中二病感全開!?　激しく、妖しくも美しい、elfin’、2ndシングル「Luna†Requiem～月虹の宴～」インタビュー！

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みゆみゆの中二病指導で、メンバーも学習！

──今出てきた表情やフリなどはMVでも楽しむことができますね。そのMVの撮影はいかがでしたか？

一同　……楽しかった～……！

辻　私は月明かり風な光の中で、ヴァンパイアが何かにすがっているという演技をするのがすんごい楽しかったです。もう中二病バリバリで、自分に酔いに酔いました（笑）。

花房　今回のMVでは、扉を開けるときに3人でelfin’フィンガー（親指と小指を立てる手のサイン）をするシーンを撮っていただいたんですけど、本当に物語のようなセットの中でやらせていただいたのが嬉しかったですね。ほかに、演技をしながら3人で物語を作っていくのも楽しくて、幸せでした。

高橋　私はダンスパートが本当に楽しかったんですけど、スチール撮影のときに固まってしまったんです。カッコつけた表情をすることになったんですが、今までそういう表情を作ったことがなくて……。

辻　無表情ではないけれど、ちょっとほくそ笑んでるというか。

高橋　そういう表情を今までしたことがなかったので、途中までは何を考えているのかわからない表情になっていたんですが、リーダーが（そういう表情を作るのが）めちゃめちゃ上手で、最後はリーダーの顔を見ながらやっていました（笑）。なので、ジャケット写真とかを見る時は「できたね！」って思っていただければ。

──今回はリーダーの辻さんが、ほかのおふたりを中二病な世界観に導いてくれたわけですね。

高橋　3人で歌詞を見ながら、1行ごとに「ここはこういう感情」って書き込んでいったんですけど、私たち2人（花房＆高橋）は「ここはこういう場面で、こういう感情」ってメモ書きするんですけど、みゆみゆは細かなニュアンスだったり中二なワードがいっぱい出てきたりして、「これがあちらの世界の方なんだ」って思いました。歌詞の内容についても私は言葉で説明するんですけど、みゆみゆは絵で説明してくれるんです。それがわかりやすくて、「考えるんじゃない、感じるんだ」って思いながらやりました。

辻　想像力を刺激する曲ですからね。だから、「ここは月が出ていて、教会の上にヴァンパイアが立っていて。でも後ろに月が出ているから逆光で顔が見えない」とか、「そこから花吹雪が出てきて、オープニングに入る！」みたいな説明してました（笑）。

一同笑

花房　さすが先生！

elfin’の原点ともいえる1曲「BE FREE」

──カップリング曲「BE FREE」は、グループとしてはけっこう前から歌われている、ライブ定番曲ですね。今回、改めて音源になるということで思い入れはあるんじゃないでしょうか。

高橋　思い入れはありますね。

辻　私としては、この曲はライブだけでしか聴けない曲として歌っていたんです。でもファンの方から「一番好きなのが『BE FREE』なんだよね」っていう多くの声を聞いていたので、皆さんにはお待たせしましたという気持ちでいっぱいですし、私たちとしてもCDに入れていただけて嬉しいという気持ちがいっぱいです。

──みんなでもっと高みを目指すぞ！ という強い思いが感じられる歌詞ですが、歌っていて気持ちも入っちゃうのでは？

高橋　パフォーマンスとかでも歌詞の意味を考えると、ふと「いい曲だな～」って思ったりします。この曲にはポイントがありまして、この曲にもelfin’ フィンガーが出てくるんですが、それがファンの皆さんとelfin’はつながれるよっていうポーズなので、ライブなどに来ていただいた時は、皆さんにもやっていただきたいです。

辻　それこそelfin’ フィンガーが生まれたのってこの曲からなんです。そこから「私たちelfin’はこの手の形で、皆さんとつながっていこう」という意志もあって、ある意味私たちの原点とも言える曲になっています。

花房　この曲を始めて披露させていただいたのが1年半ほど前なんですけども、その時から応援してくださっている皆さんと、私たちとスタッフさんとともにがんばって歌ってきた大切な曲です。

辻　ある意味かっこよく、前向きな歌詞だけど最初は不安もある。でも最後のサビで、「BE FREE」という気持ちを前面に出して、表情も明るくなるというのを3人で統一しています。

花房　なので、ライブでは3人の表情にも注目していただけたら。そしてCDでは、3人がそれぞれ声に乗せて表現したものにも注目して、思いを感じてほしいです。