【アキバこぼれ話】手軽にデータを取り込めるカメラ式3Dスキャナ「SCANIFY」が受注販売中
【アキバこぼれ話】は、取材時にアキバ総研スタッフが見つけた、ちょっと気になるPCパーツやデジタルガジェットなどをご紹介する不定期連載コーナーです。
PCと接続するだけで手軽に3Dデータがスキャンできる、カメラ式3DスキャナFuel3D「SCANIFY」が、オリオスペックにて受注販売中です。
「SCANIFY」は、異なる角度に取り付けられた2つのカメラで撮影した立体データと、3か所の高出力光源で測定した色や質感などの測光データを組み合わせて、3Dデータとして出力するUSB接続の3Dスキャナ。
なお、もともと医療用(人が対象)の3Dスキャナとして作られたため、有機物(人体や動植物など)や、石造建築物、布などのスキャンに適しており、逆に反射する物体や単色・無特徴な物体(壁など)、突起(鉛筆など)などには不向きとのことです。
主な仕様は、本体サイズが255(幅)×245(奥行き)×35(高さ)mmで、重量は520g。接続インターフェイスがUSB2.0。電源は付属のACアダプタor専用バッテリー(別売)。スキャン機能は、スキャンボリューム:35cm、3D解像度:最大0.25mm、最大データ誤差値:2.50mm、平均データ誤差値:0.30mm。3Dデータの出力フォーマットは、OBJ、STL、PLYとなっています。
製品ラインアップは、スキャナ本体に、ACアダプタ、ポインタ、USBケーブル、撮影ソフトをセットにした「SCANIFY スタンダードパック」と、スタンダードパックに専用ソフトケースやバッテリー、合成ソフトウェアを追加した「SCANIFY フルパック」の2モデルが用意されています。
価格は、「SCANIFY スタンダードパック」が240,000円(税抜)、「SCANIFY フルパック」が300,000円(税抜)で、納期は3~4日とのこと。
私もオリオスペックさんの店頭で実際に3Dデータを作成する様子を見せていただきましたが、まさにデジカメで写真を撮影する感覚で「こんなに手軽に3Dデータが作れるの?」と、ちょっとビックリ。個人で購入するにはなかなか勇気のいる価格の製品ですが、ご興味のある方は、ぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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