ワッキー貝山の最新ガチャ探訪 第1回「人力車と花粉とさかなクン……バラエティ豊か過ぎるガチャの世界」

2017年02月21日 16:030

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

No.2 花粉ストラップ(キタンクラブ)300円

こちらは「コップのフチ子さん」の大ヒットで、カプセルトイ業界を牽引するキタンクラブの商品。会社の所在地は恵比寿で、社内は沖縄のリゾート風できれいな感じ。こういう環境なら、柔軟な発想でガンガンハチャメチャな商品を生みだせるなあなんて思ってしまいました。

さて、そんな同社ですが、春近し……ということで、なんと花粉をフィギュア化! 実はキタンクラブは、万人が苦手とするものをストラップにするのが超うまい会社なのです。過去には毒キノコやフジツボ、クラゲやウミウシなど、さまざまな動植物をカプセル玩具化。特にトカゲやヘビ、カエルは十八番ですね。そして、それらをストラップにしちゃう。今回の花粉フィギュアは、あまりにも本物にそっくりで業界を騒然とさせた山菜ストラップでのノウハウが存分に生かされており、そのクオリティにも期待感が高まります。

本来、花粉はミクロのサイズですが、それを3cm大に拡大! リアル造形! だそうです。拡大するなって言われそうですが……。そこを「手のひらサイエンス」という副題でフォローしているところにすごくセンスを感じます。愛あるこだわりです。妥協のない造形のおかげで、実に気持ち悪い外見で、見ているとなんか鼻がムズムズ、目がかゆくなってきそうです。カプセルに同梱されているミニブックには、関東地方の花粉飛散カレンダーなるものも載っていて楽しく商品作りをしているなあと感じます。

ラインアップは全6種。彩色はかなり派手ですが、配色はあくまでイメージだそうです。オレンジ色のヒノキは、血しょう板の様な造型が気持ち悪い! イネはなんか女性のおっぱいみたいです。マツは緑色のクラゲみたいで、空気包まできちんと再現されすごい作り! カリフラワーみたい。ヨモギは紫色の種子が3つ、花粉には見えないな。何か躍動感があるぞ。台紙にドーンと掲載されているのが赤紫色のブタクサです。全面ブツブツで、これに取りつかれたらやばいぞと思える破壊力満点のビジュアルです。スギは日本で一番症状が多い花粉。緑色で白い斑点が芸の細かさを感じますね。ゴムの質感が非情に素晴らしい~。中が空洞になっているので、触ると気持ちがいいのよ、これ! 花粉に悩まされている時に「この野郎~!」なんてにぎにぎしていたら、少しは症状がやわらぐ気がするような? ちなみに全種とも吊り下げるためのヒモが付いています。携帯に付けようかな? バックに付けようかな? いずれにせよ、これは目立つ! 「それナニ?」って会話のネタにもなるよね。

 

というわけで、花粉の時期に備えて店先で見かけたらまずはガチャろう! そして花粉症に打ち勝とう! ある意味逆療法! 押忍!

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