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「プリパラ」はメンバーの絆がさらに深まった、愛着ある作品
──昨年から「プリパラ」で、6人揃ってレギュラー出演されてますが、その感慨などはありますか?
茜屋 アフレコ現場では声優としてブースに入るので、i☆Risとはまた違った感覚で、お互いに(声優として)リスペクトする部分もあったりします。
──役者とアイドルとのスイッチが切り替わる感じですか?
6人 切り替わります。
若井 ほかの声優さんたちもいらっしゃるので……。もちろんチームワークとしても大事なんですけど、1人の声優であることを意識して収録にのぞんでます。
芹澤 「みんなで同じアニメに出たいね」とは言ってたんですけど、まさかデビュー2年で叶うなんて思ってもみなかったので、すごくうれしかったです。もちろん不安もあったんですけど。「プリパラ」が始まってからはメンバー同士がさらにお互いに尊敬し合うようになって、また絆が深まった気がします。
山北 私は元々、すぐ緊張しちゃうほうなんですよ。ましてやアフレコ現場の(収録中の)空気って緊張感があるんですね。特に本番中は音を立ててはいけないですから。でもi☆Risのみんながいっしょの現場にいてくれることによって、ちょっといつもよりも安心してアフレコをすることができます。そのおかげか、最近はようやくアフレコ現場にもなじんできたので、ここから声優として羽ばたいていきたいと思っています(笑)。ですから、i☆Risには感謝してます。
久保田 アフレコ現場では確かに1人ひとりの声優なんですけど、やっぱり2年半いっしょにやって来たからこそ、同時に言うセリフは合わせやすいですよね。そうやって息が合うのは、i☆Risとして活動してきたからこそっていうのがあるのかな? っていうのを、本当に実感してます。演じているキャラクターがみんなで一斉に言うセリフもあるので、そこは(i☆Risの活動で)自然とそろうようになってきたんだなぁと思います。
澁谷 私が演じるドロシーが登場したのは2クール目からだったんですけど、それまでもアフレコを見学させてもらっていたんです。そこでずっと見てきた分、ようやく出られた! っていううれしさがやっぱり大きかったです。私にとって「プリパラ」が初めてのレギュラーであり、メインキャラでもあったので、そこでのプレッシャーもあったんですけど、その分キャラクターをすごく愛してるんですね。愛しすぎた結果、自分がもはやドロシーみたいになってきちゃった部分があって(笑)。そこはメンバー全員同じだと思うんですよ。そんな風に全員で愛情注いでいる作品になっていると思います。
──「プリパラ」は小さい女の子向けの作品ですが、そろって出演されたことでi☆Risとしての活動に何か変化はありましたか?
山北 ライブイベントに、小さい女の子がお父さんやお母さんといっしょに来てくれることが増えました。その姿に周りのi☆Risファンの人たちも癒やされてるみたいな(笑)。それで、ライブの会場もほんわか温かい空気感が生まれて、なごむ感じになりました。
芹澤 それから、小さなお子さんからよくファンレターをいただくようになりました!
久保田 そう! 来るの!!
芹澤 「憧れていて、私も声優になります!」って書いてあったり、トモチケが同封されてたりするんですよ。そういうのを見て、感動するしうれしくなります。
茜屋 私も、こういう活動をすることで小さい子たちに夢を与えられたら……っていうのを、自分の目標にもしていたので、「プリパラ」で本当に自分も夢を叶えてもらいました。この作品には本当に感謝してます。
若井 小さい子のファンが増えるのは、大人のファンの方々に応援してもらうのとは、また違ったうれしさがありますよね。私たちがこうした活動をすることで、何かきっかけを子供たちに与えることができるのは、本当にうれしいです。アイドルアニメですから、小さい子たちが「プリパラ」を見て憧れて、一歩踏み出してくれることが、私たちの最大の喜びでもあるので。こういう作品に携われたことが本当にうれしいですし、感謝です。
久保田 自分も小さい頃にアニメを見ていて、大人になってもその頃に見ていたアニメの曲って覚えてるじゃないですか。実際、私もそうなので。だから今「プリパラ」を見ている子たちが大きくなったときに、「懐かしいね!」って「Make it!」やキャラクターソングを歌ってくれるのを想像するだけで、幸せなんですよ。それと子供からのファンレターに、「そふぃさま だいすきなんです」ってひらがなで書いてあると、うぁ~って感激しちゃって……。ちっちゃい子に夢を与えるって、こう言うことなんだなって、感じます。
澁谷 私には小学3年生になる弟がいるんですけど、学校でどうやら「プリパラ」ブームが来てるらしいですよ。地元でもゲームの筐体の前にすごく並んでる光景を見るようになっていて。でもその前を通っても、子供たちから「ドロシーの人だ!」とか言われたことはないんですけど(笑)。むしろ「テンションマックス!」とセリフをちらりと言ってみても「似てる~」としか言われなくて……。
山北 (ボソッと)やったの?
久保田 ホントにやったの!?(一同・ザワザワ)
澁谷 白状します! 原宿に“プリズムストーン”っていう「プリパラ」のお店があるんですけど、あそこにプライベートで1人で行って、「ドロシーだよ!」って言ったことがあるんですよ。
他5人 プププ(笑い堪えて)……ヤバイヤバイ!(失笑)
澁谷 そしたら、お店にいた小さい女の子3人に「似てる~!」って笑顔で言われたんです。
一同 (笑)
澁谷 で、「あ、ありがとう。よく言われる」って……そう答えるしかないですよね(笑)。でも、そうやってセリフを言ってもちゃんと反応してもらえるくらいに、「プリパラ」も浸透してきているし、それといっしょにi☆Risが歌う「Make it!」「ミラクル☆パラダイス」とかも小さい子にも聴いてもらえるようになったのは、とっても大きいなぁと思っていて。幅広い年代、老若男女問わず、愛されるi☆Risでいたいと思います。