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──TVアニメはクライマックスに近づいていますが、改めて振り返るとどのエピソードが印象的ですか。
福山 第1期に生徒たちと先生の関係が深まるのは完了していて、第2期からは生徒たちが自分たちで能動的に動いて、先生が方向修正するようになりました。なので、第2期6話「ビフォーアフターの時間」が、先生が生徒を叱る集大成というか象徴の回になっていて、これ以降先生と生徒の関係に大きな変化が出てくるので、この回は印象に残っていますね。
水島 僕はカエデによって先生の過去が明らかになったエピソードですかね。これ以降、E組の生徒たちが"先生のために"という強い意思を持って、恩返しをしようと成長していきますよね。また、「先生を暗殺することこそが、先生から教えてもらったことで、恩返しにつながるんだ」と、自主性を持って行動しているのがすごく印象深かったです。
──普段、映像配信サービスは利用されますか。福山 個人的には利用していませんが、友人が使っているのを見てすごい利便性があると感じています。現場なんかでもよく先輩が使っているのを見せてくれて、スマホやタブレットで出先で見れることに驚きました。つい先日までDVDを全部買っていたので、最近は動画配信サービスにすごく揺れ動いています。
水島 僕は以前までケーブルテレビを利用していましたが、最近周りでそういったサービスを使っている人を見ると、新しい時代なんだなって感じますね。特に、「見たいものが好きなだけ見られる」というところに魅力を感じていて、夜中に見出したら止まらなくなって、夜ふかししちゃうんじゃないかと心配になりますね(笑)。
福山 あとは配信だからこそできる作品が多く、今後もプラットフォームが増えていくにつれ、作品数もさらに多くなるんじゃないかと期待しています。もっともっと普及して、可能性が広がるのが非常に楽しみですね。
──「暗殺教室」を見返すときはございますか。福山 第2期が始まる前に、自分がそれまでどういうやり方でやっていたのかを確認するため見返しました。それは、第2期も同じようにやるためではなくて、落差を出したかったんです。第1期で徐々に信頼関係が築かれていく感じを、グラデーションづけるよう意識したのに対して、第2期では"一足飛び"にやりたいなっていうのがありました。
水島 僕は自分の出演がないまま時間が経ってしまったときに、周りのキャラクターがどうなっているかを確認するために見返したりします。竹林が登場しなくても、他のE組生徒が成長していると思うので、みんなと一緒に成長するためには、周りの成長も見ないといけませんよね。
──最後に、dTV会員の皆様にメッセージをお願いいたします。水島 今回dTVで独占配信という形で、映像化できたことがすごく嬉しいです。こういう画期的な新しい取り組みを通じて、動画配信サービスに興味を持ちましたし、今後も色々なことができる可能性を持っていると思うので、別の作品でも関わりたいですね。原作ですごい人気のあるエピソードでも、TVでは放送できなこともあるので、こういった機会が増えるのは、ファンにとっても私たちにとっても非常に嬉しいことだと思います。
福山 見たいものをその場で見れるというのは、作り手にとっても非常にありがたいことで、自分たちの欲求を満たしてくれるサービスが登場してくれて恩恵が大きいですね。ゴールデンタイムや深夜放送という枠組みがシームレスになっているので、TVで見れない人にも届けることができて、今後のクオリティ向上のためにも、どんどん国内でサービスが広がればいいなと思います。また、dTVをはじめとした各サービスの独自コンテンツが非常に楽しみで、それぞれの色を持ったコンテンツが増えれば、エンタメ業界全体が盛り上がると思います。ぜひとも、「暗殺教室」もまた違った形でもう一度やりたいです!
★「暗殺教室 第2期 課外授業編」は映像配信サービス「dTV」にて配信中。全8話(1話約5分)毎週金曜日更新。
サイトURL:http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0004049