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キャストとファンの絆を実感した生アフレコ&ゲーム!
大いに盛り上がったところで、お次は生アフレコのコーナーへ。しかしコーナー開始直前、内山さんから「いつもの私たちでやっていいのかな?」の不穏なひと言に、観客席からは大きな拍手が巻き起こった。ここではお客さんたちの期待通り、シーンをそのままアフレコするのではなく、キャスト陣が考えてきたネタとアドリブ満載の生アフレコが披露された。「Pretty Days」で描かれた綾の水蓮女学院合格発表の帰り道のようなしっとりとしたシーンですら爆笑シーンに変えられており、台詞が飛び出すたびに会場からは笑いと拍手が送られた。今回は残念ながら療養中のため不参加だった綾役の種田梨沙さんの台詞との噛み合わせが秀逸な、非常に練りこまれた4人の脚本は素晴らしいのひと言に尽きる。そして、そんな遊びを受け入れるファンの愛情もあって、アフレココーナーは終始大盛り上がり。なお、最後にはしっかりと原作者・原悠衣さんへの謝罪も行われた。
生アフレココーナーが終わると、シノ部・部長である田中さんから「忍とたわむれる会」開催の宣誓がなされ、内山さんがMCを務めるゲームコーナーが始まる。最初は「きんモザオリンピック」をテーマに西さんが考えてきたストーリーのイントロダクションの一部が隠され、そこにどんなワードが入るかキャストたちが当てるというゲームが行われた。西さん考案のストーリーは、各キャラクターのイメージにぴったりはまる内容だったこともあり、田中さんが一発で当てると、続く内山さん、東山さんもノーヒントで当てることができた。
次のゲームは、番号の振られたボックスに西さん、田中さん、東山さんの3人が入り、内山さんからの質問への解答をもとに、どの番号に西さんがいるのかを観客が推理するゲーム「西様を探せ」……の予定が、西さんの提案で田中さんがいるボックスをあてる「田中様を探せ」に急遽変更されてスタートした。キャスト側が負けた場合は罰ゲームが用意されていたのだが、ボックスに入る3人は勝つ気満々。しかし、ボイスチェンジャーで面白ボイスに変わった3人が繰り出す珍解答や、料理が苦手という内山さんをいじる解答など、思わず吹き出してしまう解答が続出。
結局、観客チームはどのボックスに田中さんがいたのかを当てることはかなわず、キャスト陣の勝利に終わった。ということで罰ゲームもなしかと思いきや、またも西さんが暴走。昼の部でもキャスト陣が勝っていたことから、罰ゲームが何だったのかお客さんに知ってもらおうと提案し、結局キャスト4人はヒップホップダンスや相撲ダンスなどバラバラのジャンルを選んで曲に合わせて踊る罰ゲームをする羽目になってしまった。
続いて、客席にマスクや、キャストが描いた忍のお面が配られ、演者がチームに分かれてそのマスクやお面をつけたお客さんたちを探す「Pretty Festival」と題されたゲームがスタート。忍チームには西さんと内山さん、アリスチームに田中さんと東山さんに分かれキャスト同士の対決となった。中には金髪のウィッグなどもあり自前の毛なのか、配られて被っているものなのかかなりわかりづらかったようで、客いじりの勢いも徐々に加速。客席と出演者たちの距離が縮むのが感じられる素敵なひと時となった。ちなみに結果はというと、数々の苦労を強いられたにもかかわらず両チームとも同点に終わってしまった。
そして、最後のゲームは大きなゴム風船を客席でリレーさせて、再びステージに戻す「大玉祭り」だ。各チームの持ち玉は2つで、先ほどのゲームと同じく、忍チームとアリスチームがそれぞれ観客たちに指示を出して客席の前から後ろへ、そして後ろから前へと結構な距離をリレーさせるのだが、この巨大ゴム風船が非常に弾みやすくて制御が難しいうえ、片方でも破裂させたら失格という厳しいルール。残念なことに途中までは優勢だったアリスチームの風船がひとつ割れてしまい、忍チームの勝利に終わった。忍チームの西さんと内山さんには、忍が描かれた「きんモザオリジナル草加せんべい」が進呈され、ゲームコーナーは終わりを迎えた。