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ゆがんだ愛情表現を、歌詞に書きました(笑)
──2曲目の「YuRaYuRa」について、教えてください。
春奈 この曲はハイスピードなロックで、ちょっとセクシーな雰囲気になっています。「狂想リフレイン」という、ギターロック系のライブで歌うとすごく盛り上がる曲があって、その作曲者のSakuさんの曲です。今後のライブで披露するのが楽しみですね。
──作詞は、春奈さんとSakuさんの共作ですね。
春奈 小悪魔的な女子をイメージして作詞しました。今まで私が作詞させていただいた曲は等身大の春奈るなを表現していて、いつも見守っているよとか、音楽で君の背中を支えますという内容が多かったんですけど、今回はまったく違うアプローチでした。自分とは違う女の子を、想像力でひねり出したという感じですね(笑)。スナイパーになって獲物を狙っている、狩猟的な恋をする女の子です。
──でも、女の子らしいかわいい部分もありますよね。
春奈 女の子らしさは大事にしました。セクシーだけど、そんなに大人びてはいない子で、ちょっとメンヘラ入ってますね(笑)。
──はははは(笑)。
春奈 好きすぎて自分が壊れそう、みたいなところもそうですし、「その首に見えない糸を絡ませて」とか「身体ごと 全部 縛り付けてしまいたい」とか、相手を縛って自分のモノにしたいというゆがんだ愛情表現が出てきます(笑)。
──なるほど(笑)。こういう歌詞って、妄想全開で書いている時は楽しかったのではないですか?
春奈 楽しいですね! 非現実の部分が多ければ多いほど、妄想しやすいというか。二次元でこういうシチュエーションってありそうだな、とか考えながら書きました。
──春奈さん自身の感覚とは違うと?
春奈 でも、私も、もし自分が好きなアニメキャラクターが現実にいたら、ずっとそばに置いておきたいです(笑)。だからグッズ収集しちゃうわけですし、感覚的には近いところもありますね。
──今、一番好きなキャラは誰ですか?
春奈 「おそ松さん」の一松です。去年の秋からずっと一松推しです。
──一松推しは、いろいろなところで発言されてますよね。ちょっと内にこもるタイプがお好きなんですか? 春奈 内にこもっているんだけど、その中ではすごくいろいろなことを考えているという健気さが好きで、「よしよし」ってしたくなるんですよね。
──「YuRaYuRa」の主人公の女の子の恋の相手は、どんな男子をイメージしたんですか?
春奈 ハイスペックな、周りからは頭ひとつ抜きんでている男子です。その男の子はほかの女の子を見ているんですよ。それを奪いたいという。
──たしかに狩猟的ですね(笑)。サウンドもアグレッシブで、かっこよかったです。
春奈 こういうロック系の曲も大好きなので、すごく楽しんで歌えました。
──3曲目の「星空とラブストーリー」は、一転して爽やかな青春ナンバーですね。
春奈 メロディを聴いただけで夕暮れの光景が浮かんできて、甘酸っぱい恋が似合う曲だなと思ったら、歌詞はまさにそういうストーリーになっていたという。秋の季節にもぴったり合っていて、聴くと恋がしたくなると思います。