now」
──本当に多彩な音楽ルーツを持つ「Cellchrome」ですが、皆さんのメジャーデビュー曲「Stand Up Now」は、非常にポップな楽曲ですね。
Mizki にぎやかで爽やかなロックを軸にポップな曲になっています。
──タイアップする「コンビニカレシ」が爽やかなアニメなので、そこにあわせたというところでしょうか?
Mizki いろいろな楽曲を何十曲と作っていたんですけど、その中でも「Stand Up Now」は今までにないポップ感であったり、シンセの入り方などで新しい一面を見せつつ、従来通りのロックサウンドを出すということで、今までにない「Cellchrome」を見せていけるんじゃないかなとまず思いました。デビュー曲ということで、メンバーと試行錯誤していく中で「Stand Up Now」が一番しっくり来たというか、この曲で勝負したいなと思ったんです。
陽介 「コンビニカレシ」がコンビニを舞台にしたアニメということで、歌詞もコンビニにからめたいなと思って、わかりにくいんですけどこっそりコンビニ用語を入れているんです。それが「Face up」で、これは「商品を前にそろえて出す」という意味のコンビニ用語なんです。この言葉は、楽曲全体が持っている「上を向いていこうぜ」というメッセージと引っかけています。
ニワケン 僕はコンビニでのバイト経験があるんですけど、この言葉は知りませんでした。
一同(笑)
──そのほか、アニメからインスピレーションを受けた要素はありますか?
Mizki 楽曲制作時は、アニメはまだ始まっていなかったので、まずあらすじを聞いて、それでアニメと絡められたらいいなと思いましたし、「コンビニカレシ」だけにとらわれるわけではなく、さまざまな場面で聴けるような歌詞にしたいなと思っていました。
──自分たちの楽曲が、アニメの主題歌として放映されることに対して、どんな気持ちですか
Mizki アニメを見ている人たちにとっては、僕たちの曲が「コンビニカレシ」と結びついて、心にずっと残っていくのかなと思うと、それは嬉しいですね。
陽介 青春・爽やか系なアニメという点で、僕たちのサウンドと合っていると思います。
──ミュージックビデオも「夏休み!」っていう感じで、元気&爽やかですよね。
tatsuma このミュージックビデオも、しっかり作りこんだというよりも、自然体で等身大な自分たちを表現できたかな、と思います。ぜひ、チェックしてみてください!
──カップリング曲「120% ~BOOM BOOM SUMMER~」、こちらも洋楽テイストのあるサマーチューンですね。
陽介 この曲がまさに「夏!」って感じなんですけど、最初にMizkiが作った時はそこまで夏って感じの曲じゃなかったんです。そこで、作曲家の徳永暁人さんが「よし任せろ!」ってアレンジしてもらったら、バリバリ夏の曲になって戻ってきました。
──徳永さんといえば、ビーイングが誇るスーパーミュージシャンじゃないですか。そういう方との制作はいかがでした?
陽介 僕らにない音が頭の中にめちゃめちゃあるんだなと思いました。
tatsuma 引き出しの多さが尋常じゃないですね。僕たちが絶対に思いつかないアレンジがすぐに出てくるんです。
Mizki レコーディングにも立ち会っていただき、僕の歌のディレクションもしていただいたんですが、こういう歌い方でこういう表現ができるんだ、と自分の歌の引き出しを増やしてもらいましたし、スキルの向上にも繋がりました。
陽介 本当に自分たち自身が進化できた曲でもあるね。
Mizki うん。ひと皮向けたというか。
──これがメジャーの世界か! みたいな?
一同(笑)
ニワケン 今後はPOPで季節感のある曲も大事になってくると思います。だから、そういう意味でも新しい第一歩になれたかなと思いますね。
陽介 今回は夏がテーマの曲になりましたが、1年中誰かの心に寄り添えるような曲を作っていきたいですね。