ワッキー貝山の最新ガチャ探訪　第6回「あの伝説のキンケシが復活！ そして、飛び出す標識も登場！ 今月も見どころ満載のガチャ事情」

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No.13立体ピクトグラム　立体交通標識　200円　エポック社

コレ、すごい発想ですよ！

普段見ている標識を立体にしてみよう！ なんて、普通考えます？ まさにカプセルトイの世界でやらねばどこでやる！ そんなアイテムです。

本商品は全6種。まずはひとつずつチェックしてみましょう。

①    動物が飛び出すおそれあり

街ではあんまり見たことがない標識からスタート！鹿が立体で飛び出してるよ～！これはインパクトありますね。立体にすると、サファリパークに迷いこんでしまったかのような錯覚を覚える注意喚起看板です。

②    道路工事中

労働者の鑑！ 一生懸命に土を掘ってます。ずっと眺めていると、この方の家族構成はどうなの？ お給料はいくらもらっているの？ この仕事は何年やっているの？ ついつい、そんなことを考えちゃいます。

③    学校、幼稚園、保育所等あり

この2人はどんな関係なのか？ たぶん兄妹ですよね。立体になると、お兄ちゃんはひと昔の小学生のフォルムなのが丸わかりですね。学生帽が時代を感じちゃいます。よく見ると、背中側も確認できます。お兄ちゃんがリュックを背負い、妹は手提げカバンを持っています。標識から飛び出ると普段は見ることができない部分もチェックできて何だか得した気分です。

④    歩行者横断禁止

紳士が立体になると堂々感が半端ないです。わかってますか？ 横断禁止ですからね？ そんなに胸張って、ゆったりと渡ったらダメですよ！ って注意しちゃいたくなります。おまけにブルーマンなビジュアルで、なんだか不気味です。

⑤    歩行者専用

これ！ これですよ。「誘拐犯と子どもの姿」なんて怖い都市伝説もまことしやかにささやかれていますが、実際のところ、この2人はどんな関係でしょう？ 立体になるとより謎めきますね。親子であってほしい！ でもお子さんはなんか嫌がっているようにも見える……。やっぱり怖い！ いろいろと想像してしまいます。何はともあれ安全に道を渡ってくださいね。

⑥    横断歩道

これは先ほどの「歩行者横断禁止」とは違いスマートに渡っていて、好感を持てますね。紳士の鼻歌も聞こえてきそうだ。

いや～、道路標識についてここまで解説することもなかなかないですよね。

ともあれ、平面のものが立体になると、こんなにもドラマ性が増すものなんですね。

なおこのシリーズは、高さ3センチ程度でこじんまりしているので卓上にピッタリ！ オフィスワークに疲れたら、立体標識で癒されてください。また、通い慣れている道で立体標識を使って写真を撮ってみれば、摩訶不思議な1枚が生まれるかもしれません。ぜひお試しあれ！

それにしても、日常の何気ないものを切り取るのが上手なエポック社さん！ 次回もギャフンと言わせてください。期待しております!!

©EPOCH

＜プロフィール＞

ワッキー貝山

フリータレント兼ガチャガチャコレクター（カプセリスト）

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版！インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」（双葉社）「日本懐かしガチャガチャ大全」（辰巳出版）などの関連本を出している。