アーティストデビューから2年、成長した姿と「これから」が同居した「早見沙織コンベンションライブ2017」!

2017年06月01日 19:390

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この日だけのスペシャルアレンジで生まれ変わったシングル曲たち

 

ライブは早くも後半に突入。

 

「特別なアレンジの曲を用意しました」

 

という早見さんの言葉とともに、この日のためだけに用意された、特別アレンジのシングル曲が披露される。

まずはデビュー曲「やさしい希望」からスタート。ポップできらびやかなイメージの原曲だったが、この日のアレンジはオシャレなボサノバ・アレンジ。早見さんもシェイカー片手に、ゆったりと歌い上げる。グッとアットホームな雰囲気に会場が包まれたかと思うと、アウトロでいきなりバンドメンバーが「ハッピーバースデー」の演奏をスタート。

この演出は早見さんも知らなかったようで、思わずびっくり! そして、ステージ上に26歳の誕生日を祝うバースデーケーキが運び込まれてきて「わっ!」と、これまた驚きの声を上げてしまう早見さん。嬉しいサプライズ演出に、「ライブで祝っていただけて、ありがとうございます」と感謝を述べつつ、「今年の目標は、“ワクワクする”なので、日々を大事に、1日1日を過ごしていきます」とコメント。大きな拍手が会場を揺らした。

 

そんな素の表情をみせて観客をなごませてくれた早見さんだが、この後に歌った「Installation」では、アーティストとしてのすごみを見せてくれた。ピアノの伴奏に合わせて、グッと感情を抑えるような歌声を聴かせるバラード調の1コーラス目に対し、2コーラス目に入ると激しくかき鳴らすアコースティックギターによる情熱的なアレンジに変貌。終盤の大サビでは、全ての感情を爆発させたかのようなパフォーマンスを披露する。その姿は、ただただ圧巻。今回のライブのハイライトをあげるとするなら、間違いなくここだっただろう。

 

この日最後に披露されたのは、トークステージでも紹介された新曲「夢の果てまで」だ。

「大正浪漫」という言葉を髣髴とさせるレトロな雰囲気を漂わせつつ、どこか情緒的な色彩を帯びる楽曲は、まさしく竹内まりや節。それを歌う早見さんのボーカルもまた、跳ねるようなスタイルで、主人公・紅緒のはつらつとしたキャラクターをイメージさせる。新たな名曲の誕生に、観客も思わず嬉しくなるようなお披露目であった。

 

アーティストデビューからちょうど2年で開催された、今回のコンベンションライブは、早見沙織さんがこれまでに培ってきたものの大きさと、これから見せてくれるであろう新たな作品への期待に満ちた充実の内容であった。彼女が作り出す「ワクワク」に、これからも目が離せない!

 

(Photo/西原史顕)

 

 

<「早見沙織コンベンションライブ2017」セットリスト>

1.NOTE

2.eve

3.ESCORT

4.レンダン

5.やさしい希望

6.Installation

7.夢の果てまで(新曲)

 

【CD情報】

■「夢の果てまで」/早見沙織

・発売日:2017年11月8日(水)

・発売元:ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント

 

【「劇場版 はいからさんが通る」作品情報】

・前編タイトル:劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~ 

・後編タイトル:劇場版 はいからさんが通る 後編 ~東京大浪漫~ 

・公開時期:前編 2017年11月11日(土)/ 後編 2018年公開予定

 

 

画像一覧

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上映開始日: 2017年11月11日   制作会社: 日本アニメーション
(C) 大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会

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