【コメント・キャラクター紹介】(※敬称略)
・黒髪の乙女役:花澤香菜
<コメント>
大学生の時、森見先生の文章がとても好きで、原作のあの語り口に笑いながら、あっという間に読み終えてしまいました。今回、私が“乙女”を演じることと、小説がアニメ化されることを同時に伺ったので、同時に驚いて、とにかく万歳でした!“乙女”というキャラクターは、面白いことに夢中になって、色んなこと体験して吸収するタイプ。そんな彼女が“恋愛”をしたら、どうなるんだろうというところを、是非見守っていただけたらと思っています。
天然・乙女な女子大学生。かなりの酒豪。オモチロイことが大好きで好奇心旺盛さゆえ、いろいろなことに巻き込まれてゆく。
・学園祭事務局長役:神谷浩史
<コメント>
森見登美彦先生の文章がそのまま動き出したような湯浅監督のフィルム世界の住人の声に選んでいただけたことを非常に光栄に思います!想像を遥かに超えているにも関わらず「そうそうこんな感じ!」とまるで答え合わせをしているような錯覚に陥る不思議な映像体験でした!事務局長は原作のエッセンスを膨らませていただき、相当に愛すべき人物になっていると思います!その部分に苦労させられましたが…今から完成が楽しみです!
学園祭の事務局長。美形で女装癖があり、幾多の男性を無謀な恋路へと翻弄してきた。先輩の数少ない友人であり、乙女への気持ちを知る一人。
・パンツ総番長役:秋山竜次(ロバート)<コメント>マネージャーから声優のお仕事の話が来ましたと言われた時、「役は…人間?」と聞いたんです。これまでライオンとか“人間じゃない役”が多かったので「人間です」と言われた時は、正直ほっとしました。続けて「ちなみにどんな役?」と聞いたら「パンツ総番長です」って。いやいや確かに人間だけども、パンツ総番長って!!役作りは大変でしたが、意外にも僕が演じた“パンツ総番長”はとても一途で、ロマンチストで、愛嬌のあるキャラだったので、演じていて、凄くやりがいはありましたね!
ある願いを叶えるまでパンツを履きかえないという願掛けをしている大学生。ロマンチスト。先輩の友人。
・樋口師匠役:中井和哉
<コメント>
台本を読んで難しい役だと思い、アフレコに臨んでホラやっぱりと思いました。世俗から解き放たれているようで、割合しっかり現実を生きてる。不思議な天狗を演じているようで、ただの学生のような気もしてきました。藤原啓治さんの樋口なんか見なきゃよかった。あれ最高ですから。でも、悪戦苦闘はしましたが、監督が辛抱強く導いて下さった私なりの樋口なので、完成を楽しみにしたいと思います。
「天狗」を自称する神出鬼没の男。常に浴衣を着こんで悠然と構えている。