佐賀アニメ「有田の初恋」「武雄の大楠」、キャスト発表! 下野紘×早見沙織、東山奈央×島﨑信長

2016年02月04日 19:320

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ポニーキャニオンより、佐賀県を舞台にした新作アニメのキャストとコメントが発表された。

 

これは、佐賀県内各地を周遊するきっかけにしてもらおうと佐賀県文化課が企画している10分程度のショートアニメ。「約束の器 有田の初恋」は有田を舞台にした青春ストーリーで、監督は西村純二さん、脚本は小柳啓伍さん、脚本協力は岡田麿里さん。「冬の誓い 夏の祭り 武雄の大楠」は武雄の大楠に見守られる2人の物語で、監督は西村純二さん、脚本は和場明子さん、脚本協力は岡田麿里さん。ともに制作は、セブン・アークス・ピクチャーズ。

 

今回、キャストが判明。「約束の器 有田の初恋」は、有田焼の職人を目指す高校生・内山淳が下野紘さん、幼なじみの秋野奈緒役が早見沙織さん。「冬の誓い 夏の祭り 武雄の大楠」は、武雄の高校に通う高校2年生・山口凛子が東山奈央さん、地元の荒踊りの指導をしている幼なじみ・颯太が島﨑信長さん。以下、コメント。

公開は、3月12日より佐賀県立九州陶磁文化館と佐賀県立宇宙科学館にて(無料)。また、佐賀県立宇宙科学館では、公開記念イベントとして3月12日に完成披露試写と監督・西村純二さん(佐賀県出身)によるトークショーが行われる。応募は特設ページ(http://www.saga-s.co.jp/meguru-anime.html)から。

 

質問内容:1)佐賀県に来たことはありますか。あれば何かエピソードを。ない場合は佐賀県に対するイメージ(収録前)をお答えください。

下野紘:佐賀県を訪れたことはないので、有田焼や有明海、佐賀牛などが有名ってことと、『水曜どうでしょう』という番組で、吉野ヶ里遺跡のオリジナルな語呂合わせが出てきたということと、番組スタッフの嬉野さんの出身地ってことぐらいしか分からないです。でも、知らない・行ったことない土地だからこそ、行っていろんなことを確かめたいです!
早見沙織:佐賀県に行ったことはまだないのですが、焼物など伝統工芸がさかんなイメージがありました。
東山奈央:九州には行ったことがあるのですが、佐賀県にはまだ行ったことがないんです!私が小学生のときに、佐賀県出身のお笑い芸人「はなわ」さんの歌が流行ったんです。私も友達と真似をして「エスエージーエー、さがッ!」と楽しく歌っていた記憶があります!
島﨑信長:佐賀にはまだ行ったことはないです。イメージとしては、月並みですが、はなわさんの佐賀県の歌が一番印象に残っています。後は伊万里焼や有田焼など、焼き物のイメージがあります。


質問内容:2)映像を見て、台本を読んで佐賀県に対するイメージは変わりましたか?
下野紘:TVなどで『何もないところ』って言われたりしていますが、アニメの映像などを観る限り、そんなことはないと思いました。ボク自身、旅行に行くと、観光地で遊ぶというよりも、その土地の風景や町並みなんかをゆったり眺めつつ散策したりするので、むしろ行ってみたいという思いが強まりました。
早見沙織:今回の映像によって、これまで気がつかなかった佐賀県の魅力を見つけられました。映像の中には、実際に佐賀県で撮影された写真たちを落とし込んだシーンも沢山ありました。そこに描かれる建物や伝統工芸は勿論素敵ですが、何気ない街並みを切り取ったシーンにも味わいを感じました。なんとなく、時間がゆっくり流れているように感じられる映像だと思います。また、現場の差し入れとして佐賀のお菓子や食べ物を頂いたので、現場でも佐賀の空気を感じました。
東山奈央:こんな美しい風景が日本にあるんだ!と驚きました。アニメにも出てくる「荒踊り」の起源や「陶山神社」にある踏み切りがドラマティックで、現場でも大盛り上がりでした!アフレコで深川芹亜ちゃんから有田焼のスプーンをもらって、我が家で活躍してくれています!
島﨑信長:実際にある建物や風景、文化を反映させた作品だったので、とてもイメージが膨らみました。特に「荒踊」に関しては、アフレコ現場でも話題になって、調べてみると元々は戦勝祝いに足軽たちが即興的に踊ったことが起源であったり、他にもたくさんの興味深いエピソードがあって、すごく知的好奇心をくすぐられました。


質問内容:3)下野さん演じた「内山 淳」はどんなキャラクターですか?
下野紘:淳は、一見ぶっきらぼうな雰囲気があったりしますが、ただ不器用なだけで、実は優しく、真面目な少年です。ヒロインのために、有田焼の茶碗を作ることに必死になり、それゆえ頑固になってしまう一面が、本当に不器用だなと。それと同時に、歯痒さを感じてしまったりしましたね。いやぁ、青春ですな・・・。
早見沙織:奈緒は、明るく素直な女の子です。屈託なく誰とでも仲良くなれるタイプなのかな、と思いました。幼なじみの淳に健気にアタックする、可愛らしい部分が魅力だと思います。
東山奈央:幼馴染みの颯太にそっと想いを寄せる、星が大好きな女の子です。自分の気持ちをはっきりと伝えられない大人しい性格で、颯太との会話も多くありませんが、それでもお互いに理解しあっている様子が微笑ましく、もどかしかったですね。「銭太鼓」を持つ小さい凛子も可愛いです!
島﨑信長:ぶっきらぼうであまり口数が多い方ではなく、言葉より行動で示すタイプです。でも熱い思いやしっかりとした芯を持っていて、何だか古き良き日本男児といった印象で、とても格好良い男の子です。恋に関してはちょっと不器用で、でもとても一途だったりするところもすごく好感が持てました。

 

質問内容:4)作品の中で印象に残ったシーンは?
下野紘:作画全体がすごいなって思いましたね。ボクが印象に残っているシーンは、流れる川の中に割られた茶碗が映ったシーンと主人公やヒロインが会話してるシーンです。背景の美しさやリアルさがすごかったし、キャラクターたちもそれに負けじと本当に豊かな表情を見せてくれて・・・そんな中で収録出来て、ホント楽しかったです!
早見沙織:ラストシーンです。青春を感じます。二人のやりとりもさることながら、長い階段と鳥居、通り過ぎる電車と線路など、シーンを引き立てる背景がとても素敵でした。あとは源右衛門窯のシーン。このシーンが、物語を動かす契機にもなっていますし、源右衛門窯の中の様子が繊細に描かれていて惹きつけられました。
東山奈央:武雄の大楠が、樹齢3000年というのに驚きました。紀元前から生きている大樹だなんてすごいですよね。アニメの中でも幻想的に描かれています。縁結びのスポットでもある大楠のもとで果たして凛子たちの関係がどうなるのか、注目していただきたいです。
島﨑信長:やっぱり颯太と凛子の告白のシーンでしょうか。お互いずっと想い合ってて、大切にしてて。でもだからこそなかなか踏み出せない、伝えられない。そしてついに…というところで、颯太ではなく凛子の方から決定的な言葉が飛び出す、といのが何だか二人の関係性を表してる気がして、ちょっとクスッとなりました。自分から言うつもりが凛子に先に言われてしまって、「えっ!?」って動揺する颯太が好きでした(笑)。

 

質問内容:5)このアニメをご覧になる佐賀の皆様へメッセージをお願します。
下野紘:今回、佐賀県出身でないボクが淳役を演じることになり、最初はビックリしてしまいましたが、すごく嬉しかったです。とはいえ、本当に関わりがないというのも寂しいので『約束の器 有田の初恋』に携わった者として、是非とも佐賀に遊びに行きたいです!なので、関係各所の皆さま、ひいては、佐賀県の皆さま!!イベントなり、企画なり、どんな形でも構いません!ボクたちを、佐賀に連れてってください!!よろしくお願いします!!
早見沙織:今回の「佐賀を巡るアニメーション」二作品には、実際の佐賀の街並みをそのまま描いたシーンが盛り沢山に詰まっています。この映像が地元佐賀の皆様にとっても、また佐賀を訪れる方にとっても、佐賀を再発見するきっかけになると嬉しいです。ぜひ、お楽しみください。
東山奈央:今回のアニメに関わらせていただいて、佐賀県にはたくさんの特徴的な文化や名産があって、それを佐賀の方々が大切にされているということを知りました!アニメを通して佐賀県にお邪魔させていただいたような気持ちです。すごく素敵なところで、心が洗われるようでした!ありがとうございました!!
島﨑信長:「佐賀県を巡るアニメーション」お楽しみいただけましたでしょうか。僕は自分の地元、宮城県に関する作品を見ると、すごく嬉しくて心があたたかくなります。佐賀県の皆様にも、この作品でそんな気持ちになっていただけていたら嬉しいです。今回この作品で、間接的にですが佐賀の素敵な景色や文化に触れることができました。いつか僕も佐賀県に訪れて、実際に素敵な景色や文化を堪能したいと思います。その時はどうぞ、よろしくお願い致します!


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