ZAQ、上坂すみれと豪華コラボ！ 内田真礼がニューシングル「+INTERSECT+」をリリース

カップリング曲は、私と「すみぺ」がお互いをほめ合っている曲です

── カップリング曲はZAQさんの作詞・作曲で、上坂すみれさんとの共演という豪華な曲です。タイトルは「魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー」と、これまた“らしい”なと（笑）。

内田　この曲は、ひと言では言い表せられない曲ですね。とにかく、すみぺとのかけ合いが面白いんです。タイトルから察していただけると思うんですけど、私とすみぺの関係を、ファンタジーの世界に置き換えた内容になっていて。よく聴くと、ちょっと恥ずかしいくらいにお互いをほめ合っている歌詞なんです。

── 「魔女になりたい姫」と「姫になりたい魔女」というのは、それぞれ、どちらのことなのでしょう？

内田　姫が私で、魔女がすみぺですね。お互いに憧れを持っている関係性で、それぞれ違う立場なんだけど、どっちもいいよねと。私とすみぺは性格も趣味も全然違うんですけど、仲がよくて。「なぜかはわからないけど、あなたのことが好きだよ」という私たちの気持ちが、そのまま曲になっています。

── 上坂さんとも、「中二病でも恋がしたい！」からのお付き合いですよね。一緒に遊びに行ったりされるんですか？

内田　現場で会ったらしゃべったり、たまにご飯に行ったりしますが、基本的にはそんなにくっついている感じではないですね（笑）。でも、「声優さんで誰と仲がいいですか？」と聞かれたら、すみぺと即答すると思います。そんな、大人同士のいい距離感です。

── 先ほどおっしゃっていましたけど、たしかにお2人の趣味はまったく違いますよね。

内田　すみぺが読んでいる本とか、私は全然わからないですし、私が好きな野球も、彼女は全然わからないと思います。お互いに、「最近これが好きなんだ」っていうと、「へえー」って引き気味に答えるといったように…（笑）。でも、深く掘り下げていくと、「あれ、こんなところに共通点があるんだ」と気付かされることもあったりするんです。それで意外と話が続くんですよね。2人で何時間も話したがあります。

── 趣味が違うのに、それだけ話せるということは、仲がいい証拠ですよね。

内田　まったく違う2人なんですけど、「一緒にいようよ」って言いたくなる相手で、これからもその関係は続いていくのかなと思っています。

── そもそも、今回、上坂さんとのコラボが実現したきっかけは、なんだったんですか？

内田　「コラボやりたいね」って、2人で夢みたいなことを話していたら、オトナの人たちに動いて頂けて決まりました。しかも、ZAQさんに作っていただけるということで、絶妙のタイミングだったと思います。

── さらに、7月12日にキングレコードからリリースされる上坂さんのシングルにも、お2人のコラボ曲が収録されると。

内田　はい。そちらは、すごくすみぺっぽい曲になっています。最初に聴いた瞬間から、「うわぁ、尖ってるー」って思いました（笑）。ぜひ、私のシングルと聴き比べてみてください。

内田真礼プロフィール

12月27日生まれ。東京都出身。
2010年に声優デビュー。2012年に、「さんかれあ」（散華礼弥）、「中二病でも恋がしたい！」（小鳥遊六花）でヒロインを演じ、注目される。2013年に声優アワード新人女優賞を受賞。
2014年4月に、1stシングル「創傷イノセンス」（TVアニメ「悪魔のリドル」オープニングテーマ）で、アーティストデビュー。2015年12月には1stアルバム「PENKI」を、2017年1月11日にはミニアルバム「Drive-in Theater」をリリースした。
7月には、ワンマンライブ「UCHIDA MAAYA LIVE 2017 +INTERSECT♡SUMMER+」を東京、大阪で開催。8月には、「Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-」への出演も決定。アニサマにはデビュー以来3年連続の出演となる。


■5thシングル「+INTERSECT+」

〈収録曲〉
01. +INTERSECT+
02. 魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー feat.上坂すみれ
03. +INTERSECT+ (Instrumental)
04. 魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー feat.上坂すみれ(Instrumental)

〈初回限定盤DVD〉
「+INTERSECT+」Music Video他
※初回限定盤には、フルカラーブックレットも封入

■UCHIDA MAAYA 2nd LIVE 「Smiling Spiral」

〈Blu-ray&DVD共通仕様〉
・特製三方背ケース
・特製デジパック
・ライブフォトブック

（取材・文／鈴木隆詩）