※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
原作者・美内すずえさんにインタビュー
そんな本作の上演後には「ガラスの仮面」原作者である美内すずえさんが囲み会見に応じた。美内さん自身も本作を観るのはこれが初めてということだったが、まずは美内さんがステージに上がり、キャラクターたちと一緒に記念撮影。「連載を始めて40年、3頭身のキャラクターと記念撮影ができるとは思わなかったので、今日はいい記念日になりました!」と、楽しそうな様子の美内さん。
そんな美内さんに初めて本公演を観た感想を尋ねてみると、「どういう作品をやるのかというのはあらかじめ聞いていたのですが、実際にこうして観るのは初めて。マンガの中に出てくるセリフが使われていて、印象的でした。3Dキャラと一緒の舞台に立てるという時代が来て、こういう場に立ち会えて、嬉しかったです。ホログラフィックの常設劇場は世界でここだけとお話をうかがいました。この舞台の装置も4億円すると聞いてビックリしています!(笑)本当に未来の可能性を感じました」とコメント。大阪出身でお笑いが大好きという美内さんは、これまでもパロディ版が作られるたびに快く受けていたと言い、「3ねんDぐみガラスの仮面」についても、「ガラスの仮面」が題材となっていることは嬉しいと明かした。本作のキャラクターについても「キャラクターも3頭身ですごく絵がかわいい。このキャラクターたちを何かほかでも活用できないかと思ったくらい」と、とても気に入っている様子だった。ただ、「あのだらけたような昭和のはじめを思わせるようなTVシリーズのエンディングが大好きだったので、この公演でも入れてほしかった」とエンディング曲「黄昏のエンド」が入っていないことをとても残念そうに語っていた。
そして本作から登場した新キャラクターの聖唐人については、「影の役で出していたのに、意外に人気があるのでもう少し出番を増やそうかなと(笑)」と原作での立ち位置を語り、そのほかの「3ねんDぐみガラスの仮面」キャラクターたちについて、「月影先生のキャラもひときわユニーク。結構な無茶ぶりしていて面白いです」と感想を語った。
そして最後に、自身の描く原作「ガラスの仮面」について「キャラクター重視でも構わないので(笑)、これからも読み続けてくだされば嬉しいです」とアピールした。
そんな美内さんも大絶賛の「3ねんDぐみガラスの仮面~とびだせ私たちのVR(ヴィクトリーロード)~」は、9月3日(日)までDMM VR THEATERにて絶賛上映中。VR技術の無駄遣い(いい意味で)の本作、ぜひ足を運んでその目で確かめていただきたい。
【公演情報】
■3ねんDぐみガラスの仮面~とびだせ私たちのVR(ヴィクトリーロード)~
・公演期間:2017年7月22日(土)~9月3日(日)
・公演日程:7月22日~28日、8月7日~10日、14日~16日、21日~24日、9月1日~3日
・公演回数:平日1公演、土日3公演、計29公演
・チケット:前売り:3,000円/当日:3,500円
※別途ワンドリンク代500円が必要です
・会場:DMM VR THEATER
〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2丁目1−5