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「BEAUTIFUL≒SENTENCE」は“刺さる”曲を目指しました
──「トリニティセブン」はエンディング・ソングも作業量が多かったと思います。全12話でなんと4曲のEDが流れました。
石川 僕らは前に「アキカン!」というアニメで、12話全てのEDを変えるというのをやっていまして。
フジムラ その時は、曲は同じでアレンジを12回変えたんですけどね。
松井 毎週シメキリが来るというのはキツかったですね。週刊連載かと(笑)。
フジムラ 今回はキャラクターに合わせて、デュエットで4曲というオーダーでした。さらりと、さも4曲作るのが当たり前のように言われましたね(笑)。
──TECHNOBOYSならやれるだろうと(笑)。それぞれの曲を振り返っていきたいのですが、まずは1曲目、メイガス・トゥー【浅見リリス(CV.原由実)&神無月アリン(CV.内田彩)】のTheme1「BEAUTIFUL≒SENTENCE」。
松井 1曲目なのでインパクトのあるものを作ろうという思いがありましたね。ある意味、一番わかりやすく刺さる曲を意識しました。
石川 “刺さる”だって(笑)。
一同 (笑)
松井 (指差して)シバク。
フジムラ (笑)。4曲ある中で、やっぱり1曲目がEDの代表格と捉えられるだろうと思ったので、TECHNOBOYSらしさを詰めこみました。アナログシンセのソロもガンガン入っていて、すごい音数になっています。
松井 ラップを入れたいというディレクションもありましたね。
フジムラ あれはディレクションではなく強制命令です、佐藤プロデューサーからの(笑)。
松井 オレら、ラップ感あったか? と(笑)。「YO!」とか言ったことあったか? と(笑)。
──(笑)。原由実さんと内田彩さんのボーカルの印象はいかがでしたか?
石川 原さん好きですね。レコーディングでの根性がすごかったです。「もう1回やらせてくれ」と何度もくらいついていて、それこそロックですよ。
松井 原さんと内田さんでキャラクターが全く違うので、デュエット曲らしさが出ました。原さんの歌声は色っぽいですし、内田さんは本人のイメージとは違う淡々とした歌い方がよかったですね。
──そしてかなりの早口で歌っています。
石川 これを滑舌よく歌うというのは、まさにプロの仕事です。2人ともすごいですよ。