Netflixがアニメイベント「Netflixアニメスレート2017」を開催！新作7本含む全21タイトルを一挙発表

2017年08月03日 20:200

アニメイベント

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■「Netflixアニメスレート2017」第3部オフィシャルレポート

第3部からはNetflixオリジナルドラマ「グッドモーニング・コール」でも主演を務める福原遥がゲストMCで登場！好きなアニメは「ソードアート・オンライン」という福原は大好きだというキャラクター・ユイを意識した白のワンピースに、ワンポイントでNetflixをイメージした赤いサンダルの衣装で登場。「Netflix大好きなので、イベントに出られてすごくうれしい」という福原は「もともと小さいころからアニメは近い存在で、プリキュアになりたいという夢を叶えられてるのもうれしくて。『ソードアート・オンライン』、『となりの怪物くん』、『Orange』とか見ています。Netflixはいっぱい作品があるので、これも見てみようとなるし、過去のシリーズや再生途中だったり、移動やロケバスでも見られるのも本当によくて！」と普段からNetflixを使いこなしている様子。

本日解禁となる新作タイトル発表が中心ということで、まずは板垣恵介の人気コミック「バキ」シリーズをアニメ化する「バキ」が発表された。また「Knights of the Zodiac: 聖闘士星矢(仮)」は車田正美原作の大ヒット漫画のリメイクアニメ。シーズン1は「銀河戦争篇」から「白銀聖闘士篇」までを描かれることが明かされ、さらにティザーアートも発表された。ハリウッドで活躍しているスタッフも集結し、CGフル活用のコスモバトルにも期待がかかるビジュアルに会場からはおお！とどよめきが起こった。

続いてオリジナル王道ファンタジー「LOST SONG」は2018年全世界配信の決定が発表された。W主演を務める田村ゆかり、鈴木このみから会場にビデオメッセージが寄せられ、田村は「私が演じるフィーニスはとある王国の17歳の歌姫です。歌をめぐるファンタジー作品なので、やっぱり歌に注目していただきたいですね。フィーニスは歌で奇跡を起こすことができるので、私もこの作品で奇跡を起こさないと、という意気込みで頑張っています。実はもう何曲か歌わせていただいたんですが、どの曲も素晴らしくて、とても気持ちよく歌うことができました。みなさん期待していてくださいね。星だけじゃなく、きっと見ている皆さんの運命も変えてしまう、そんな物語になっていると思います」とコメントし、鈴木も演じるリンについて「田舎育ちの食いしん坊な女の子です。ちょっとドジなところがあるんですが、とても元気いっぱいで前向きで、そして何より優しい女の子です。音楽も、世界観の作りこみもびっくりするくらいステキなので、私も一緒に冒険をするのが楽しみです。ぜひリンと一緒にみなさんも壮大な旅に出てください！」とコメントを寄せた。

続いて「ソードガイ The Animation」も本日情報発表され、原作・シリーズ構成・脚本を務める井上敏樹より「魔性の武器と一体化した少年が数々の戦い渦巻く残酷な運命へと引き込まれていく物語です。ぜひ日本だけでなく海外の人々にも楽しんでもらえたら」とビデオメッセージが紹介された。そして完全オリジナルストーリーで描く「A.I.C.O. -Incarnation-」、「B：the Beginning」の2作品も発表。「A.I.C.O. -Incarnation-」はボンズ×『翠星のガルガンティア』、『鋼の錬金術師 : 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』などで知られる村田和也が贈るオリジナルバイオSFアクションで、合わせてティザー予告も解禁された。「B：the Beginning」は「パーフェクト・ボーンズ」のタイトルで発表されていたProduction I.G制作のアニメで、今回正式タイトルが発表。オーバーテクノロジーが存在する世界で、群島国家「クレモナ」を舞台に繰り広げられるクライムアクションの本作はあらたにキャスト情報も発表となり、主人公のキース・風間・フリック役の平田広明、黒羽役の梶裕貴をはじめ、瀬戸麻沙美、東地宏樹、稲葉実、小清水亜美、豊永利行、田中進太郎、後藤敦、森川智之、石川界人らが声優を務める。またマーティ・フリードマンが主題歌を担当することも発表された。「A.I.C.O. -Incarnation-」と「B：the Beginning」の映像を見て、総合司会の吉田も「あちらが村田和也とボンズなら、こちらは中澤一登とProduction I.G」とどちらも重厚でハイクオリティな映像に興奮した様子で紹介していく。一通りラインナップを見た福原は「知らないアニメもあって、早く見たい！とすごく楽しみになりました」と早くも待ちきれない様子でコメントしていた。

本イベントのラストタイトルとなるのは、永井豪原作の「デビルマン」を初めてラストまで描き切る「DEVILMAN crybaby」。劇場アニメ「夜明け告げるルーのうた」がアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門最高賞のクリスタルを受賞した湯浅政明監督がメガホンをとるとあってすでに話題の本作。ゲストとしてカナダで開催されたファンタジア国際映画祭から本日帰国したばかりの湯浅正明監督が駆けつけた。「湯浅監督なら大丈夫」と永井豪からお墨付きをもらったという湯浅。絶賛制作中の現在は「アフレコで最終話近くの原作で言うところの大変な場面をやっているところです」と明かした。

本イベントでは合わせて注目のキャスト情報も発表！主人公・不動明役を内山昂輝、明の親友・飛鳥了役を村瀬歩が演じることが明かされると2人もゲストとして登壇。湯浅監督作品は「ピンポン THE ANIMATION」以来という内山は「オーディションでは不動明役を受けてないので大変驚きまして」と発言。その理由について湯浅は「（内山、村瀬）2人とも了役だった。どちらもすごく良くて決戦投票みたいな感じになって、それで村瀬さんの人間じゃないような、深い何かが入っているようなしゃべりで村瀬さんかなとなった。でも内山さんを推す声も多くて。『ピンポン THE ANIMATION』のときも感情を表に出さない役をやっていただいて、また同じだったら面白くないなとなったんです、でもデビルマンだったらすごくいいんじゃないの？となって」と、キャスティングの経緯を初めて披露。「内山くんだったらできると思いましたし、実際やってもらったらおもしろいです」と見事監督の期待に応えた内山も「これだけ歴史があってみんなが知って期待されている作品なので、緊張もあり大丈夫かなと臨みました」と恐縮した様子だった。了役の村瀬は「オーディションからすごく作り手側の”面白いものを作ってやる”というのがビシバシ伝わってきて了役をできるのがうれしい、今アフレコが毎回楽しくて。すごく伝説的な作品なのでプレッシャーもすごかったんですけど、やり始めたら監督の作る世界にのめりこんでいるというか、すごく面白いですね」と手ごたえを感じている様子だった。

原作に真正面から向き合う本作は激しいバイオレンス描写など、Netflixならではの表現が可能になるのも大きなポイントだが、内山は「台本をもらうたびにびっくりしているというか。テレビアニメが普段多いので、“これいいの？？”って。あまりにもハードコアというか」、村瀬も「超えちゃいけないような線を平気で超えてくる」とそのクオリティに驚いたようで、対する湯浅は「Netflixということでボーダーラインはそんなになく、はっちゃけていいですよと言われて、暴力と性描写的なところも頑張ってます」とコメント。すかさず「はっちゃけるどころじゃない！」と内山、村瀬からツッコミが入るほどだった。

また本イベントで最新予告編がお披露目されると、吉田は「すごい！！！！」と圧倒された様子でコメントし、湯浅も「現代版アレンジというのが垣間見える映像だと思います。アフレコで声も入り、より高みというか、どんどん面白くなっていく」」とコメント。その言葉通り、会場中が作品への期待を隠し切れない様子で映像に見入っていた。

イベント最後は、1部～3部のゲストがそろってフォトセッション。福原は「3部だけでしたが、いつも身近なNetflixにこんなにたくさんアニメが加わって、見るのが楽しみです」と感想を述べ、NetflixのCPO、グレッグ・ピーターズも「これだけクリエイティブな方々と仕事ができるのは本当に喜ばしいこと。素晴らしいアニメ作品を皆様にお届けできるのを楽しみにしています」と Netflixアニメのラインナップに自信をのぞかせた。