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MVでは、首を斬られるかと思いました(笑)
──「MY LIBERATION」は、ナノさんらしい力強い曲ですよね。作曲編曲は、おなじみのWEST GROUNDさんです。 ナノ いつもの躍動感がありつつ、キャッチーな曲になっていると思います。最初に聴いた瞬間に、「これだ!」と思いました。特にサビは印象的で、自分の頭の中で何度もループしました。
──作詞はナノさんです。どのようなイメージで書かれたのでしょうか? ナノ 「チェンクロ」の世界から一番強く感じたのは、自分の秘めている力を解き放つ、ということで、それをテーマに詞を書いていきました。
──「天命を振り解いて」や「この未来が滅びてしまうくらいなら」という部分は、「チェンクロ」の世界観に直接繋がっているように感じました。 ナノ 資料を読んで、作品世界を想像していると、自分の頭にキーワードが降りてくるという感じでした。自分の感覚がいつもとは違う形で刺激されたので、歌詞も今までの曲とは違う印象になっているかもしれません。「チェンクロ」の世界観と、自分のリアルな人生が結びついて、この歌詞ができ上がりました。「チェンクロ」の曲であるという部分と、アーティスト・ナノの曲であるという部分が、同じくらいの配分で入っている曲ですね。
──タイトル通り、解放のイメージ、ポジティブなイメージに包まれた曲ですね。 ナノ そうですね。歌っていても、ものすごく解放された気分になるんです。みなさんにも、解放を感じていただきたいです。
──Music Videoも公開されましたが、2人の男たちの殺陣の中で歌う姿が、すごくかっこよかったです。 ナノ 剣で戦う人たちとマイクで歌う自分が融合するという、不思議な映像になりました。殺陣によって楽曲に躍動感がさらに加わって、自分としてはすごくうれしいでき上がりです。
──殺陣の中で歌っているシーンは、リアルに撮影したんですか? ナノ はい、あれは合成ではなく、本当に殺陣の中で歌いました。画面には出てないと思うんですけど、内心は、当たっちゃうんじゃないかとドキドキでした。専門の方々なので、そんなことは起こらないはずなんですけど、ここで首を斬られて、アーティスト生命が終わっちゃうんじゃないかと思いました(笑)。
──たしかにどんなに信頼を置いていても、周りで剣を振り回されているのは怖いですよね。 ナノ しかも監督からは、「激しく動いてくれ」と言われてて。自分がちょっとバランスを崩したら、危険なことになるんじゃないかと。でも、そのギリギリ感があったからこそ、いい映像になったと思います。マイクで剣と戦っているような気持ちで臨みました。