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強い“個性”が生み出す存在感
喜多村さんは芦戸三奈について「ハイテンションでムードメイク女子担当」とアピール。「ギャル&ハイテンションで、お調子者キャラの上鳴(電気)の女子版というイメージで演じています。酸を使うという“個性”も強い能力なので、今後にご期待ください」とコメントした。
真堂さんは耳郎響香の「乙女」な面をアピール。「一見クールに見えて、すごく女の子らしい。皆でチアガールの格好をした時も、人一倍恥ずかしがっていたり…」と、恥ずかしがる演技が意外と多くて驚いたという。「カッコよさと女の子らしさを、うまく切り替えできたらなと思います」と抱負を語った。
最後は、名塚さん演じる葉隠透。透明人間で服装しか見えない異色のキャラだが、名塚さんいわく「本気を出す時は全裸です」とのこと。「姿は見えなくても常に存在感を放っている。騎馬戦のシーンなんて、鉢巻しか見えてなかったから全裸ですよ。下で支えている騎馬には男の子もいるのに(笑)。第1クールのエンディングでも逆に目立ってるし」と、透明だからこその「存在感」をアピールし、「演じるうえでも存在感を出してあげたいな」と締めくくった。
トークショーも後半。公式サイトで募集された「ヒロアカ塗り絵チャレンジ」作品発表のコーナーに。今回のお題は1年A組女子6人が仰向けに寝転んでいるエンディングシーンで、ゲスト陣が選ぶ作品賞が発表されることとなった。パステル調の作品やアメコミテイストの作品など、力作揃いの中から選ばれたのは、水彩で淡く塗られた6人に手描き背景で本編名場面などの写真が散りばめられている凝った作品。ゲスト陣からも「ヒロアカが大好きという感じが伝わってくる」という歓声が上がっていた。
新キービジュアル公開を挟んでにぎやかに進められたトークショーもお開きの時間。最後はキャスト陣からひと言ずつご挨拶。トリを務める佐倉さんは今クールでも引き続きの応援を呼びかけたうえで、「今日いただいた皆さんの声援・笑顔で、私達も引き続きアフレコを頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。そしてヒロアカのイベント終わりを締めくくる恒例の合言葉。佐倉さんの「さらに向こうへ!」というかけ声に、会場が一体となって「Plus Ultra(プルスウルトラ)!」と応え、トークショーは大盛況のなか幕を閉じた。
(取材・文/西川マレスケ@TRAP)
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会