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ミュージックビデオは、ラストでとんでもないことが起こります
──KOTOKOさんとMAONさんは、ソロパートとユニゾン(一緒に同じメロディを歌う)パートがありますね。
SAT 2人とも声量があって、芯のある歌声を響かせるシンガーなので、ミキシングは気を使いました。
MOTSU 僕はユニゾンが好きですね。すごくよくて、何回でも聴けるなと。でも、たしかに2人ともセンターを張れる存在感のある声だから、ミックスは大変だよね。
SAT そうなんですよ。それはアレンジにも影響していて、2人の声にMOTSUさんのラップが加わると、声がとんでもないことになっているから、演奏は逆に音数を少なくしているんですよね。この曲は、インストで聴くと物足りないくらいなんです。声の猛獣ですからね、この3人は(笑)。
一同 (笑)
──KOTOKOさんとMAONさんは、レコーディングはいかがでしたか?
KOTOKO 私が先の収録だったので、自由に歌わせていただきました。
MAON 私は、KOTOKOさんの息づかいを感じながら歌えたのがよかったです。一緒に歌っているような気持ちになれて、ライブ感のあるボーカルが録れました。
──MAONさんは、KOTOKOさんが書かれた詞を、どう感じましたか?
MAON KOTOKOさんがおっしゃっていたように、「絆」を感じました。人に絶望しながらも人に救われていくところが、「アクセル・ワールド」で心を打たれる部分で、それが歌詞にも表現されていました。家族や友達という大切な人たちを思い浮かべながら歌いたい曲だと思いました。
──完成した楽曲を聴いた第一印象は、いかがでしたか?
MAON すごく新鮮でしたし、想像以上にゴージャスでした。全部盛りという感じです(笑)。
KOTOKO 今まで何度も同性の方とのツインボーカルをやってきたんですが、MAONちゃんのように低音がしっかりとした歌い手さんと組むのは初めてで、声が重なった時の響きがこれまでに感じたことのないようなものでした。すごく面白い組み合わせだったんだなと、改めて思いました。もちろん、SATさんの神ミックスのおかげなんですけど。
SAT 声はもちろん違うんですけど、芯のあるところは同じなんですよね。気持ちのいい重なりになったと思います。
──ド派手なのは曲だけじゃなく、ミュージックビデオもそうですよね。今回はマカオで撮影されたとか。
SAT マカオは旧ポルトガル領ということもあって、西洋と東洋が混じる、不思議な街並みでした。
KOTOKO しかも街中がネオンだらけでギラギラしていて、活気に満ちあふれているんです。街に立つだけで元気になれるような場所でした。
──映像はシックな雰囲気から始まりますが、サビでは衣装チェンジして、メンバー全員がギラギラになっていました。
KOTOKO はい、マカオに負けないように(笑)。
MAON ホテルで着替えて、撮影現場まであの衣装のまま歩いて移動したんですけど、あんな派手な衣装にも関わらず街にとけ込んでいました。
SAT ギラギラの衣装の撮影は、ホテル・リスボアというマカオの象徴的なホテルの前でおこないました。マカオと言えばここという場所なんですけど、映像の最後では、とんでもないことになっていて(笑)。
MOTSU 何が起こってるのかは、DVDで確認してほしいですね。あのシーンに、あえて説明のテロップを入れたワケがわかっていただけると思います(笑)。
──4人がリムジンに乗って、楽しそうにパーティーをしているカットもありましたね。
MOTSU リムジンのシーンは楽しかったですね、めちゃくちゃゴージャス感があって。僕らがファンの方々の代わりにぜいたくに遊んで、マカオの魅力をリポートしているような感覚がありました。
KOTOKO リムジンなんて、普段、絶対に乗りませんから。
MOTSU 乗らない、乗らない(笑)。みなさんの代表として、謹んで楽しませていただきました(笑)。