週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2015年4月第4週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2015年05月02日 12:000

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■汁なし担担麺と小麻婆丼のセット@雲林坊 秋葉原店







1,150円。

靖国通り沿いのJR高架下にある担担麺屋。「神田雲林」の姉妹店で、汁あり担担麺、汁なし担担麺、麻婆豆腐などが主力。四川系なのでデフォで辛めだが、辛さ控えめなどのリクエストも可能。以前は単品830円~/セット1,050円~だったが、消費税アップの影響か100円ほど値上げしたようだ。

 

今回も、「汁なし担担麺と小麻婆丼のセット」を注文。「汁なし担担麺」は、汁あり(細麺)とは異なり、弾力のある中太麺を使用。ストレート麺だが、あらかじめタレと良く絡めてある。タレは、トウガラシによる辛味はもちろん、中華山椒によるシビレも強く、スパイシーな仕上がり。具は、甘辛味付けの味噌ひき肉、刻みネギ、ナッツ類、青菜など。ゴマやナッツによる香ばしさと甘味も強く、スパイシーなタレと混ざることで濃厚な味わいとなる。「小麻婆丼」は、担担麺以上に刺激的。底に大量のラー油が溜まるほどで、辛味もシビレも強力。余ったライスを担担麺のタレと混ぜて食べても旨い。その他の付属品は、中華スープと漬物。どちらもていねいに作られていて、上品な味わいとなっている。

全体量はまずまずだが、辛味による満腹感が来やすいので、コストパフォーマンスは悪くない。一方、味は優秀。単に辛いだけでなく、香ばしさ、甘味、食感なども活きている。ただ、本格的な仕上がりであるゆえにクセも強い。筆者のように病みつきになる人も多いだろう。

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